- 俺設定満載です
- 原作キャラが出ます
- でよければよんでください
季節は春、桜が咲き始めた頃の物語である
日の光が射しこむ朝。家の中に引かれたお布団の中でらんはゆっくりと目覚める。
9本の尻尾を持っており狐色の髪に2つのてっぺんがある帽子をかぶったゆっくりらんだ
彼女は自分のご主人はまだ眠っているのを確認してから行動を開始した
彼女の9本の尻尾の中にはちぇんのかおが埋められて尻尾をモフモフとしている
らんは一緒にちぇんが目覚めるの防ぐようにすることから彼女の朝は始まる。
彼女は大きなあくびをしてから寝言で「らんさまー」といっているちぇんの顔にすりすりをする
彼女にとって一番大切な存在であるこの子を守り続けたいと思っている
朝食の準備を手伝わなければとまず最初に行く場所は台所だ。
その場にいる女性に挨拶をした。
「ゆっくりしていってね!!」
「ゆっくりしていってね!! ああよく来たな。悪いがそこにある皿を並べておいてくれ」
「わかったてんこ」
そういうとらんは台所に皿と茶碗とはしをきれいに並べ始めた
その様子を女性は満足そうに見ている。
どうやらご主人はせっかくの休みなので遅くまで寝ているのだろうとらんは思った。
次にご飯やおかずをを女性がもるのをじーっとみていた。
そんな事をしているとちぇんがやってきた。
「わーい藍様、今日はおいしそうなお魚ですね」
「ちぇぇぇえええん!!」
彼女はちぇんに飛び掛るとモフモフした尻尾をちぇんの顔に近づけた
ちぇんは自分の顔にすりすりしながら興奮しているらんしゃまのモフモフ感を楽しんでいる
くすぐったそうにしながら、きゃっきゃうふふと喜んでいた。
その様子を見ていた女性が話しかけてきた
「ああ珍しい魚が手に入ったからな早く食べないとさめてしまうぞ」
「わかりました。いただきます」
「いただきますてんこ」
その時だった奥のほうから彼女の主人というべき人が眠たそうな顔で姿を現した
寝起きのためだろうか心底だるそうにご飯をゆっくりと食べ始めた。
その様子を見ながららんはちぇんと二人で遊びにでかけた
そして、人里離れた山奥にある廃村。マヨイガといわれる場所にいる。
ちぇんは、猫達を呼んで自分の言う事を聞かせようとがんばっている。
猫達は彼女の話を聞こうともせずに好き勝手に遊んだり寝たり欠伸をしている
そんな様子をらんはゆっくりしながら見ていた。
その時だった野性のゆっくりちぇんがじっとこちらを見ている
緑色の帽子とネコミミと茶色の髪の毛と2本の尻尾が生えたバレーボールぐらいのゆっくりちぇんだ。
久しぶりに見るちぇん種のゆっくりにらんは思わず声を上げた。
「ちぇえええん!ちぇええええん!」
「わかるよー!らんしゃまのほうにいくよー!」
2匹は仲良く生物がじゃれ合っているとちぇんがこちらに歩いてきた。
お気づきの方もいたかもしれないがらんがちぇんと読んでいたのは八雲藍の式神の橙だ
尻尾が2本ある化け猫の妖怪。普段は妖怪の山に住んでいる。
猫の里を造りそのトップに立とうとしていたが、経過は芳しくないらしい。
そのとき彼女が意地悪そうに質問をしてきた
「らんさまは私とその子のどちらが好き?」
「てんこ! らんはちぇんが大好きてんこ! どちらが好きかなんて決めれないてんこ!」
「わかるよー!らんしゃまはちぇんがすきなんだよー!」
「意地悪な質問をしてごめんね。私はこれから友達と遊ぶからまたあとでね」
そういうと橙は霧の泉のほうへと飛んでいってしまった。
たぶん友達の氷精や大妖精たちと遊ぶのだろう残されたゆっくりらんはちぇんと遊び始めた。
ちぇんの友達であるゆっくりもきてみんなで遊ぶことになった
バレーボールぐらいのれいむやまりさやみょんにありすとぱちゅりーとこぁだ
一緒に歌を歌ってみたり、追いかけっこをしたり、お昼寝をしたりした。
そして、夕方になると自分はおうちに帰らなければいけないといってわかれた。
彼女たちはゆっくりの里を出てから少ししかたっていないが自分達だけのゆっくりプレイスを目指しているそうだ。
そして、家に帰ったらんは足の裏をふくと家の中にはいってゆっくりとご飯を食べたりした。
飼い主のちぇんがゆっくりを拾ってきた。それはゆっくりちぇんだった
「らんしゃま1人じゃかわいそうだから拾ってきちゃった。」
そのゆっくりは少女に拾われる前に両親を失っていたようだった。
それを友達と一緒に遊んでるときに偶然見つけてしまったのだ
大きさはピンボールぐらいの赤んぼうゆっくりで親とはぐれてしまったらしい。
仲間達と捜したが親はどこにも見当たらず彷徨っていたところを不憫に思った橙が拾ってきたのだ。
「ちぇえええん!ちぇええええん!」
「らんしゃまぁっぁぁ!!
昔からの知り合いのようにちぇんとらんはすりすりをし始めた
そして、ふかふかの尻尾の中に顔をいれるとちぇんはむにゃむにゃ言いながら眠ってしまった
その様子を見ていた藍はしょうがないなという顔でそちらを見た。
横で彼女のご主人様は寝ている
「仕方ないな。ちゃんと面倒は見るんだぞ」
「zzz」
「はいがんばります。藍様」
そして、次の日から彼女たちの生活は始まった
らんはゆっくりちぇんが立派に育つようにとご飯を分けてあげたりした。
そしてゆっくりできるようにと面倒をかいがいしく見てあげた
そんなある日だった。飼い主の橙とゆっくりちぇんと遊んでいるときだった
「ゆかりん16歳です。ゆっくりしていってね!!」
「「ゆっくりしていってね!!」」
「紫様のゆっくりまできちゃった!!」
目の前には希少種の中でも珍しいゆっくり…ピンクの帽子と金髪が特徴のゆっくりゆかり…ゆかりん様がいた
本能的にらんとゆっくりちぇんはゆかりんに愛情と尊敬の念を抱いた。
そして、3人と3匹の楽しくてにぎやかな生活が始まった。
「納豆臭いゆっくりね」
「違うよ。ゆかりんは少女臭だよお姉さんこそ臭いよ」
「スキマ送りにするわよ、この納豆饅頭」
といった主同士の会話があったりした
「てんこ! らんも手伝うてんこ!」
「そうか、だったら皿を並べておいてくれ」
「了解てんこ! お皿と茶碗並べ終えたてんこ」
といった主に苦労するもの同士の会話が行われたりしていた。
「きゃはははは、こっちにおいで」
「うんうんわかるよー! お姉さんと追いかけっこするんだよ」
「猫さんこちらてのなるほうへと」
ほほえましい光景が見えていたそうあの夜が来る前まで…
その日の夜、ゆっくりらんは体に違和感を感じた。
まるで体の中から何かが生まれてくるような違和感だった
らんの体中に激痛が走り出し、その痛みは時間がたつにつれてどんどん増していく。
らんは激痛に耐えられず、布団の中でのたうちまわっている。
そして激痛がさらに増すにつれ、らんの意識はゆっくりと闇の中へ消えていった。
「てんこ!!体中が痛いてんこ!!ちぇん助けてほしいてんこ!」
「大丈夫?らんしゃましっかりして」
「わからないよー! ちぇんはどうすればいいかわからないよー!」
「がんばりなさい。らんはゆかりんの大切な参謀でしょう」
「ふふふ、とうとう約束のときが来てしまったようね。とりあえず体を冷やしてあげなさい」
「紫様、どういうことですか詳しく説明してください」
「約束の日が来たということよ」
約束という言葉とらんの状態に橙は大声で泣きじゃくっていた。
らんは心の中でちぇんに泣かないでと言いつづけながら気を失った
その次の日、目が覚めると体の調子がおかしい足の感覚や体の感覚が変だ
尻尾でで顔を触ろうとすると5本の白い短い棒状の物体で顔をこすっていた。
歩こうとすると棒状のふとい何かが動くのを感じた
この物体を見た記憶がある、そうちぇんやらんさまやゆかりさまについている胴体だ
そして飼い主の主人である自分によく似た女性に旅に出るように指示された。
ごめんねと橙は泣きながらゆっくりらんに謝っている。
約束だから仕方ないの胴体つきになったら1年間は修行に出す約束だったの。
溢れ出す涙を両方の袖を使いながら拭っていくが間に合わず雨ののように流れていく。
その様子を見ていた自分そっくりの女性…藍様が話しかけてきた
橙、約束なのだから仕方ないだろう行くぞとちぇんとよばれる少女を連れて行った。
藍としては少しでも早くつらい状況から橙を離したいのだろうこの場を去るのをせかした
らんに合う小さな耳飾りを帽子の中の耳に付けてやり、森の真ん中で名残惜しくその姿を見つめている
それを引きずっていくように藍は飼い主のちぇんを連れて行った。
ゆっくりらんはそれを慣れない体で追いかけようとしたが歩くこともままならない状況では無理だった
そして厳密に言えば彼女を孤児と呼ぶのは間違いかもしれないが、
親代わりを務めてくれた少女に今まさに捨てられ、ひとりぼっちになったのだ。
そこには50cmぐらいの胴体付きのらんがゆっくりちぇんのようにわからないと泣きつづける姿があった。
その時だった紫の服を着た金髪の女性…八雲紫さまが現れた
「よく聞きなさいゆっくりらん。これから一年、あなたはマヨイガと私の家に行くことができない」
「わからないてんこ!!何を言っているかわからないてんこ!!」
「一年間の間、あなたは幻想卿を旅しなさい。そしてさまざまな事を学び道を選びなさい」
そういうと彼女は背中を向けてどこかにあるいていってしまった。
何時間も泣き続けてから自分の家に帰ればいいと気付いた彼女はマヨイガに向かった
そこでちぇんと猫達やゆかりん様たちがあそんでいるはずだと…だがつくことはなかった。
次に彼女は幻想卿の東北にある八雲紫の家を目指したが…やはり見つけることはできなかった
そして彼女は八雲紫の言葉を思い出し一年間の武者修行のたびに出たのだ
それからの彼女の生活は苦労の連続だった。
ご飯は人間のものを食べていたために舌が肥えてしまって普通のゆっくりの食事を食べるのに苦労した。
木の実やキノコそれに魚といったできるだけ人間の食料に近いものを食べていた。
珍しい体だからというので人間に追い回されたこともある。
春の間は妖怪の山をさまよい続けた。マヨイガにいけるかもしれないと思ったからだ。
夏頃には東の神社や北東周辺を旅したがやはり家には帰れなかった
秋ごろになると魔法の森をさすらいながらさまざまなゆっくりと出会い別れを告げた
冬になる頃には人間さんの里近くにある森(人間が材木用に作成した林、外伝1話参照)のゆっくりプレイスを目指した
そんなある日、人間の里近くで今の飼い主に助けたちぇんごとひろわれた。
それからは人間の飼い主の下でいろいろな出来事があった。
目の前でマヨイガへのたびの準備をしている主人を見ながら彼女は帽子に手を入れた
伸びた髪の毛と帽子に隠されていたとても小さな髪留めを触りながら彼女は考えていた。
自分は今の主人と昔の主人のどちらを選ぶのだろうかと…
次回のゆっくり
「ピンクの帽子に長い金髪。納豆しゅ…じゃなくて少女臭が気になるゆっくり。誰だ?」
鳴き声?「ゆかりん16歳です。ゆっくりしていってね!!」
「次回も、ゆっくりゲットじゃぞ」
byゆっくり博士
【あとがき】
作者名無しです。
予定と違い外伝のような形になってしまい反省中ですが
一応、かわいいゆっくりゲットだぜ!!妖は次で終わりの予定です。
- 前にBBAと言ってしまった俺です。いまだにスキマなう。 -- 名無しさん (2012-07-28 19:36:16)
- 16さい・・・ゆっくりからしたらすっげぇババァじゃ、ちょ、まっ(ピチューン -- ザオリクがなかったら即死だった (2012-12-23 20:04:55)
最終更新:2012年12月23日 20:04