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Happy Birthday~シン編~

<シンのバースデー>


シン 「……? なんか前にも9月1日があったような」
伊織 「はぁ? 何言ってるのよ。9月1日は一年に一回に決まってるじゃない」
シン 「そうか、そうだよな……」
伊織 「なにしけた顔してるのよ。この私がわざわざプレゼントを選んであげたんだから感謝しなさいよね。
    にひひっ!」
シン 「なんだこれ?」
伊織 「ちょっと時期は遅れたけど、旬のダージリンよ。一番高いの見繕ったんだから一日百回は私に
    感謝の祈りを捧げるくらいにはありがたく飲みなさいよね!」
シン 「わ、わかった……」
雪歩 「あ、あの! 私からもプレゼントです!」
シン 「え? それって」
雪歩 「私のお気に入りの煎茶です。静岡産のとってもおいしいものなんですよ。もうすぐ秋だし、お茶の
    おいしい季節になりますから」
シン 「あれ? いつも淹れてるのとは違うのか?」
雪歩 「ちょっと高いからいつもは飲めないものなんですけど、だからこういうときにでも」
シン 「へぇ、ありが……」
千早 「シン、私からはこれを」
シン 「ひょっとして、コーヒーか?」
千早 「えぇ。いいエメラルドマウンテンを見つけたから。あまりこういうものを飲める機会もないでしょう?」
シン 「まぁ、それはそうだけど」
伊織 「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! さっきから聞いてれば何? 日本茶やコーヒーなんかより紅茶の
    方がおいしいに決まってるじゃない!」
千早 「……ちょっとまって、水瀬さん。今のは聞き捨てならないわ」
伊織 「ふん! そんな泥水みたいなのより優雅で気品のある高貴な飲み物の方がいいわよね、シン?」
シン 「え?」
千早 「ど、泥水……シン! どちらかといえばコーヒーが好きって言ってたわよね?」
シン 「た、確かにそうは言ったけど……」
伊織 「なっ!? ちょっとシン! アンタこの前「自分で淹れてみると紅茶も好きになりそうだな」とか
    言ってたじゃない!」
シン 「いや、それも本当のことなんだけど」
雪歩 「あの~、私は……」
千・伊『雪歩は黙ってて!』
雪歩 「うぅ~ひどい~」
シン 「っていうかそろそろやめとけって。なんで俺の好き嫌いみたいな話になってるんだ? 俺はこうして
    祝ってもらえるだけでも嬉しいって……」

 -―ガチャリ

P  「いや~ゴメンゴメン。ちょっと遅れたかな……ってまだみんなは揃ってないのか」
シン「プロデューサー」
P  「ま、先に渡してもいいかな。シン君、誕生日おめでとう」
伊織「えっ?」
千早「それって」
雪歩「まさか……」
P  「『今季新作缶コーヒー詰め合わせセット』だってさ。シン君こういうの好きだろ?」
シン「うわ、マジですか!? こんなのあったんだ……」
P  「季節限定のものもずいぶん入ってるみたいだしね。喜んでもらえたかな?」
シン「そりゃあもう! うわ~、この胡散臭い煽り分と甘ったるそうなラベルとかいい感じで……ハッ!?」
三人『…………』

 ――メンバーが集まるまでの間、シンは三人からそれぞれの飲み物の魅力をたっぷり叩き込まれること
になった。

シン「うう、耳鳴りがする。と、とりあえずプレゼント開けてみるかな。どれにしようか……」




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最終更新:2009年03月30日 12:11
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