「ゆっ、はあっ、はあ…。初日目に、遅刻しちゃうんだぜ~!」
まりさの名前は霧雨まりさ! 月も恥じらう絶世の美女なんだぜ!
まりさは今日親父の都合で新しい学校に編入する事になったんだけど、なんとまりさったら初日から寝坊をしちまったんだぜ!
んもう、おちゃめなまりさ! パンを口に加えてスィーで全力で通学路を渡り、角を曲がろうとすると…!
「ヘイ、カサネダ! How Are You!」
「…」
「ドウシタ、マモル? 元気ナイゾデビットソン! ハイ、How Are You!?」
「…」
まりさは思考全てを放棄したんだぜ。
無に還す事で、悲劇がつむげるなら…。
薄れ行く景色の中、私が認識できたのは目の前に嫌に筋肉の付いたぱちゅりーが居るという事くらい…。
ああ…。
「…おかしいだろ! むっちゃおかしいだろ!! 人知越えてるだろ!!?」
「オゥフ、第一声がソレトハ…ぱちゅりー大ショック」
「知ったことかよアホンダラノータリン蓋に付いたアイスを爪楊枝で食べて自己満足してろ!
何、何!? なんなの!? あんたは何でそこに居るの!?」
「む」
「あーはいはい聞いて無ーーーーい! ふざけんなよ、何の為にまりさがちょっと遅刻しそうな時間帯にわざわざリサーチを重ねて家を出たって言うんだよ! 口のパンだって無駄になったしさ、まりさの期待を返せよ! なんだ、この人でなし!!」
「ソレハキット、アナタガ悪イ…」
「知ったことか!! ああ、神はなんでまりさを見放したのか! 愛も、富も栄光もただ虚しい!
なんで、…なんでこんな事に!!」
「…でも、角でぶつかった時に感じた唇の感触、…悪く、ないかも♪」
「ブツカッテ無イヨ!? 全ッ然、カスル要素モ無シにブツカッテ無イヨ!?」
「またまた、照れちゃって…♪ …どう? まりさおねーさんと、イ・イ・コ・ト」
支離滅裂なままエンド すまん
- アホやw -- 名無しさん (2009-05-17 20:32:23)
最終更新:2009年05月17日 20:32