果てしない大空は漆黒のヴェールに包まれ、その中に月がぽつんと浮かんでいる。
星明り一つ見えない天に対し、街には人の作った偽り（フェイク）の煌きが燦然と輝いている。
そうだ。
それでいい。
これこそが、私達の舞台（ステージ）にふさわしい光景―――
私は海岸沿いの道を颯爽と駆け抜ける。
全身にかかる向かい風は、それが強ければ強いほど私に今のスピードと
体中にみなぎるパワーを感じさせてくれる。
…少し遅れたかな？
目指すは我らの溜まり場（アジト）。そこで待つのはかけがえのない３人の仲間たち…
「遅いぜリーダー！待ちくたびれたぜ！」
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到着早々、文句（クレーム）を投げかけてきたのは
夜の闇よりなお深い黒（ブラック）の帽子をかぶった流星（シューティングスター）…まりさ。
「これだから野ゆっくりは。主役は遅れて登場する、都会派の常識よ」
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そう言ってまりさをたしなめるのは、まりさの黒とは対照的な紅蓮の炎を思わせる
真紅（クリムゾン）のカチューシャをつけた七色の美女（レインボウ・ウーマン）…ありす。
「………そうなのか」
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ただ一言。それだけを発したのはあらゆる言葉を拒否することなく受け入れ、
しかし余計な事は何一つ口にしないCoolな宵闇の少女（ダークネス・ガール）…るーみあ。
「みんなごめんね。お詫びに今夜は最高のゆっくりした夜（エキサイティングナイト）をプレゼントするよ」
「「「Ｙｕ－－－－－－！」」」
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Ａｈ………Ｕｈ………！
そう、私達は暴スィー族『ゴールド・エクスペリエンス』。
オトナたちの作り出した規則（ルール）という名の鎖（チェイン）を引きちぎり、
今夜も街を駆け抜ける。
偽り（フェイク）の煌きをかき消さんばかりの輝きを放ちながら…
－The End? No , we keep running forever…
…数分後。
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イ:::::::;':::::/!::ﾊ 人:|/./|／＼.
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パクられた。
－今度こそおしまい－
- 普通はこうなるよねw -- 名無しさん (2009-11-20 16:12:24)
最終更新：2009年11月20日 16:12
