ゆっくりゲットだぜ外伝4子ちぇん物語(+子もみじ物語)
- ゲットだぜ!をかけないので気晴らしに書きます
- ゆっくりのことを動物のように匹扱いで数えます
ここは人間が捨てた牛舎の中。その一角の藁の中で赤ゆっくりが誕生しようとしている。
緑色の帽子に茶色い髪に二本の長い尻尾からゆっくりちぇん種であることがわかる。
そして母親から4匹のゆっくりちぇんが誕生したのだ。
母親ちぇんは生まれた子供達のからだの粘膜を舌でとってあげた。
「にゃー。わきゃるにょー」と子供達はくすぐったそうにしていた。
そして、数日がたった朝に彼女達は始めて家の外に出た。
外に出ると彼女達にとっては初めてのものが満ち溢れていた。
ゆっくりちぇんの母親はさまざま場所に子供達を連れて行った。
「おきゃーしゃんここはどこにゃの?」
そういう子供に対して母親はここは安全な場所だよと草原につれて行ったり。
そこで他のゆっくりと自分の子供を紹介したり
ここは川さんだよと水を飲むことはできるけど落ちたら大変なことになるよ。
そのような感じでいろいろな場所を彼女は子供達に教えていった。
それから時間は過ぎていき子ちぇんたちはソフトボールぐらいの大きさになっていた
4匹は母親の愛情を受けながらすくすくと成長していった。
その中でも一番やんちゃなゆっくりちぇんが今回の主役だ。
彼女はいたずらが好きでよく他の子供をいたずらしたりしては母親におこられた。
そんな彼女の親友は、ゆっくりの中でも珍しい希少種の一種です。
銀白色の髪の毛と耳、赤い天狗の帽子、そして銀白色の毛並みのもふもふした美しい尻尾…
それはゆっくりもみじです。彼女はひょうきんなところもあり二人は意気投合したのでした。
彼女に両親がいない理由は機会があれば書きたいと思います。
いつも一緒にカブトムシさんの幼虫を探したり追いかけっこをしたりして遊んでいます
今日も二人は一緒に草原を楽しそうにかけています。
「わふっわふー♪わっふううう」
「にゃーん。もみじゆっくり追いかけっこするんだよー!」
そういいながらじゃれあう2匹が追いかけっこをしていました。
もみじもちぇんと同じような大きさでソフトボールぐらいの大きさです。
2匹はいつもこの草原で追いかけっこをしたりかくれんぼをしたりしながら遊んでいます。
地を走る速さにおいて、最も優れているのは一般にはちぇん種と言われてます。
しかし最高速度を維持する能力と持久力ではもみじの方が優れているのです。
様は持久力のあるもみじはマラソンランナーでちぇんは短距離走選手だと思ってください
そんなある日でした。2匹は隠れん坊をしていました。
鬼役はもみじで隠れるのはちぇんの番でした
今回、河に浮かんでいる木の箱にちぇんは隠れたのでした。
(ここに隠れていれば絶対に見つからないんだよ!!)
そう考えたちぇんは木の箱の底でこっそりと隠れていました。
一方もみじのほうはというと草原の草を掻き分けたりしながらちぇんを探していました。
それでもみつからないので「わふっわふっ」と声を出しながら探していました。
そのときだでした。遠くの川のほうから大きな悲鳴が聞こえてきました
「わきゃらないんだよー!!もみじ助けて欲しいんだよー!」
「わふっ?! わ、わふっ! 」
もみじが急いで声のした川のほうに向かってみるとちぇんの声が聞こえてきます。
だけど姿が全く見えずにいるのでもみじは困ってしまいました。
その時川に流されていく木の箱をもみじは見つけました
「わきゃらないんだよー!! 箱さんが動き出したんだよー!! 助けてほしいんだよー!!」
その様子を見たもみじが少し躊躇した跡に川の中へ飛び込んだのです。
一般的に水が得意なゆっくりはゆっくりけろちゃんやゆっくりにとりが有名です。
実はゆっくりもみじはもふもふした毛がたくさん付いた尻尾が浮き代わりになっているので水で泳ぐことができるのです。
「わふっ?わ、わふっ!?」
しかし、川の流れがはやくおいつくことができずもみじは川からあがりました
そして川に沿いながらゆっくりせずにちぇんの乗っている箱を追いかけ始めたのでした
その時でした。川の横にいた大きな影がちぇんの箱に近づいていくのにもみじは気づきました。
「川のほうからゆっくりのにおいがするくろまくー」
そういって川に入っていくゆっくりがいました。
白い帽子に薄紫色の髪が特徴のゆっくり…捕食種の一種ゆっくりれてぃです。
それを見たもみじはまた川に飛び込みました。
そして、れてぃの顔にかじりついたりしてちぇんから少しでも離そうとがんばりました。
その結果、れてぃはもみじに気をとられちぇんのことを見逃してしまいました。
地上に戻った後は大急ぎでもみじは逃げました。
走る持久力ではゆっくり一番のもみじを捕まえるのはれてぃには無理でした
れてぃがいないのを確認したもみじは体をぷるぷると震わせて髪や尻尾についた水を飛ばしました。
動作がゆっくりしてる事を除けばまるで本物の犬が水でぬれたときの行動にそっくりです。
もみじがれてぃと戦っている間もどんどんちぇんは川を流されていきます。
果てしなく流れ続けていく木箱…いったいどこへと流れていくのだろうか?
もみじは川の横の道を懸命に走りながら箱を追いかけ続けました。
そして、湿地帯に着いたとき遠くのほうに木箱を発見したのです。
周りにはカラスの影が見えたのでもみじは「がるる」と唸りながらカラスを追い払いながら近づきました
しかし、箱の中にはちぇんはいなかったのでした。いったいどこに行ったのでしょうか?
一方、湿地帯で運よく岸に着いたちぇんは自分の傷の具合を確認してもみじや家族を捜すべく歩き始めました。
ただ、とてもおなかがすいてきました。川に流されてから何も食べていないからです。
おまけに周りには誰もいないしご飯もない。ちぇんは泣きたい気持ちでいっぱいでした。
「もみじやおきゃーしゃんにあいたいんだよ!!しくしくにゃー」
とうとう泣き出してしまいました。が母親ももみじも近くにいないので返事をしてくれません。
仕方ないので歩き始めると木の棘が足に刺さってしまいつらくて仕方ありませんでした
「わからないよー…」
ゆっくりちぇんはそのあとも一人での森をさまよっていた。
ちぇんは自分の傷の具合を確認し、近くにあった草やキノコを少し食べるとまた歩き始めた
しかし、夜目が利くとはいえ、夜に歩き回るのはあまり安全とは言えない。
森には、捕食種や野生の動物がいるからです。
そのときどこからかがさがさとこちらに近づく影があるのでした。その影とは?
「にゃーん。らんしゃまご飯を分けてくれてありがとうなんだよー!」
「気にしなくて言いてんこ…ちぇんはそんな小さいのにどうして一人でいたんだてんこ?」
そのちぇんにちかづいてきた影は近くの木の下に住んでいるゆっくりらんの成体でした。
2匹はゆっくりらんの家族が住処にしている洞穴へと入っていった。
らんの家族は番のちぇんはいなくなったが子供のゆっくりちぇんとらんが2匹ずついました
らんはちぇんの傷や弱り具合を見て、傷をなめたり食料を採ってきてちぇんに与えたりした。
しばらくすると、ちぇんは安心したのからんの子供達に寄り添うようにして眠った。
その様子をみたらんはこの子を自分の家の子として迎え入れようと思うのだった。
次の日の朝
「ちぇんは本当にここから出て行くのかてんこ?」
「らんしゃまには感謝しているんだよ!本当だよ!でもちぇんには本当の家族やもみじがいるんだよ」
「わかったてんこ…きっと仲間に会えるから頑張るてんこ!」
その頃、もみじは、夜が遅くなって真っ暗になったので木のうろで休んでいた。
夕食代わりに虫やその辺の雑草などをがつがつと食べます。
食べる物は他のゆっくりと同じだが食べ方はやや犬のようですです。
考えるのはいつも自分と遊んでくれたちぇんのことだった。
自分はめーりんと同じようにしゃべれないということで他のゆっくりにいじめられたりしていた。
だが、あのゆっくりちぇんは自分の事をゆっくりしているといっていつも遊んでくれた。
自分の命に代えても彼女を見つけて家族のいる場所に返してあげるのだ。
そう強く思いながら昼間の疲れのためか彼女は深い眠りについたのだった。
次の日の朝、もみじは大きな原っぱで狐がえさを埋めているの発見した。
どうやら多くとってしまった食料を土の中に隠して非常食にするつもりのようだ。
もみじは、狐が完全にいなくなるのを確認するとえさの隠し場所をほり食べました。
狐さんには申し訳ないがもみじもおなかがペコペコだったのです。
そして、ちぇんの匂いが無いかを探しながら歩き始めました。
少し歩き始めると目の前にゆっくりらんと子ちぇんの家族が楽しそうにしています。
もみじは、陰に隠れるとその家族の様子をじーっと観察をしました。
自分が探している親友のちぇんがいないのを確認するとその場を離れることにしました。
どうやらちぇんの匂いがしたには気のせいだったのだろうと思いました。
実はその家族がちぇんと一晩、一緒に過ごしていたのですがそのことをもみじは知りませんでした。
ただ、ちぇんの匂いがするのでそちらに向けてとぼとぼと歩き始めたのでした。
そのころのちぇんは道をさまよいながら大きな湖の近くを歩いていました。
太陽さんが一番高い場所にあることからお昼ぐらいなのでしょうか
川を戻れば家に帰れると信じて川の横の道を探そうとしています。
しかし、彼女は気付いていませんでした。湖に流れる川は一個だけではない事を・・・
それ以前に川とは逆の方向に歩いていることを彼女は知らないのでした。
「わきゃらないんだよー!! どうしておうちさんやもみじにあえないかわからないんだよ…」
彼女はそういいながらとぼとぼと湖の周りを歩いていると大きな木製の柵にぶつかりました。
彼女はその木に沿って歩き始めると自分の住んでいたおうちとは比べ物にならない大きなおうちを発見しました。
その柵の切れ間には大きな屋敷と犬小屋が二つ建っていました。
片方には初めてみる4本足で尻尾の生えた生き物がいました。
もう片方には赤い燃える炎のような髪の毛に緑の帽子に星のマークのゆっくりがいました。
「じゃおぉぉーん?」
「道に迷ってこまっているんだよ…助けてほしいんだよ」
そういうとゆっくりちぇんは気を失って今いました。
それをみため-りんは家の中に入るとゆっくりせずに人間の主人を連れてきたのだった。
そのときでした。遠くから「わふ、わっふ」と声を上げながら走ってくるゆっくりがいました。
もみじだ。ちぇんの匂いをかいできたのだろう倒れているちぇんを加えて逃げようとしました。
その時、玄関が開く音とともに人間の男が立っていた。
「わふっふ!! がるる!!」
もみじにとって人間は初めて見るゆっくり以外のしゃべる生き物だった。
本来ゆっくりが持つ人間への警戒感を体中から出して背中の毛を立てて尻尾を膨らまして威嚇をしている
そもそも人間がゆっくりにとってどのような存在であるかをもみじはしらない
両親や人間と関わった事のあるゆっくりが身近に居なかったため教わった事がないのだ。
そんな事情を知らない男は目の前のゆっくりが逃げないうちにと笑顔を崩さずもみじにはなしかけた。
「いいかい白いゆっくり君。君の友達はとても疲れているんだ。私が治療をしてあげるからゆっくり理解してくれないかな?」
「わふーー…わっふん」
もみじはこの人間の言葉を信じようと思い尻尾を振りながら人間の手にスリスリをした。
人間はそんなもみじの頭を撫でると片手にちぇんともみじを乗せて家の中にはいっていった。
そして、もみじをクッションのきいたいすの上に乗せると隣の部屋へと移動をしたのだった。
もみじはそれまでの疲れが一気にきたのだろうクッションの気持ちよさのおかげですっかり眠ってしまっていた。
「もみじおきてほしいんだよー! ちぇんは元気なんだよ?」
「わふーー…わっふん」
そういうとゆっくりもみじは目を覚ましたのだった。
目の前には先程までとは違い衰弱をしていないゆっくりちぇんが元気そうにしていた。
人間は未だ寝ぼけ眼のちぇんともみじをイスからテーブルの上に並べた。
2匹は互いに親愛のスリスリをすると人間のほうに目を向けた。
「お兄さん。ちぇんたちを助けてくれありがとうなんだよ」
「わふーー…わっふん」
「いいや気にしなくてもいいけど君たちは何で倒れていたんだい?」
彼女達は遊んでいる途中に川を流されしまったことから始まる経緯を話し始めました。
それを聞いた人間のお兄さんはうんうんと頷きながら彼女たちの話を聞いていた。
一通りの話を聞き終えた人間さんは彼女達に質問をした?
「君たちはこれからどうするんだい?」
「ちぇんはおうちに帰りたいんだよ」
「わっふ…」
ちぇんの返事に対してもみじのほうは浮かないかをしているので人間は怪訝なかおをした。
「そちらの白いゆっくり…もみじは帰りたくないのかい?」
「わっふん」
その通りだというように彼女は頷いた。今までのゆん生を思い返しているのかもしれない。
ゆっくりもみじは、めーりん種と同じで他のゆっくりに通じる言葉が話せません。
まるで犬のような『わふっ』という鳴き声しか発する事ができないのです。
当然、めーりん種と同じように他のゆっくりからはゆっくりできないゆっくりと馬鹿にされています。
事実彼女の両親もそれが原因で自分を逃がすために死んでしまいました
だが、この場所のゆっくり達は捕食種も通常種も関係なく自分に優しく接してくれています。
もみじにしてみればこんなすばらしいゆっくりプレイスを離れたくないと感じるのでした。
尻尾をぱたつかせながら体を摺り寄せてくるもみじをみて人間の男性はぱちゅりー種と何かを話しています
そのぱちゅりー種の話を聞いた人間は納得したような顔をしました。
「もみじ。君はこれからはうちのゆっくりだ好きなところにすんでくれて構わない」
「わっふん…わふわふ」
「なるほど。君もめーりんみたいな犬小屋に住みたいのか今度用意しとくよ」
「…わふぅ?♪」
その様子を唖然と見ているのはゆっくりちぇんでした。
何故ならもみじも自分と一緒に山へ帰るといってくれると思っていたからです。
なのにもみじはこの場所に住む気が満々です。
「わからないんだよー!! もみじが何でここに住みたいかわからないんだよー!」
「ちぇん。君はもみじの体に傷があるのに気がついているかい?」
「!!」
言われてみればもみじの体には細かい傷や大きな傷がいくつもあることにちぇんは気がつきました。
それはどう見ても自然についた傷ではなく人為的につけられたような傷が多いようです。
自分といないときにもみじがどんな目にあっているかを考えてちぇんは悲しくなりました。
「わかったんだよー!!ここにいるのがもみじにとっての幸せなんだね」
「わふー…」
「でも、ちぇんはお母さんたちの場所に帰りたいんだよ」
「君がいた場所にはもしかしてゆっくりさなえやゆっくりかなこやゆっくりけろちゃんがいなかったかい?」
「!!いたんだよ。皆で尊敬をして信仰していたんだよ」
なるほどこのちぇんがいた場所は妖怪の山のあの場所かと人間は目星をつけた。
とあるゆっくりさなえのことを彼は思い出していた。
どうやら妖怪の山の廃村にある神社周辺のゆっくりのようだ。
彼は旅支度をするとゆっくりちぇんを背中に担いでどこかに行ってしまった。
それからどれだけの時間がたっただろうかゆっくりエンザの流行などの様々な困難を越えながらもゆっくり牧場の時間は流れていった。
もみじは充分ゆっくりはできているがどこか満たされない心が続いていた。
その心を表すかのように時期は梅雨に入りゆっくりがゆっくりできない日々が続いていった。
自分が選んだ選択肢が間違えていたのだろうかあの時彼女と一緒に山に帰ればよかったのだろうか?
目の前には自分と同じように成体になったゆっくりめーりんが4匹門番をしている。
自分も門番としてこの屋敷にくるゆっくりを追い払ったりしながら暮らしてきた。
そんなある日だった。目の前にとてもきれいな一匹のゆっくりが現れたのだ。
緑の帽子に緑色の帽子に茶色い髪に二本の長い尻尾からゆっくりちぇん種であることがわかる。
もみじとちぇんは涙を流しながら親愛のスリスリをし始めた。
そしてこの2匹が番になりゆっくり牧場の仲間を増やしていくのだがそれは機会があれば話したいと思う
最後に一言
「銀白色の髪の毛と耳、赤い天狗の帽子、銀白色の毛並みのもふもふした美しい尻尾のゆっくりもみじゲットだぜ!!」
【いいわけというなのあとがき】
最初にゲットだぜ!!本編をお待ちの方に謝罪します。
どうしてもみすち編がかけずに困っていたので気晴らしの意味もこめてこの物語を書きました。
元ネタはとある映画ですが若い世代の皆さんは知らないかもしれません。
本当はゲットだぜ!風の外伝の予定でしたが楽しんでもらえれば幸いです
作者名無し
- 外伝もいいですが本編を楽しみしています。
永編も頑張ってください
-- 名無しさん (2009-05-31 02:06:08)
- ラストのちぇんは子ちぇんは成長した姿かな? -- 名無しさん (2009-10-30 07:17:07)
- もみじを虐めたゆっくりは制裁されますように -- 名無しさん (2010-04-09 14:18:04)
- もみじを虐めたゆっくりは制裁とまではいかなくとも、けーねの説教と頭突きがほどこされますように -- 名無しさん (2012-11-09 16:38:30)
最終更新:2012年11月09日 16:38