暖かい春の日
葉加瀬博士がぶらぶらしているとゆっくり霊夢が現れた
見れば空をきょろきょろ見上げている
「やぁ霊夢君。ゆっくりしていってね!」
「ゆっ!にんげんさん、ゆっくりしていってね!」
「上に何かゆっくりできるものでもあるのかね?」
博士も同じく空を見上げたが今日は雲すらない快晴だ
「たいやきさんがおそらをおよいでいるんだよ・・・いっけね!これすくーぷやった!」
「あはん、なるほどのう」
この前木に鯛焼きをつるした実験を行った事を思い出した
「その時の事が忘れられないのじゃな?」
「そうなの。れいむあのあまいひとときがわすれられないの・・・ゆゆ!どうしてれいむのこころを!?」
「しかしな霊夢君。鯛焼きは屋台なんかで作るもんで空を飛ぶやつは希少中の希少、およそもう見られんぞい」
「ゆーそーなのかー。にんげんさんはたいやきさんつくれるひと?」
「わしか?そう言えばこの前経費で型を買った気がするのう」
ちなみにツッコミ役兼助手のジョシュ君はただいまお出かけ中!
「そうじゃどうせなら霊夢君が自分で作ってみんかね?」
「ゆゆ?れいむたいやきさんつくれるこ?」
「うむ。材料さえあれば作りたい放題じゃぞい。余ったとしても他のゆっくり達にあげればよいしの」
「それはゆっくりしているよ!」
「それじゃ早速作り始めるかのう」
「えいえいゆー!」
そうして二人の鯛焼き作りが始まった!
「まずは材料集めじゃな。ここにメモがあるから店に行って買ってきとくれ
わしゃその間に器具の準備をしておくからな」
「ゆー!りょうかいだよ!」
「そろったら生地を作るぞい。ダシを入れたタネをこねこね混ぜるのじゃ」
「ゆーしょ、ゆーしょ」
「なんじゃもみ上げは使わんのか。器用に口を使いおるわい・・・」
「ゆ?」
「生地が出来たら早速焼き始めようかの
もう油も火も入れてあるから、型に生地を注ぎ込むだけじゃ」
「
そろーりそろーり」
「ある程度焼けたら具を入れるのじゃよ」
「わくわくしてきたよ!」
作り始めてから小1時間ほどして・・・
「さぁ完成じゃ!」
「ゆわーい!」
∬
∬ ∬ ♪
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ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_ ヽ
レ´ ⌒ ,___, ⌒ `!^i
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お い し く 焼 け ま し た !
「・・・あれ?なんで鯛焼きじゃなくてたこ焼きが出来とるんじゃ?」
「やっべまちがえた!」
「まあいいか。おいしく焼けとるし」
「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」
「しかしジョシュ君にこれは見せられんの
サヌバヴィッチとかリメンバーパールハーバーとか言い出しかねん。もぐもぐ・・・」
「いまのこにそのねたわかるんかい。むーしゃむーしゃ・・・」
259 創る名無しに見る名無し [sage] Date:2009/04/12(日) 13:11:44 ID:2DD/jKhQ
希少中の希少でも空飛ぶたい焼きがあるんかいw
あとオチの元ネタは?
260 創る名無しに見る名無し [sage] Date:2009/04/12(日) 16:53:14 ID:GpacpmLL
リメンバーは忘れちゃいけない話だの(苦笑)
サヌバビッチは本当に解らない……
しかし、毎回なんでこんなに性能の良いゆっくりなんだ?www
「やはり今の子はベンジャミン伊東を知らんのかのう
ところでふと思ったんだが、霊夢君ひょっとしてキングアラジンのまねなんか・・・」
「まーかせて!」
「こ れ は 技 だ !!」
最終更新:2009年04月13日 22:16