【ゆイタニック号のゆ劇】ぶらり、旅の途中で

4月14日・氷山衝突から5分経過

この混乱し始めた船内に『乗り込んだ』一匹がいた。

 ・

「おお…?」
はた迷惑な光のカーテンが消え、首からカメラを下げたきめぇ丸(胴つき)があたりを見回した。

さっきから自分の周りで人間やゆっくり達が口々に叫びながら同じ方向に駆けていく

何故自分はこんな所にいるのだろうか。
サッ、サッ「…おお、いないいない」
そもそも旅の行先にしては(香霖堂)冩真館もさなえも霖之助もプチこぁも
…ついでにめーりんも見当たらない。
「ちっ…」
強いて言えばあの面倒なまりさが見当たらないのは、きめぇ丸には唯一の良い点だった


とりあえずわかるのは壁のポスターから、ここが豪華客船「ゆイタニック号」船内であること
鳴り響く警報ベル
さっきから聞こえる「沈没」「氷山」「大ダコ」「乱射魔」やら穏やかでないワードの数々。
せっかく来たが、快適で優雅な船旅とはいかないらしい
「…だいたいはあくしました。」パシャ
とりあえず人々に向け、シャッターをきっていくきめぇ丸。

と言ってもこんなのは最近珍しくもない光景だった…が、きめぇ丸の「旅」の一番重要な部分
『仮面ゆっくり』の気配もない。

「ただばたらきですね、わかります。おお、めどいめどい」

そう呟き、このハタ迷惑な状況をさっさと片づけ、本来の旅に戻るため。きめぇ丸は歩きだ…
よろよろ…ぺたん
「ぉぉ…きめぇきめ、うっ…」
…す前にこの慣れない揺れによって、自分が胴つきゆっくりである事を初めて呪う事になった。

「ぉぉぅ…」
 ・
 ・
 ・

世界の破壊者・きめ…でぃけいど―、
九つの世界を巡り、その瞳は何を見る・・・


ども『とりあえずパフェ』です。
今回企画用に最初に予告作ったっきりだった『仮面ゆっくりでぃけいど』主人公・きめぇ丸を沈没する船内に飛ばしてみました。
プロモスポット参戦なので「どうか好きにしてくださ…うぷ…」
…だそうです。
※能力はディケイドのパク…ディなので全く捻ってません

名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年06月06日 22:33