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コテハン募集氏のアルカナ小ネタ-02

朱鷺宮神依の場合

※レイ「ガン攻めシン?ふはは、リリカめ、やりおるわ」
 リリカ「私じゃないしそれキャラ違うから!絶対違うから!!!」

1

「わふー、シン殿ー、もふもふしてくださりませー」
「お、いいぞ」


関東大崩壊から10日後
シンからの告白で付き合い始めたシンと神衣が公園の野原で座っていた

「・・・ふふ」
微笑む神依。

神衣とシンが付き合い始めたのを都立御苑女学園中に回るまでまだ時間が早すぎる頃。
シンは神依とデートをした。
場所はアミューズメントパークが近くにある東京の自然公園。


神依は時代に追いつけない。
だがしかし追いつけないことがもう一つあった。

それは恋愛沙汰である。

神依は冷静なように見えるが。実際のところは――

(シンの恋人でシンとでぇと・・・!)
内心では、つないでるシンの手の脈が心臓に伝わって体中にその脈の鼓動が走るかのように
緊張をしていた。

このはと、そしてこの場には居ないがエリオと一緒に来てるおかげもあって
それはある程度安らいでいるが、それでも、彼女は乙女である。
千年守も初恋にはついていくので精一杯な状況である。

親しいシンも、それを分かってるから「最初から色々するのは無理だ」と判断して、
恋人としての交流をちょっとずつしている。

それこそ告白の時はキスをしたが、今それを同じ事をしろといわれれば無理である。

「そ、その、シン・・・」
何か、話題があるのか、とりあえずつなぎの話をしようとした時。

「神依さんももふもふしますか?」
「―――っっ!!」

氷のような美貌の顔が赤く染まる。
「わふー、神依様ももふもふされるでござりますー」

そして、その手を頭に乗せる。
シンの手の鼓動が頭から伝わって。そして心臓、手、足、胴体。それら全体に伝わって。

「シ、シン、そ、その。これは」
「何言ってるんですか。恋人だからこれぐらいしても問題ないでしょうに」
シンは確信犯でやっている。間違いなく。
「む、そ、そうなら、私も、その――むむ」
言葉が遮られる。何かをしたかったのだろうか。
そして、シンが時計を見た。

「あ、もうこんな時間か。神衣さん、行きますよ」
「え、えっと、どこにだ?」


「アミューズメントパークですよ」

―――

「ここが、あみゅぅずめんとぱぁくか」

午後2時、彼らはアミューズメントパーク「ポパイ」に行った。
それの目的は遊ぶためだが、シンはもう一つの目的があった。ちなみにこのはは遊園地でエリオと一緒に遊んでいる。

そう、ぬいぐるみである。
神衣は普段隠しているが、ぬいぐるみが好きなのである。そしてUFOキャッチャーにあるのはぬいぐるみ。

シンは神依にプレゼントがしたいのだ。
そしてシンは財布の中身を確認する。中身には100円玉が何枚もある。それらでぬいぐるみをとるのである。

そして神依はやはりフロントガラスごしにあるぬいぐるみにガン見。そこには犬のぬいぐるみが何個か。

「やりますよ、ちょっと待っててください」
「え、その、これはなんだ」

「これはUFOキャッチャーといって、そこにあるぬいぐるみがとれるんですよ」
「そうなのか」
と、聞くと妙に顔が和らぐ。取れるかもしれないのだ、そうなる。

「さて、取りますよ」
と言ってコインを投下。

「まずはこのボタンを押して奥まで移動させて、離して横に移動するボタンを押すんですよ」
「む、やってみるか」
といって、ボタンを押そうとすると

シンが、手を、神依の手と重ねたのである。
「・・・なっ」
「一緒に、取りましょう」
と言ってボタンを押す。この時神依はそれどころではなかった、一言でいえばパニック、目がぐるぐるマークになる勢いである。

悶えていた。神依は悶えているのである。千年守も初恋の初々しい行動には成すすべも無いだろう。

と、そしてボタンを押す。そして犬のぬいぐるみと同じ位置にUFOを下ろす。見事つかみ、そして手に入れた。
「さ、神依さん。それを」
「あ、ああ」
あの緊張から解き放たれたのか、ぼーっとしていた神衣は気を取り直す。そして取り出し口からぬいぐるみを取り出した


その日はとても楽しい時間だったのは言うまでもないだろう。

―――

帰り道寄った公園の丘の上。   午後5時

このはとエリオは電車で先に帰った。その頃の話である。

「シン・・・」

昼間の時、いえなかった事を言おう。それを神依は決意した。
「・・・綺麗な、夕日ですよね」

夕日は赤かった。それだけでなく、暖かい赤色をしていた。
太陽は彼らを暖かく包む、それをしていた。


彼の世界では、この夕日は残酷な光をしていた。
まずは男一人が死に、そして彼の身内は悲しみ、更に死が増えて。
結果、町が死んでしまう事になる

それをさせないが為にシンは元の世界で一生懸命頑張った。
人を殺し、家族を、町を殺してしまう事になろうと。そんなことが無い世界の為に。

結果、今の彼はここにある。その心の傷は六課でほぼ治った――はずだった

怖かった、シンは大切なものを失くす事を。

「・・・シン、どうしたのだ」
「あ、いや、何もありませんよ。ちょっと考え事を」
何も無い、とは言っていたものの、顔が悲しんでいた。

そして、シンと親しい神依は察する。彼が、少し悲しんでいる事を。

「・・・シン」
「なんですか」

「私を、もふもふして、くれないか」

凄く恥ずかしい、だけど、彼の悲しみを失くす為に言葉を言った。
その言葉は凄くたいした事は無いかもしれないが、それでも、言わなきゃいけないかもしれなかった。

「え、そ、その」
と、シンは戸惑うが、そこに。

神衣がシンを抱きついた。
「かむ・・・いさん」
「このままで、頼む・・・」

「何を考えていたか分からない、だが、しかし」

「私は、居なくならない。お前の傍にずっと居たい、そして、ずっと居る――!」
「―神依、さん!」

そして、神依はもふもふされる。暖かい、手で。


2



このはは妹が出来たかのように喜んでいた。
当然であろう。このはは以前こんなことを言ったのだから

―――

「神依殿ー」
「ん、なんだ、このは」


「このはも妹が欲しいでございまするー、シン殿と子供を作ってほしいでありまするー」
「なっ・・・!?」
赤面する神依。それは、「アレ」をしろと同じ意味である。
アレとは内緒ではある。嗚呼人間不思議なのバンザイ。

「こ、このは、その話は、その・・・い、今は無理だ」
「あれ、どうしてでございますか神依様ー」

「そ、その・・・もう少しシンと親密になってからじゃないと・・・」
凄い可愛らしい顔で可愛らしい言葉(クーデレ的な意味で)を言う神依。
「・・・?」
そして首をかしげるこのは。このはは「アレ」を知らないのである。

―――

こんなことがあった事からこのはは妹を欲しがってる事が分かるが、
本当になったので喜んでいる。

「わふーっ、ティニー一緒に遊ぶでございまするー!」
「わーい!」

といった感じで遊んでいる。たまにこのはがティニーにもふもふしたりする。
たった4日で親密になれるこのはは神依と似て保母さんの気があったりする・・・かもしれない

そしてそれを静かに見守るシンと神依。
まだ初々しいながら少し恋愛に関しては大人っぽくなった神衣とシン。
二人はちょっとずつ恋愛経験を積み重ねて、そして、体を重ねあった仲だ。

知らない者が見たらまるで夫婦みたいに見えるか、勘違いするかのどちらかだろう。

「シン・・・その、今日も、いいか?」
「いいですよ。神依さん」
といって、口付けをする二人。ちなみにナニするかはアレである。


あっさり出来るようになってからまだ日が浅くて、体を重ねあったのは何回かだけだが、立派な恋人同士。
更にこのはやティニーを付け加えるとまさに家族である。
数ヶ月前は手を繋げる事すら顔を赤らめてた頃とは大違いだ。




―――


「・・・」
シンが居る部屋が「シーン」とした


「・・・ゆ、め、かぁぁぁぁぁっ・・・!!!」
例によって夢落ちだ。なんだよ体を何回も重ねた仲って。
それってもしかして(ピーッ!)して(ピーッ!)して(ピーーーッッ!!)じゃないか。
幸せなのは幸せだがティニーって誰だよ(アルカナハート2より大分前です)

と、シンはそんな細かいところまで気にしていた。ちなみにこれ、予知夢です。

3

Galaxy Destiny-04便乗ネタ


ベッドの前にやって来たのは――、

F.神依だった。

「大丈夫か、シン」
一緒に料理を作ったときの服、あのワンピースの服で神依は聞く。
「す、すみません。なんか俺油断していたみたいで・・・げほっげほっ」
「今から看病してやるからな」

      • え?とシンは聞き返したくなった。
恋人から看病を受ける?それも神依から?

「そ、その。だ、大丈夫ですっていうかインフルエンザがうつるんじゃ・・・!」
「大丈夫だ。私はちゃんと予防接種を受けている」
インフルエンザは予防接種で「ほぼ」予防できる。
というかそんな問題ではない。シンは今とりあえず何がなんだか分からないがとにかく困っていた。


「熱は・・・」
といって前髪を払い、でこをつける神依。
この時シンは凄くドキドキしていた。なんでこんな、凄く、恥ずかしいではないか、と。反論できる力は無かったが。
「熱は相当あるな・・・今しぼりを持ってきてるからそれを」
「あ、ああ・・・すみません、神衣さん・・・」
と、言ってしぼりを頭に乗せる神衣。

「あの・・・神依さん・・・いいんですか?こんなこと・・・してもらって」
と、シンは弱弱しい声で聞く。
「これぐらい当たり前だ。用事が何も無い時に恋人が病を患って倒れたと聞いたら真っ直ぐ行くものだろう」
と、神依は返す。当然であろう。流石に次元の歪みが起きたとかはそちらに優先せざるを得ないという千年守の宿命があるが、
それが無いなら看病に行くものである。

「シン。私はお前の恋人だ・・・これぐらいの事はさせてくれ」
「――っっ」
シンはその言葉を聞いた時、おきて神衣の胸に顔を押し付けた。
神依は拒絶せず、その頭を抱える。

「シン・・・」
「神依さん・・・その・・・ありがとう、ございます・・・」
「大丈夫だ、私はお前を置いてどこかには行かない」
決意の言葉だろう。その言葉はへんてつの無い言葉だけど、凄く、シンには嬉しかった。

そして、そのまま、口付けを――




「―げほっ!げほっ!」
「ほ、ほら言わんこっちゃないですよ・・・神依さん・・・」
今度は神依にインフルエンザがうつった。幸い予防接種をしていたおかげで
ある程度ましになってるものの、床に伏せていた。


「神依さん、少し熱はかりますよ」
「む、たすか――っ!?」
今度はシンが前髪を払い、でこをつけた。まるでこれでは前の夜の立場が逆ではないか。
「シ、シン。これは、その」
今度は神依が顔を赤らめる番だった。
「何言ってるんですか。少しくらい仕返しぐらいさせてください」

「神依さん、俺は、神衣さんの恋人なんだから・・・」
「っ、そ、その・・・」

と、いって神衣を起こして抱き上げる。

「これぐらいの事、させてください。俺、神依さんのことが好きだから」
「――っ」

そして、そのまま、口付けを――

――

「てな事があったんだ」
「か、かむかむ先輩!続き!続きーっっ!!」
昼休みの学校、冴姫とはぁと、リリカや頼子や舞織は一緒に雑談していた。
その時シンとはどうなったかと聞かれて話したわけだが。

「ま、まあ・・・その、その後は治るまで看病してくれたんだ」
「うわーお・・・あつあつ」
リリカは冷静に言った。多分これは全員の気持ちを代弁してる。

「神依さーん、何話してるんですかー」
「む、すまない。少し・・・まあ、その、インフルエンザの時を話していた」
そこにシン助教授が来た。

「シン先生ー!キスをしたって本当でありますかー!」
「き、キスって・・・!」
冴姫がとまどっていた。はぁとは聞いた。どう見てもわくわくてかてかしてます、本当にありがとうございました

「ん、ま、まあ・・・その・・・」
「ほらやっぱり!かむかむ先輩キスしたんですね!」
「む、むう・・・」
両者は顔を赤らめていた。耐性が無い冴姫や舞織はとまどう。


「・・・ま、まあ、その、少しぐらいは」
「うわーお・・・アツアツだねぇー・・・」
「さーたん一緒にキスしよーっ!」「ちょ、やめっ、はぁとっ」

と、いつもどおり平和でした。


Happy End:午前12時、yagami介入失敗☆




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最終更新:2009年02月06日 23:25
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