かわいいゆっくりゲットだぜ!!永序章


  • 俺設定満載です
  • 病気に苦しむゆっくりがいます
  • それでよければ読んでください



では本文開始

ここはゆっくりがたくさん住む場所、人間の里にはゆっくり牧場と呼ばれる場所の物語
そこにすむのは、一人の人間の男性とたくさんのゆっくりと1匹の犬が住む場所の物語
そこでは誰もが知っている『かごめかごめ』という遊びが行われていた
人間の青年を囲みながらグルグルとゆっくりたちが周りを回っている。

「かごめ、かごめ、かごの中の鳥はいーついーつであーる。後ろの正面。誰?」
「わかるよー…こ」

円の中心で鬼役の青年が後ろのゆっくりの言葉を聞いてにやりと笑っていた
私は後ろから小さく聞こえた声から相手を予想していた。
少し低かった気がしたが『わかるよー』という口癖からちぇんではないだろうかと声をかけた。

「私に後ろにいるのはちぇんだな」
「はずれだてんこ…後ろにいたのはらんだてんこ」

私が目を開けて後ろを振り向くと金髪にふさふさの9本の尻尾を生やした胴体付きのゆっくりが立っていた
ゆっくらんしゃまとよばれることもある…ゆっくりらんの策にはまってしまったようだ。
どうやら彼女はてんこという口癖を隠してわかるよーとつぶやいたようだ

「そうか仕方ないな鬼は私のままだ続きをやるか」

私は苦笑しながら遊びを再開した。
一週間前までそういいながら遊んでいたはずなのにこの状況はどういうことなのだろうか?
私は疲れた体を休めながら自分とゆっくり達の食事を作り始めることにした。
ゆっくり達の体調のことを考えてそれぞれの食べやすい好物を用意することにした。
まず最初に家の中にすむらん一家にきつねうどんを運んでいった。

「らん、体の調子はどうだい?昨日よりかは楽になったかい?」
「てんこ…体がだるくて気持ち悪いてんこ」
「わからないよー! 気持ち悪くてご飯が食べたくないんだよー!」
「「…」」

付き合いの短いゆかりんと胴無しらんは布団や毛布をかぶってうなっている。
彼女たちは口をあけるのもつらいのかもしれないと声をかけるのをやめることにした。
早くよくなるといいねと声をかけて私は彼らのご飯を置いて部屋をあとにした。
ここまで重いということは何かの疫病かもしれないと考えた私は彼女の部屋に誰も近づかないように指示を出した
だが、それが遅かったと気付くことになるのにそれほどの時間がかからなかった…
部屋に戻るとるーみあとめーりん達がつらそうにしていた

「きもちわるいのだー! おにいさんたすけてほしいのだー!」
「「「じゃお…じゃおーーん」」」

私はつらそうにしている彼女たちの頭にぬれたタオルをかけた
次に私は、ゆっくりさくや達にも同じ事を調子の悪いゆっくりにするように指示した
それとともにゆっくり研究所内に住んでいなゆっくり達に病気のことを伝えるように伝言をした。
だがそれが逆に状況を悪化させることになるとかんがえが足りていなかったことに後悔することになる。

次の日、ゆっくりゆゆこと赤い目のみょんがすむ『はくぎょくろう』にて

「どうしたんだいゆゆこ…5人分しか食べていないじゃないか?」
「…こぼね。おにいさん。なんだか食欲がわかない」
「…みょん。なんだか疲れたみょん。体が重いんだみょん」
「元気を出していかないか…せっかくいつもより多くの食べ物があるんだから」

そういう人間に対してつらそうに返事を返せない2人がいた。
人間は心の中でいったいこの牧場で何が起きているのだろうかと悩んでいた
ゆっくりりか、るなさ、めるらんがすむ虹川亭(ゆっくりの住む場所とライブ会場)にて

「こんにちわ、3人とも調子はどうだい」
「私達…体調が悪いのよライブできないわ」
「ξ・∀・)めるぽ ガッ! 調子悪い!!」
「気圧が…下降しまくり」

そういってだるそうにしている3人の頭を撫でながら私はあせっていた。
彼女たちにはゆっくりフードをわけていれながらこれからどうすればいいのかわからなかったからだ。
そして私はゆっくりのそれぞれの好物を分配しながら病気の様子を観察していた

「れみぃ…調子はまだ悪いのかい?」
「ぱちゅりーまんまぁ…こぁまんまぁ…」
「さくや…しゃきゅやー…」
「「「「うーうー…」」」」

うめき声を上げているれみぃやれみりゃとふらん達を見てそれ以上は声をかけることができなかった
彼女達もどうやら病気にかかってしまったようだ。他のれみりゃとふらんも似たような症状を出している。
ゆっくりさくやも同じ部屋で寝起きをしているのが原因なのだろうか謎の病気にかかってしまい戦力にならない。
昨日の伝言によって彼女達が病気の媒介をしてしまったようだ
ゆっくりぱちゅりーの一家はどうにかぱちゅりーだけが喘息の馴れで動けるようだった
だがこぁ種3人は、病気のために体を動かせずに苦しんでいた。

気づいた時、元気なゆっくりは外れの洞窟にすんでいるゆっくりだいちゃんとちるのとれてぃの3人だけだ。
他のゆっくり達は人間で言う風邪の症状…高熱による吐き気とダルさや咳に苦しんでいる

「なあ、ちるのどうしてお前たちだけは症状が出ないんだ?」
「あたいはさいきょーよ!! 病気になんてならないわ!!」
「私にも理由がわからないんです。すみません」
「くろまくー!!私たちは寒さに強いくろまく。それに冬眠はあまり必要ないくろまく」
「どういうことなんだい…れてぃ?」
「みんな暖かいところにいたから冬眠しなかったくろまく」

彼女の言うとおりこのゆっくり牧場はゆっくりは家を持っており暖かくて冬眠をしたゆっくりはいなかった
もしくは冬眠中に早く目覚めた時にゲットしたゆっくりが多いことをいっているのだろう

「だから普通の冬眠ならかからない病気にかかったかもしれないくろまく」
「冬眠しなかったり。早く冬眠を起きたことが今回の原因だと?」

彼女の話は要約するとこういうことだろうか
普通のゆっくりは冬眠するがゆっくり牧場のゆっくりは冬眠しなかったり早く起きてしまった
結果として冬眠中にはかからない病期(冬の間に発生する)にかかってしまった。
それが一匹だったのか集団感染だったのかはわからないが牧場内のゆっくり達に拡大していった
結果、寒さに耐性があるもしくは接触しなかったこの3人以外は病気を発症してしまったと…

「れてぃはこの病気について何か知っているかい?」
「くろまく…しらないくろまく。でも、ぱちゅりーならわかるかもしれないくろまく」
「彼女たちも調子が悪いんだ。無理をさせるわけには行かないよ」

そういって私はれてぃの前を離れるとゆっくりたちの看病を開始した。
昼食は彼女達がそれぞれ食べたいというものを用意して配ったが体が受けつかないらしい
みんな無理をして食べてくれているのがわかってしまい辛さがましただけだった。
そのあとは、ぬれたタオルを用意してゆっくり達の頭においていった。
だが、焼け石に水といった感じであまり効いていないようだった。
このままではまずい。どうにか病気の正体を探らなければいけないと悩んでいた。
だがゆっくりの看病だけで一日が終わりそうになってしまっている現状に私はあせっていた
そして、夕方…気付いたときには手遅れの寸前まで悪化していた。
目の前には高熱を出してうなっているゆっくりたちがいた。
私はどうすればいいかわからずに悩んでいる…そのときにぱちぇが1冊の本を持ってきた

「むきゅ、お兄さんこのごほんをよんでほしいのよ」
「ゆっくりエンザか…人間で言うところのインフルエンザみたいなものか」

風邪とは異なり、比較的急速に出現する悪寒、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛を特徴とし、
咽頭痛、鼻汁、鼻閉、咳、痰などの気道炎症状を伴う。
感染経路は咳・くしゃみなどによる飛沫感染が主であり、経口・経鼻で呼吸器系に感染する。
飛沫核感染(空気感染)や接触感染など違った形式によるものもある。
そこまで読んだ私は本を閉じて夜の闇の中ある場所に行く決意をした。

そして、私は現在ゆっくりの病気の治療を依頼するために旅支度を開始している
相棒はどういうわけかついていくことを希望しているゆっくりちるのだ。
れてぃとだいちゃんには残ってゆっくりの看病を依頼した。
向かう場所は迷いの竹林…蓬莱の診療所の別名を持つ『永遠亭』
彼にとっては永遠のように長く思える夜は始まったばかりだった…

続く


【あとがき】

作者名無しです。
何も思いつかないのに文章書いた結果がこれだよ。という感じです
書いている途中にリアルでインフルエンザが流行してしまい少し驚きました。



  • こちらも読んでいて驚きました……
    一気にまた緊迫してきましたが、前回の予告からりぐるが持ち込んだとかじゃなく、良かったですW
    続きが楽しみです。
    -- 名無しさん (2009-05-02 09:59:49)
  • 次回がすごく気になります。
    続きが早く見たいです。
    だけど作者さんもインフルエンザに気をつけて下さい。 -- 名無しさん (2009-05-02 14:17:41)
  • チルノだけ病気にかかってない理由はまさか(略)という理由じゃないでしょうね?w -- 名無しさん (2009-05-02 16:39:00)
  • 作者さんの話はすごく好きなので早く続きが見たいです。
    -- 一日でかわいいゆっくりゲットだぜ!!を読破した人 (2009-05-20 10:56:28)
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最終更新:2009年07月11日 11:09