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はやて「ともかく、そうこうしてる間にもシンはむこうの世界でフラグをたて取るのかもしれないんやろ?いてもたってもいられへんやなか!」
ティアナ「ええ、たしかにそれはそうですね。」
フェイト「そう、そう、そう、そう、そうよ!」
なのは「・・・いたんだフェイトちゃん。」
フェイト「ついさっき来たんだよ。みんな酷いよ!私を置き去りにして!ここしばらく便乗が出来なくて私がどれだけ寂しかったと思ってる
の!」
なのは「・・・まだ5時間くらいしかたってないんだけど。」
はやて「・・・なんか中毒症状に似てるな。」
????「ごちそう、さまと。おいしかったわ♪」
シン「それじゃあ、俺はこれでいくからな。」
????「あ、ちょっと待ちなさいよ。随分つれないじゃない。私トレンツの泉に行ってみたいの。付き合ってよ。」
シン「・・・なんなんだ。まあ、仕方ない今日は付き合うか。」
運命「ま、待ってください主。トレンツの泉って・・・。」
ライズ「あら、シンじゃない。何をしているの?」
シン「あ、ライズ。」
ライズ「そっちにいるのは・・・プ、プリシラ・ドルファン!」
シン「プリシラ?」
運命「ドルファン国の王女様のお名前ですよ。でも本当にそうなんでしょうか?こんなのが。」
プリシラ「い、いやあねえ、な、何をいっているのよ。私はそんな人じゃないわよ。」
シン「そうだよな。こんなところに王女様がいるわけないよな。いたとしてももっと気品とかあるはずだし。」
プリシラ「・・・久しぶりに死刑台が活躍しそうね。」
ライズ「・・・それで何をやっていたの?」
シン「ああ、それは・・・。」
プリシラ「永遠の愛を誓おうとしていたところよ。」
ライズ「・・・なんですって?」
運命「続くのです。」
617
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ライズ「・・・どういうことなの?シン。」
シン「いや、俺たちはただこの後トレンツの泉にいこうとしてただけで・・・。」
運命「あの・・・主。トレンツの泉というのはデートスポットのひとつでコインを投げ入れると願いがかなうとされています。そこに男女二人で
行くということは・・・。」
シン「・・・よく知ってるな、運命。」
運命「パンフレット読んでましたから。」
ライズ「どこ見てしゃべってるの?シン。そう、トレンツの泉にね・・・。」
プリシラ「そうよ♪二つ返事でオーケーしてくれたんだから♪」
シン「ち、ちょっとまってくれ!俺はトレンツの泉のことを知らなくて・・・。」
ライズ「・・・。」
プリシラ「フフフ・・・あなた達恋人?」
ライズ「・・・何をいっているの。」
プリシラ「だってあなたが私をすごい目でみるから♪」
ライズ「!それは・・・その、あなたが・・・!」
プリシラ「フフフ♪今日は楽しめたしここら辺で帰るわ♪シン。」
シン「え?」
プリシラ「あなた気に入ったわ♪今月の・・・10月の26日は空けておきなさい♪いいことがあるわよ。」
シン「いいこと?」
ライズ「(10月の26日というと王女
誕生日・・・それなら・・・。)」
はやて「なんとかして起こす方法はないものやろうか・・・。」
フェイト「無いものかしらね♪」
ティアナ「お目覚めのキスは・・・。」
フェイト「それが良いかもね♪」
なのは「だめだよ、いつまでたっても誰がやるかで決まらないし。」
フェイト「そうよ、そうよ♪」
はやて「今までの鬱憤を晴らすように便乗しとるな、フェイトちゃん。」
リィンⅡ「続くのです♪」
628
617
運命「主様~。招待状がきてます。」
シン「えーっと、なになに。今度の10月26日、つまり明後日か、に行われる王女誕生日会にあなたを招待いたします、アイスのお礼よ、
と。」
運命「王女誕生日会!すごいですね。」
シン「本当に王女様だったのかよ・・・。」
運命「人はみかけによらないものですね。」
そして当日、城への途中の道
ライズ「あら、シンじゃない。ひょっとして王女誕生日に招待されたのかしら?」
シン「ああ、そうなんだ。」
ライズ「それなら私を一緒に連れていって欲しいわ。そういう場所に興味あるのよ。」
シン「そうだったのか。じゃあ一緒に行こうか。」
ライズ「ありがとう。服はなんとかするわ。」
運命「(どう見ても待ち伏せして着替えの準備までしてあるじゃないですか。相変わらず鈍いお方です、主は。)」
はやて「なんとかしてむこうの様子を知りたいものやな・・・。」
シャマル「出来なくはないですよ、はやてちゃん。」
はやて「え?」
シャマル「魔力を媒介にして少しの間だけむこうの様子を映像で見ることなら出来ます。でも本当に少しの時間ですし、ひょっとしたらお風呂を
してるときの映像がでてしまうかも知れません。」
はやて「お、お風呂やて!是非とも・・・もとい少しでもむこうの様子がわかれば十分や!」
なのは「はやてちゃん、目が血走ってるよ。」
シャマル「じゃあ、ちょっとやってみますね。」
シャマルの魔力を媒介にして映像が浮かび上がる。
はやて「あ、シンや。シンが歩いとる♪」
ティアナ「で、でも・・・となりに女の子も一緒に歩いてますよ!」
なのは「三つ網で、物静かそうだけどかなりきれいな子だね・・・。」
フェイト「本当ね♪まあスタイルなら私の敵じゃないね♪」
はやて「あ、あの浮気者・・・やっぱりこんなことに・・・!」
なのは「は、はやてちゃん?」
はやて「もうこうなったら直接たたきおこしたるわああああああああ!」
リィンⅡ「続くのです♪」
635
628
シン「ん?」
ライズ「どうしたの?」
シン「なにか俺が危ないことになってるような・・・。」
ライズ「?なにをいっているの?」
プリシラ「ようこそ、私のお誕生日会へ♪・・・この前の方もご一緒のようで。どうしたのですか?お連れの方の顔色が優れないようですが?」
ライズ「申し訳ありません、プリシラ王女。なにぶん緊張しているもので。」
プリシラ「緊張だなんて・・・今日は無礼講ですのよ。」
ライズ「ありがとうございます、私は飲み物をとってまいります。」
シン「本当に王女様だったんだな、あんた。」
プリシラ「驚いた?それはそうと・・・シン。」
シン「?」
プリシラ「私が誘った誕生日会に別の女の子連れてくるなんていい度胸してるんじゃない・・・?」
シン「え?ええ?」
ライズ「飲み物をお持ちしました。プリシラ王女。」
プリシラ「おほほほほほ!今日は楽しいですわね!シン!」
ライズ「乾杯をいたしましょう。プリシラ王女の好きな赤ピュエリもございます。」
プリシラ「まあ、3色のピュエリではありませんか。私は赤ピュエリが好きなのですが・・・シン、あなたにあげるわ。おいしいのよ、これ♪」
シン「へー、そうなんだ。じゃあ遠慮なく・・・」
ライズ「!ち、ちょっと・・・」
シンは赤ピュエリのグラスを取り、口をつける。
はやて「シン!おきるんや!はやてちゃんは今泣いているんや!浮気されるのがいやで今泣いているんやぞ!なぜそれがわからないんや!」
なのは「お、落ち着いて・・・。」
はやて「起きないというなら・・・私はシンを打つ!」
はやての平手が眠れるシンに向かって振り下ろされる。二つの世界の異なる瞬間が今重なる。
リィンⅡ「続くのです♪」
643
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シンが口をつけたグラスから赤い液体を流し込もうとした瞬間
『とっとと起きんかい、この浮気者おおおお!』
意識を大きな声が揺さぶり、衝撃が響く。
シン「(な、なにが・・・?)」
倒れていく身体、手からこぼれ液体をぶちまけるグラス、そして・・・
シン「(・・・ライズ・・・。)」
いつもからは想像も出来ないほどに狼狽した少女。涙をにじませ、倒れていく自分に向かって必死で手を伸ばしている。
その瞳を見るのがシンはやけに辛かった。
シン「はっ!ここは・・・?」
なのは「ほ、本当に起きた・・・。」
はやて「愛の勝利やな♪」
ティアナ「暴力の間違いだと思うんですけど・・・。」
シャマル「気がついた?シン君。あなたは今まで意識だけで別の世界にいっていたのよ。なんとか戻ってこれたみたいでよかったわ。・・・顔に
は大きな手形がついちゃってるけど。」
はやて「よかった・・・シン。心配したんよ?」
シン「俺は・・・。」
はやて「シン?」
シン「俺は・・・むこうに戻らなきゃいけないんだ!」
周囲『ええええええええええええ!』
はやて「な、なんやってええええ!」
リィンⅡ「シン君から爆弾発言が飛び出したところで続くのです♪」
650
643
シン「俺は・・・まだむこうの世界でやり残した事があるんだ!あいつを・・・あいつを・・・!」
その瞬間シンの左ほほに衝撃がはしった。
はやて「人が・・・どれだけ心配したと思っているんや?そんなに、そんなにあの子のところがいいんか!」
シン「・・・。」
はやて「知らないとでも思ってたんか?こっちでも見えとったんや!シンがあの三つ網の子と一緒にいるのを!」
シン「・・・。」
はやて「そんなに・・・そんなにあの子がいいんか?もう行ったら戻ってこないんか・・・シン。」
シン「・・・俺は必ずここに戻ってきますよ。ここが俺の
今の居場所です。」
はやて「それならどうして・・・。」
シン「あいつは・・・あいつは・・・レイと同じ眼をしてるんだ。悲しみを封じ込めた瞳をしてるんだ・・・力になってやりたいんだ!」
はやて「シン・・・。必ず帰ってきてくれるんやな?・・・信じていいんやな。」
シン「ええ。俺は必ずここに戻ってきますよ。あんた達の所に。だから・・・。」
はやて「わかった。もうとめへんよ。・・・不承不承やけど。帰ってきたらまたケーキを付き合ってもらうで。」
シン「ええ。」
はやて「・・・うん。」
ちなみにそのころのCE
キラ「も、もういやだあ!君は一体なんなんだ!」
レイ「フフフ・・・。」
アスラン「キラ、助けに来たぞ!レイ、お前といえど俺達二人相手なら・・・。」
レイ「フフフ・・・俺好みの展開だぜ?」
アスラン「な、なんだと!」
レイ「お前達を倒す俺の必殺技・・・その3。」
キラ「も、もう嫌だ!アスラン、あいつの動きなんかMSの動きじゃないんだ!」
アスラン「な、なんだって?」
レイ「いっとくが俺は最初から最後までクライマックスだぜ!」
タリア「ああ・・・なんかMSの人差し指を相手に突きつけてるわね。あれって結構難しいんですよね。」
議長「うむ。いちいちそういう風に操縦しなきゃいけないからね。最近の彼はなんか無駄に派手な操縦をしたがるというか・・・テロメアも伸び
たしどうしたというんだろうね・・・。」
リィンⅡ「続くのです♪」
660
650
シン「ここは・・・?」
ライズ「よかった・・・起きたのね。」
シン「ライズ・・・。」
ライズ「1日の間目を覚まさないから心配したのよ。一回、なんかあなたがこのまま消えてしまいそうな気がして・・・。変よね・・・そんなこ
とあるわけ無いのに・・・。」
シン「・・・ありがとうな、ライズ。」
ライズ「いいのよ・・・悪いのは私なんだから。」
はやて「シン・・・。」
なのは「今度はみんなで一緒にケーキを食べるわけだねー。楽しみだなー。」
はやて「・・・なんやて?」
ティアナ「当然ですよ。待ってたのも心配したのもみんななんですから。」
はやて「え、ええ?」
フェイト「シンも『あんた達』っていってたしね♪」
はやて「ち、ちょっと!」
シャマル「まあ、遅くてもこっちの世界では明日中には帰ってくるでしょう。楽しいお茶会になりそうだわ♪」
はやて「ち、ちょい待ちいいいいいいいいい!」
シン「1月の25日に舞台公演?」
ライズ「ええ・・・私の友達が出ることになって・・・。も、もしよかったら一緒に・・・。」
運命「あっちの世界もこっちの世界もたてこんできたところで今宵はここまでにしとうございます、という所です。明日以降に続くのです。ライズさん編もいよいよ終盤。あと少しお付き合いください♪」
731
660
ライズ「あら、ソフィア。おはよう。」
ソフィア「おはようございます。ライズさん。ライズさん、最近変わりましたね。なんか柔らかくなったというか。」
ライズ「そうかしら?」
ソフィア「ええ。時たま一緒にいるのを見かけるあの男の人の影響ですか?」
ライズ「さ、さて何のことかしら?」
ソフィア「(赤くなってる・・・。こんなライズさん初めて見た。)実は今度、今月の・・・1月の25日に舞台公演があるんです。私端役だけ
ど初めて出られるんです。」
ライズ「あら、そうなの。よかったわね。」
ソフィア「それで・・・もしよかったら見に来てもらえませんか?ライズさん。チケット送りますから。」
ライズ「ええ、是非行かせてもらうわ。」
ソフィア「あの黒髪の人と一緒に来てください。2枚チケット送りますから♪」
ライズ「な、なにを言って・・・でもありがとう。」
シン「1月の25日に舞台公演?」
ライズ「ええ・・・私の友達が出ることになって・・・。も、もしよかったら一緒に・・・。」
シン「1月の25日っていうと来週か・・・ああ、大丈夫だな。一緒に行こう。」
ライズ「それじゃあ当日シアターの前で待ち合わせをしましょう。」
はやて「好き嫌い好き嫌い好き嫌い・・・」
ティアナ「なに固まってるんですか。待ったって後2枚しかないのは変わりませんよ。」
はやて「・・・好き、と。」
なのは「2枚同時に引き抜くなんて・・・反則だよ、はやてちゃん。」
リインⅡ「続くのです♪」
736
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ライズ「(一応意識をしないわけでも・・・。)」
3ヶ月前のフラワーガーデン
ライズ「この花はなんていうのかしら?」
シン「それは確かダリア、だったかな。花言葉は確か移り気、だったはずだな。」
ライズ「あら、あなた花言葉なんか知ってるの?」
シン「まあ、少しだけだけどな。ライズこそ女の子なんだから知らないのか?」
ライズ「花言葉?私には縁の無いものね。」
シン「そうなのか。ライズには花とか似合うと思うんだけどな。」
ライズ「・・・貴方が私に花を送るとしたら何がいいと思うかしら?」
シン「うーん。そうだな・・・季節は違うけど向日葵とか。(明るいし。)」
ライズ「向日葵ねえ・・・。」
ライズ「(あの後少し気になって調べたけど・・・向日葵の花言葉って・・・。)」
?????「おやおや。お楽しみのようですね。」
ライズ「・・・血煙。なんのようかしら?」
?????「せっかくお楽しみのようですが、25日にシアターに行くのはおやめになられたほうがよろしいでしょう。」
ライズ「何をたくらんでいるの・・・?」
?????「いえ、ただドルファンに住まう愚者どもに死の鉄槌を、と思いまして。これはあなたのお父君のご意向にもそうと思いまして。」
ライズ「・・・白々しい事を。」
?????「ええ、確かに。本来の目的は別のところにあります。ですが私が愚者どもに鉄槌をと思っていること、そしてそれが貴方のお父君の
ご意向にそうのは事実です。」
ライズ「それで?私にどうしろと?」
?????「当日シアターに行くのはおやめになられたほうがよろしいかと。親愛なる軍団長の娘に傷をつけたくはないもので。」
ライズ「自ら軍団を出奔したくせに・・・。」
?????「フフ・・・確かにそのとおりですね。とにかく伝えましたよ。ああ、それから国立公園と教会にも当日は近づかれないほうがよいで
しょう。標的にはいっていますので。ではこれで。くれぐれもご自分の目的をお忘れになられぬように、サリシュアン。」
ライズ「・・・。」
はやて「帰ってきたらシンに花でも贈ってもらいたいもんやな~。」
ティアナ「黄色いアネモネとかどうでしょう。」
はやて「・・・絶交、やないか、それ。」
リインⅡ「続くのです♪」
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25日にて。
運命「主~。お手紙がきてますよ。」
シン「えーっと。なになに?本日午後0時に爆弾テロが行われます。場所はシアター、国立公園、教会。なお、この情報は近衛にも送ってありま
すがおそらく彼らは動かないでしょう。未然に防がれることをお願い申し上げます、Sより。」
運命「ば、爆弾テロ?本当なのでしょうか?」
シン「待て、シアターには今日ライズと約束して・・・。」
運命「それならまずシアターに行ってライズさんやほかの皆さんにもお伝えしませんと。」
シン「とりあえず急ごう。」
シアターにて
シン「随分人だかりが出来ているな・・・焦げ臭いにおいもする・・・。間に合わなかったのか?まだ時間は・・・。」
運命「あ、タンカで人が運ばれて来ます。」
シン「・・・ライズ!」
シャマル「さて、今日は夜も遅くなってきたしみんな戻って。」
はやて「そういうわけや。部外者はお引取りやな。」
なのは「・・・当然はやてちゃんもだよねえ?」
ティアナ「そうですよ。」
フェイト「そうよ♪そうよ♪」
はやて「妻が付き添うのは当然のことやろ?」
ティアナ「妄想はやめてください。」
なのは「少し頭を冷やしたほうがいいと思うんだ。」
はやて「・・・どうやら決着をつけたほうがいいかもしれへんな。」
リインⅡ「こっちの方も焦げ臭くなってきたところで続くのです♪」
745
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シン「・・・ライズ!」
ライズ「・・・シン。こんなところに・・・いたの・・・。」
シン「・・・しゃべるな!」
不意にシンの腕がつかまれる。
ライズ「私以外の人はほぼ退避させたわ・・・でもまだ・・・国立公園と教会・・・がある。お願い・・・シン。血煙のゼールビスを・・・止め
て・・・。」
看護婦「意識が落ちました!急いで運んでください!」
シン「ライズ・・・。安心してくれ、君が起きるころには全部終わってる。」
運命「主様、頑張りましょう。」
シン「ああ、血煙のゼールビスとかいうやつは俺が倒してやるさ!」
運命「ええ、これは逆にチャンスでもあります!」
シン「チャンス?」
運命「相手はまだこちらに計画が知られたことを気づいていないでしょう。それに乗じるんです!」
シン「つまり・・・。」
運命「そうです!この機に便乗するんです!」
フェイト「はっ!」
なのは「いきなりどうしたの?フェイトちゃん。」
フェイト「今次元のかなたに便乗の気配を感じたような・・・。」
はやて「・・・なんやそれ。」
ティアナ「そんなに便乗がすきなんですか、あなたは。」
リインⅡ「続くのです♪」
750
745
国立公園にて
シン「ここにあるはずだな。爆弾が。しかし結構広いこの公園をどうやって探すか・・・。」
運命「お任せください。主様。」
シン「運命?」
運命「私は最新型のMSですから。」
シン「一応お前この世界では剣をよりどころにしてるんだよな・・・。」
運命「細かいことは気にしないでください。いきますよ・・・。」
運命の背中に光の翼が展開され、超高速で公園を駆け抜ける。
シン「あ、あああ!」
運命「見つけました!主様!ここに不審な箱があります!」
シン「なんて見つけ方だよ・・・。」
運命「解体は難しそうなので爆発しても大丈夫そうな場所に運びましょう。」
シン「あ、ああ。(ひょっとして俺役立たず?)」
教会にて
運命「さっきの要領で行きます!」
運命の背中に光の翼がry
運命「見つけました!大丈夫そうな場所にry」
シン「あ、ああ・・・。」
運命「やりましたね、主様♪これで一躍ヒーローです♪」
シン「ほとんど俺は何もしてない気がするけどな・・・。」
?????「やってくれましたね。」
シン「あんたは、ゼールビス神父・・・そうかあんたが。」
ゼールビス「いかにも。私はヴァルファ八騎の将が一人血煙のゼールビス。腰の重い近衛にしては動きが早いかと思いましたが・・・意外な伏兵
がいたものです。」
シン「・・・。」
ゼールビス「サリシュアンから聞きましたか、私の事を。」
シン「サリシュアン?」
ゼールビス「ええ、貴方がライズ・ハイマーと呼ぶ少女は我等8騎将の一人、隠密のサリシュアン、つまりこの国に仇をなすものですよ。」
運命「続くのです!」
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ゼールビス「おや、貴方はそれを聞いてもなお、私に剣を向けるのですか。彼女はこの国の傭兵である貴方の敵なのですよ?ずっと貴方をだまし
ていたのですよ?」
シン「ライズは止めようとしていたんだ・・・。」
ゼールビス「なんですって?」
シン「ライズはこの事件を止めようとしていたんだ!シアターでは無理をして怪我までして!」
ゼールビス「ほう・・・隠密のサリシュアンともあろうものが腑抜けたものです。」
シン「なんだって!」
ゼールビス「いい事を教えてあげましょう。ここ数ヶ月あなたと過ごす中で彼女は変わっていったのですよ?まるで普通の少女のようにね。花言
葉まで調べるようになっていたのを見たときは笑いをこらえるのに苦労したものです。」
シン「・・・。」
ゼールビス「わかりますか?貴方が彼女を腑抜けさせたのですよ?彼女を今日倒れさせたのは貴方です。」
シン「ゼールビス、あんたって人はあああああああああ!」
シンは剣を構える。かっての怨敵に向けたのと同等の殺意をこめて。
シン「あんたは俺が打つんだ!今日ここで!」
教会を激しい鋼の音が響きわたる。
ゼールビス「ほう、なかなか筋はいいようですね。でも残念ながらまだまだ・・・。」
その言葉とともにゼールビスの太刀筋が鋭さをまし、シンは守勢に追い込まれる。
ゼールビス「八騎将の一人である私に剣で勝てると思いましたか?」
シン「そうやって見下したまま・・・やれると思うなあああ!」
次の瞬間シンの瞳が輝きを失い、それとともにゼールビスの攻撃が全て紙一重でかわされる。
ゼールビス「何!動きが変わった・・・?グッ!」
ゼールビスの肩に何かが直撃し、その体勢が大きく崩れる。
ゼールビス「これは・・・鞘?」
シン「でえやあああああああ!」
次の瞬間に突撃したシンの剣がゼールビスを真正面から貫いた。
はやて「なんか流れにおいていかれてる気持ちがするんやけど。」
なのは「>>750では一言もしゃべれなかったからね・・・。」
ティアナ「ネタキャラには入れない領域があるのでしょうか。」
フェイト「ああ、向こう側の世界でどんな便乗のチャンスがあったのか激しく気になるわ!」
シャマル「きっとこんな感じだから流れに入れないのね、私達。」
リインⅡ「続くのです♪」
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病院にて
看護婦「ライズさんにご面会ですか?」
シン「ええ、そうです。」
看護婦「ライズさんの病室は、・・・の部屋です。励ましてあげてくださいね。それが一番の薬ですから。」
シン「はい。」
運命「さっきの看護婦さんのことなんかいやらしい目でみてませんでした?」
シン「・・・何をいってるんだよ。」
運命「スタイルいい人でしたよね、あの人。主はやはりラッキースケベなお方です。」
シン「どこで覚えてきたんだよ、そんな言葉。」
シン「ライズ、入っていいか?」
ライズ「シン・・・。いいわよ。」
シン「思ったより元気そうだな。安心した。」
ライズ「・・・。ゼールビスから私の事を聞いたんでしょ?」
シン「・・・うん、まあな。」
ライズ「それで・・・私をどうするの?」
シン「・・・別にどうもしないさ。」
ライズ「私は八騎将の一人よ?私を突き出せば貴方はお手柄よ。」
シン「俺はもともとこの国の人間じゃないしな。それに・・・。」
ライズ「?」
シン「ライズは止めようとしてくれただろ?怪我をしてまで。爆弾を。」
ライズ「私は・・・八騎将の一人として生きてきたわ。その生き方に疑問を持ったこともなかった。でも・・・今回は・・・。」
シン「・・・。」
ライズ「変よね・・・この国に対する憎悪を持つ軍団長の・・・父の思いを叶えたいと思っていたのに。」
シン「俺は・・・うまくいえないけど、多分ライズは正しかったんだと思うよ。」
ライズ「・・・そうかもね。」
シン「これからどうするんだ?ライズは。」
ライズ「私は軍団長を、父を探すわ。会っていろいろお話をしてみたくなったの。」
シン「そっか。」
ライズ「それでね・・・シン。」
シン「?」
はやて「シン早く帰ってこんかな~。」
ティアナ「そうですよね~。」
フェイト「そうよ、そうよ♪」
なのは「結局みんないるんだよね。ここに。」
シャマル「シン君が起きたときのために何かおいしいものでも作ってあげたらどうかしら?シン君はこっちの世界では何時間もなにも食べてない
はずだし。」
はやて「!それや!」
ティアナ「あ、ずるいです!」
リインⅡ「いよいよ締めなのです♪続くのです♪」
780
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ライズ「・・・前に私に贈るとしたら向日葵っていってたけどあれはどういう意味なの?」
シン「ああ、それは・・・ライズにはああいう花が似合うんじゃないかな、って。」
その言葉を聞いてライズは少し拍子抜けしたような顔になる。
シン「?どうしたんだ?」
ライズ「・・・もういいわよ。そう、私に向日葵がね・・・。」
シン「ライズ?」
ライズ「ならそういうのを目指してみようかしら。向日葵が似合うような女の子を。」
そういって屈託なく笑った笑顔はまさに太陽の花をシンに連想させた。
シン「(もう彼女は大丈夫か・・・。)」
そう思ったときシンの身体が薄れ始めた。
ライズ「・・・シン?」
シン「実は俺・・・この世界の人間じゃないんだ。そろそろ帰る時間が来たみたいだ。」
ライズ「そう・・・そうなのかも知れない、と思った事はあるわ。ありえない傭兵徴募、突然沸いて出てきた貴方を主と呼ぶ女の子、そしてあの
ピュエリの時・・・馬鹿げてるとは思ってたけどね・・・。」
シン「ごめん・・・黙っていて。」
ライズ「・・・いいのよ。でもこれだけは聞いて。」
シン「?」
ライズ「向日葵の花言葉は『あなただけをみつめている』なのよ。」
シン「そ、そうだったのか?」
ライズ「こんな言葉をいわれたら・・・当分私はあなたの事を忘れられそうにないわ。」
シン「ライズ・・・。」
ライズ「いつかまた会えるといいわね、私達。」
シン「ライズ・・・ありがとうな。」
シンの身体はすでにほとんど薄れてきている。
ライズ「私のほうこそ・・・ありがとうシン・アスカ。」
ライズは飛び切りの笑顔をシンに向けた。
やがてシンの身体は完全に掻き消える。その後、一人になった病室に嗚咽がもれ、それはしばらくやむことはなかった。
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シン「ここは・・・戻ってきたのか。」
シャマル「お帰りなさい、シン君。」
シン「シャマル先生・・・。」
シャマル「どう?もう向こうの世界の子は大丈夫なの?」
シン「ええ、きっと。」
シャマル「そう、じゃあ今度はこっちを頑張らないとね♪」
シン「へ?」
はやて「シン!起きたんやな!」
ティアナ「私達もちょうど準備できたのよ。」
なのは「私達の特製のお料理がね。」
そういわれて運ばれてくるのは強烈な刺激臭を放つ「何か」
シン「あ、あのこれ何を入れたんですか?」
はやて「精をつけてもらおうと思ってな。スッポンにマムシに」
ティアナ「ガーリックにねぎに」
なのは「ニラに」
フェイト「栄養ドリンクその他♪」
シン「(そ、それはもはや料理じゃない・・・。)」
運ばれてくる異様な物体を前にシンは今からでもドルファンに戻ろうかと本気で考えた。
シャマル「まさに一炊の夢、というものかしら♪」
リインⅡ「誰がうまいことをいえとry。それはともかく、これにてライズちゃん編もひとまず終わりなのです。長くなってしまいましたがお付き合いいただきありがとうなのです♪ついついまじめな感じになりがちで女難分が足りなかったのがごめんなさい、と旧氏といわれている
職人が申しておりますのです。レスを下された方々ありがとうなのです♪」
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はやて「せやからな・・・。」
フェイト「うんうん♪」
なのは「でもね、はやてちゃん・・・。」
フェイト「そうそう♪」
シン「フェイトさんって本当に便乗が好きなんですね。なんでですか?」
フェイト「・・・よく聞いてくれたわ、シン。実は私には昔この喜びを与えてくれた人がいたの。その人とは離れてしまったけど便乗をすること
によって、その人のぬくもりを・・・。」
シン「あー、はいはい。もういいですよ。変なうそをつかなくても。」
フェイト「・・・丸っきりの嘘というわけでもないんだけどね。」
シン「え?」
フェイト「なんでもないよ。」
シン「いつごろからフェイト隊長ってあんなに便乗するようになったんですか?」
なのは「実を言うとそんなに前からじゃないんだよね。」
シン「え?」
はやて「そういえばそうやったな。シンが来てからだんだん便乗の回数が上がっていったというか・・・。最近ではやけに楽しそうやし。」
シン「俺が来てから・・・?」
なのは「もちろんシンが来るまでもまるっきりしなかったわけじゃないんだけどね。数年前に一時期すごく便乗してて・・・。」
はやて「その後は多少便乗するくらいやったんよ。」
シン「でもしてたんですか・・・。」
なのは「それでも今ほどじゃ全然なかったんだよね。・・・最近じゃ中毒症状に近い様子も見られるし。」
はやて「次元の彼方でどうこうとかも言い出しとるしな・・・。」
シン「(数年前に一時期便乗をたくさんしてて、俺が来てからまた激しくなった?一体どういうことなんだ?)」
リインⅡ「続きは遅くなりそうですけど続くのです♪」
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その夜休憩室にて
シン「みんな大体自室に引き上げたみたいだな。しかし結局フェイト隊長の便乗の理由はわからなかったな。」
フェイト「気になるわね♪」
シン「・・・便乗しないでください。なんなんですかあんたは。」
フェイト「理由を教えてあげてもいいんだけどな、シンには。」
シン「・・・本当ですか?」
フェイト「もちろんよ♪」
シン「(あれ・・・意識が遠くなってきた・・・この感覚は・・・!)」
フェイト「シン・・・?・・・・しっかりして!・・・シン!」
シン「(フェイト隊長の声が遠く聞こえてくる・・・やっぱりそうか。くそ、今度はどこに飛ばされるんだ?)」
????『つまりそれって・・・』
シン「(誰だ・・・?この女の子・・・フェイト隊長を幼くしたような・・・。)」
シン「(ここは・・・?)」
????「・・・大丈夫ですか?」
シン「え?あ、ああ、だ、大丈夫です!」
不意に響いた気遣う声にシンは慌てて身を跳ね上げる。
フヨン
前にのめらせた顔に何か柔らかな感触が当たる。
シン「(・・・なんだ?この感触は?)」
まだはっきりしない意識の中で自分が何に触れたのかにいぶかしむ。
????「イ、イヤアアアアアアアア!」
響き渡る甲高い悲鳴と同時に自分の左頬に直撃した衝撃によりシンの意識は再び闇に落ちた。
通行人A「続くみたいだね。」
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シン「・・・はっ!ここは・・・?」
????「あ、眼が覚めましたか?」
自分を上から覗き込む女性の顔と自分の後頭部の感触からシンは膝枕をされていることに気づいた。
シン「あ・・・俺膝枕を・・・?どうして・・・?」
????「あ、気にしないでください。・・・私がその・・・失礼なことをしちゃいましたから。」
徐々に覚醒していく意識とともに女性の顔が鮮明になっていく。
シン「・・・フェイト隊長?」
フェイト?「私の名前は確かにフェイトですが・・・。隊長というのは?」
シン「(確かにフェイト隊長によく似ているけど・・・全体的に幼い感じがする。隊長というのも知らないみたいだし、同名のそっくりさんか?
確かめてみるか。)」
フェイト「あ、まだ身を起こさないほうが・・・。」
シン「ここは公園か・・・。あそこのベンチに座っているおじさんはなかなかダンディだな。」
フェイト「そうなんですか?よくわかりませんが。」
シン「・・・。今日はいい天気だな。きっと精霊様がお喜びなんだろう。」
フェイト「・・・あの、少し錯乱してませんか?」
シン「・・・。さて、と。俺はジュースでも買いにいってみようかな。」
フェイト「気をつけてくださいね。場所わかりますか?案内しますよ。」
シン「これだけいっても便乗してこないなんて!確信したよ!君はフェイト隊長じゃない!」
フェイト「は、はあ・・・。」
なのは「あ、フェイトちゃん。何をしてるの?」
フェイト「うん・・・。シンがまたどこかに跳躍してるみたいなんだ。」
なのは「本当に?今度はどこだろう。」
フェイト「・・・さあ、どこなんだろうね。」
リインⅡ「続くのです♪」
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フェイト「それで・・・あなたはどうしてこんなところで倒れていたんですか?」
シン「いや、なんというか・・・急にこっちの方にくることになって・・・。気がついたら倒れていたというか。」
フェイト「お引越しですか?」
シン「いや、そういうのじゃなくて・・・。実をいうとここがどこかもわからないんだ。本当に成り行きでここにきてしまって・・・。」
フェイト「複雑な事情があるみたいですね・・・。私の知ってることでしたら教えてあげますよ。もうすぐここになのはやはやてもくるはずです
し、二人からもいろいろと聞けば・・・。」
シン「・・・なんだって?」
フェイト「あ、すいません。なのはやはやては私の友達なんです。同じ高校に通っているんです。」
シン「・・・ちなみに君の名前は?フルネームで頼む。」
フェイト「え、えーとフェイト・T・ハラオウンですけど。」
シン「(つ、つまりここはフェイト隊長たちが高校生だった時代ということか。あんまり干渉しすぎちゃまずい!。)」
フェイト「それであなたのお名前はなんていうんですか?あ、いきなり立ち上がってどうしたんですか?」
シン「ご、ごめん。俺急用を思い出したんだ!そ、それじゃあ!」
フェイト「そ、そんないきなり。ま、待ってください!」
しかしシンはそれを聞かずに走り出す。
フェイト「(どうしよう、名前がわからない・・・なんて呼び止めればいいんだろう・・・そうだ!)」
シンが一気にスピードを上げようとしたとき、その言葉はとなえられた。
フェイト「待って、あなた!」
周囲『あなた?』
シン「な、なんだって?」
突如響いたフェイトの声にシンの身体は金縛りにされた。
フェイト「フフフ・・・あの時の顔といったら♪」
なのは「楽しそうだね、フェイトちゃん。」
リインⅡ「続くのです♪」
最終更新:2008年07月04日 04:19