「そぉれはとてもしぃずかにぃ~♪」
夜道を歩いてると木の上で何かが歌っている。
目を凝らしてみるとへんな帽子を被った羽を持つゆっくり……確か、みすなんとかと言ったような。
「みすちーだよ、ぷんぷん!!」
と頬を膨らませながらパタパタとコチラに降りてきた。
おぉ順風耳なことで。
「しかし、またネタソングを歌ってるなお前……」
「ねたそんぐ?」
「あぁ、お前さんの歌は聴けば聞くほど中毒性が増すとよく言われてる曲でな?」
以下説明省略。
「がくがくぶるぶる……もうこのおうたはうたわないよ」
「そ、そうか……じゃあお兄さんが変わりに別のお歌を教えてやろう」
「ホント?」
おぉ、目を輝かせとる。 歌が好きっぽかったしいいよな。
「で、どの歌がいい?」
っ調和-OTO- (KOKIA)
っI BRESS SHY LIFE
っ哀しみの戦場へ
っ月のワルツ
っBURN MY DREAD
「な、なにかそこはかとなくあぶなげなおうたがおおいきがするよ!!」
「そ、そうか?」
とりあえずうちに楽譜と歌譜があるからそれを見てもらうことにしたので連れ帰ることにした。
「……焼き鳥食いてぇ」
「み、みすちーはおいしくないよ!?」
最終更新:2009年05月24日 22:03