かわいいゆっくりゲットだぜ!!外伝3

ゆっくりゲットだぜ!!外伝3(守谷のゆっくり)

  • この世界でのゆっくりの進化はいろいろとあります。
  • れみりゃが自業自得ですがひどい目にあいます。
  • ラスボスや5ボスやEXボスのゆっくりなのでかなり強いです
  • それでもよければよんでください




ここは妖怪の森に存在する古びた神社跡
昔は人間も住んでいたのかもしれないが現在は朽ち果てた神社が残っているだけである
そこにはゆっくり3人が暮らしていた

大きな目玉が付いた帽子と金髪が特徴にゆっくりすわこことけろちゃん
青紫の髪に背中の御柱としめ縄型ドーナツが特徴のゆっくりかなこ
緑のロングヘアーに蛙と蛇の飾りが特徴のゆっくりさなえ

彼女たちの朝はしっかりもののさなえの挨拶から始まる

「ゆっくりしていってくださいね!! おふたがた」
「ゆっくりしていってね!! さなえ!!」
「ゆっくりけろけろしていってね!」


そのような感じで3人の朝は始まる
朝ごはんは自分たちが前の日にとっていた果物やキノコなどと巫女のお姉さんが用意してくれたお粥だ
それを3人はゆっくりとしながら分けて食べ始めた。
彼女たちが登場してから間もないころに巫女さんに保護された過去を持つ。
だが神社への同居は認められずこの離れた神社跡に3人ですむ事になった。
彼女の達の飼い主はいつもやさしくニコニコと笑ってくれている。
みどりの髪のお姉さんだ。名前はゆっくりさなえと同じで早苗というらしい

「けろけろ♪」
「おんばしら♪」
「おいしいですわ♪」
「「「むーしゃむーしゃ!! しあわせー!!」」」

そんな風にいいながらご飯を食べる3人をニコニコしながらご飯を食べるの見てくれている
ゆっくり達にとってはお母さん的存在である。
本当のお母さんはどこに行ったのかわからないが3人はお姉さんに面倒を見てもらって幸せだった
お姉さんは散歩に行きましょうと3人を神社跡から出すと歩き始めた。
ゆっくりと歩きながら4人は山の麓の紅魔館近くにあるまで歩いていき『こうまかん』にはお姉さんに運んでもらった。
『こうまかん』とはれみりゃやふらんなどの捕食種を中心に暮らしている館だ

「こんにちわ。執事さん」
「こんにちわ。妖怪の山の巫女さん。今日もよければうちのゆっくりたちと遊んでください」
「ええ、そのつもりできました」
「では少々お待ちください」

そういうと彼は自分のゆっくりたちを連れてきて遊ばせ始めた
ゆっくり同士が遊ぶ絵に描いたような幸せな光景だった。
そのとてもゆっくりした光景はゆっくりならば見ているだけで幸せな気分になれるのかもしれない。
それをさえぎるように執事の青年が声をかけてきた

「申し訳ありませんが、私は仕事があるので失礼します」

早苗にそういうと彼は舟をこいで島の反対側の岸に渡っていった。
ゆっくりけろちゃんはちるのと凍らせごっこというちるのの息をよける遊びをしている

「あたいてっばさいきょーよ!!」
「ケロちゃん風雨に負けず」
「ちるのちゃん達待ってよー」

そういいながらよけるゆっくりけろちゃんとちるのとそれを追いかけるだいちゃんがいた。
その横ではゆっくりかなこが「おんばしら」といいながらぱちゅりーと話し合いをしている
内容はゆっくりの生態とゆっくりとした生き方についてだった。

その横でゆっくりさなえが自分の主人であるかなこの話、らんが自分の飼い主について話している、
自分もそうだが互いに気苦労が耐えないと話し合っていた。
それと布教がうまくいかないけどどうすればいいのだろうかと語っていた
その時だった胴体付きのぱちゅりーがむきゅうきゅうといいながら歩いてきた
両手には大量の絵本を持っているようだ。

「これ、外の世界の絵本ですよね?」
「むきゅ、執事がゆっくりに読ませてあげるようにといっていたわ。貸し出し期限は2週間よ」

なるほど、あの人らしい気遣いだと早苗は思った。
そして一冊の本を取り出すとゆっくり達をよび集めて読み始めた
本の題名は『シンデレラ』だった。
話を聞き終えるとゆっくり達は自分がお姫様になるかもと思ったのか目を輝かしている

「あたいってばシンデレラみたいなおひめさまよー!!」
「ちがうよー! ちぇんがシンデレラだよー!」
「おんばしら! 信仰を集めるかなこがシンデレラになれる」
「かなこ様、子供に混ざって話さないでください」
「すわここそシンデレラになるよー」

その様子を見ながら早苗はゆっくりさなえの頭を撫でてあげた。
あなたも苦労をするかもしれないけどいつかは幸せになるときが来るわよと…
信仰心を集めるために苦労したことを言っているのかもしれないと執事の男がいたら思ったかもしれない
そして、お昼前になると早苗とゆっくりたちは妖怪の山へとかえっていった。
古い神社前に行くと早苗と3人は分かれた。
彼女はゆっくりを飼いたいのだが同居人に反対されてこっそりと飼っているのである。



人間とはなれたここからが本番である。ゆっくりたちの生活に入ることにしよう。

ゆっくりかなこの場合

かなこは優しいお姉さんと別れると木の実をとりに山の中を歩いた。
ちょうどいいところにおいしそうな木の実がなっているのを発見した

「おんばしらきゃのん!!」

そういうと背中の千歳飴のオンバシラを木の実に向けて飛ばした。
いくつかの木の実が落ちてきたそれを拾うとそれを巣に持ち帰っていった。
そのあとも同じようにいくつかの木の実に向けておんばしらきゃのんをしていった。
気づけば御柱の先にはさまざま果物が刺さってカラフルになっていた。

「これだけあればさなえ達も喜ぶおんばしら♪」

意気揚々として家に帰ろうとするその時だった。空のほうから殺気を感じた。
そちらを見てみるとどこからか迷ってきたのだろうかずんぐりむっくりした幼女のような姿に、ふくよかな手足。
大きな下ぶくれ顔と、ピンクのスカートと洋服、背中には黒い悪魔のような羽…
そう、ゆっくりれみりゃだ。

「うっうー♪きょうもれみりゃはえれがんとなんなどぉー♪」

ご機嫌そうによたよたと、自分で日傘をさして散歩しているようだ。
たぶん『こうまかん』から従者たちの目を盗んで、散歩に来たようだ。
懸命に日傘をさしているのは、実際の主の真似なんだろうか。

「うっうー♪まんじゅうをたべて♪ふらんにかくれてぱわあっぷするんだどぉー♪」

どうやら、妹のふらんに負けた仕返しをするために妖怪の山でゆっくりを食べて進化をする目論見のようだ
その標的に当たったかなこはどうするべきかと悩んだ。

「うっあー♪ まんじゅうはっけんなんだどぉー」

そういってよたよたとかなこ目指して歩いてきた。
かなこは心の中で迷っていた。
自分をいつもかわいがってくれている人間のお兄さんのゆっくりを傷つけてもいいかを…
だが自分には家族はいるのだからしかたないと決断をした

「うー♪ あまあまつかまえるんだどぉ♪」
「おんばしらきゃのん!!」

次の瞬間に一本の千歳飴が発射されてれみりゃのからだに直撃した。
当たりどころが悪かったのだろう膝を曲げて、頭を胸に寄せて、頭に手をのせてうずくまっている 。

「うっぐ、ひっぐ! いたいんだどぉー!」

それをみたかなこはいま撃ったおんばしらを口にくわえると帽子の上から叩き始めた
千歳飴があんがい硬くれみりゃはうずくまったままで何もできないようだ

「おんばしら!!」
「うぎゃーーーー!!!! ざぐやーーー!! ざぐやーーー!!!」

その場でうずくまるれみりゃ。その時だった遠くから声が聞こえてきた

「れみりゃさま、おいしいプリンですよ~」

その声のほうを見ると先ほどお姉さんが執事さんと呼んだ人間の青年がいた。
彼はれみりゃの泣き声が聞こえたのだろう急いで走ってきた。
そして、かなことれみりゃを交互に見るとため息をついてかなこの方を向いた

「どういううわけか理由を話してもらえるかな?」

かなこはれみりゃに食べられそうになったので『おんばしらきゃのん』を使ったことを話した
それを聞いてやはりなという顔の青年はかなこに頭を下げた

「どうやられみりゃさまが迷惑をかけたようで申し訳ありませんでした」
「おんばしら?」
「早苗さんにお菓子を渡しておくので後で食べてください」
「めしつかい! はやくやっつけるんだどぉ」

青年はれみりゃに夕飯はクレープですよと子供あやすようにかえって行った。
だがそれでは助けてもらった自分のプライドが許さないと思ったかなこは青年を追いかけていった。
そして自分のしめ縄型のドーナツを青年に差し出した

「命の恩人だからたべるおんばしら!!」
「気にしなくていいよ。こちらが先に手を出したのだから正当防衛ってやつだ」
「いいから食べるおんばしら!!」
「…ではいただきます。おいしいよかなこ。本当にありがとう」

そういうと青年はれみりゃを抱っこしてお家の神社跡まで送ってくれた
そして、これはドーナツのお礼だよとクッキーをたくさんおいていってくれた。
その後すわこも戻ってきてみんなでおいしい食事をした


ゆっくりすわこ…けろちゃんの場合

飛び跳ねたら帽子が落ちて前が見えなくなりそうとになりながら川に向かっていった

「けっろけっろ、いざすすめ」

そういいながら川を渡るゆっくりがいたゆっくりすわこ…けろちゃんとよばせていただこう。
水に濡れても案外平気な顔をしながらははすの葉っぱなどを集めてお家にもちかえっていった。
そのことを何度か繰り返していると一人のゆっくりが目の前に現れた
緑の帽子と青いツインテールが特徴のゆっくり…ゆっくりにとりだ。
ゆっくりにとりは自由に水中を泳ぎ回って魚を食べることができる

「ゆっくりけろけろしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!!」

そいううとふたりは自分たちが持っている食べ物を交換し始めた。
二人とも帽子の中に食べ物を隠していたようだ
けろちゃんは人間さんから手に入ったお菓子などが中心だ
それに対してにとりは水の深いところにいる魚や昆虫などをだしてきた。
互いに満足をしたのだろう挨拶をしていわかれる

「ゆっくりけろけろしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!!」

そういって分かれて途中で仲間達とケロケロとないたりしながら家に帰っていった。


ゆっくりさなえの場合

「ゆっくりさせてくださいね!!!」

そういいながら彼女はゆっくりなのにかなりせわしく掃除をしていた。
たまにくるゆっくりに対しては丁寧に対応してお菓子を渡しながら布教をするようだ

「いいですか、かなこ様を信仰するのです。」
「もっとおかしがほしいんだぜ」
「これうめぇ、めっちゃうめぇ」

そのような感じで布教を続けていくがなぜか信者は増えないでいた
理由はゆっくりにとってゆっくりしてくれるものが神様だからだ。
彼らにしてみれば信仰を強制する神様というのはゆっくりできない存在と感じてしまう。
そのために布教ができないのではないかと私は考えている。
それでも彼女は布教を続けたこともありこの神社はお菓子やご飯を分けてくれるゆっくりプレイスと有名になった
そして、ゆっくりさなえ信仰なるものが生まれていくのは別の話である。



のちにある男がそのゆっくりプレイスのうわさを聞いてこの場所に来るのはまた別の話である

ゲットだぜ!!風に続く



【あとがき】

作者名無しです。

一応自分なりに一晩かけた結果がこれだよという感じです。

リクエストされた方すみませんでした。自分にはこれが限界です。

ゲットだぜ!!風は夏までにはいける予定です…マジすみません。


  • ありがとう!楽しく読ませていただきました!
    本編でどのような活躍をするかやんわりと期待しておきます -- 名無しさん (2009-04-05 13:22:54)
  • 「おんばしら♪」に不覚にも吹いてしまったwww -- 名無しさん (2009-05-22 07:30:37)
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最終更新:2009年07月08日 20:58