ゆっくり愛で小ネタ29 真・女神転生ⅢーYUKKURI マリサクス

真・女神転生ⅢーYUKKURI マリサクス

「なにやら事故が起こったようだ。このような悪魔は初めてみたが、連れていくかね?」

邪教のジジイ、なにサラッと言ってやがる。
……仕方ない、どんな悪魔か分からないけど、折角貴重な死兆石を使ったんだ。連れていかなきゃ勿体無いし、実は凄く強い悪魔かもしれないしな。

「ゆっ?わたしはゆっくりれいむ!おにーさん、ゆっくりしていってね!!」

「…………」

「おうおう、可愛らしい悪魔じゃのう。プニプニしておるぞホッホッホッ!」

「ゆっ!?青いおじさん、ゆっくりやめてね!それにれいむは悪魔じゃないよ、ゆっくりだよ!」

「そうかそうか、可愛らしいのうモチモチしておるのうホッホッホッホッ!?」
ほっとくと邪教のジジイが壊れそうなので、ジジイを右フックで眠らせた後、ゆっくりれいむ(以下れいむ)を連れて館を出る。

「おにーさん、さっきは助けてくれてありがとう!」

ポウンポウン跳ねるれいむ。
それを無言で見つめる俺。

「ゆっ、ゆっ」

なんとなく、跳ねるれいむを腕に抱えて頭?を撫でてみる。

「ゆー……♪」

気持ち良さそうに、顔を綻ばせるれいむ。

(やばい……可愛いかもしれない)

「ところでおにーさん!これからどこにいくの?」

……ハッ!?そうだ、これからマントラ軍の本営に行くんだった。撫でるのに夢中で忘れてたぜ!

「これから結構危ない所に行かなきゃいけないんだが……さっきの館で待ってるか?」

「ゆっ!?あそこはダメだよ!あのおじさんからは危険な感じがして、ゆっくり出来ないよ!」

そうだろうな。ジジイ壊れかけてたし。
まあ良いか。危なくなったら、俺が守ってやれば良いし。

「……分かった。一緒にいこうか」

「ゆっ♪おにーさんにゆっくりついていくね!」


人修羅とれいむの長い旅が、今始まった ……



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最終更新:2008年08月15日 00:45