小ネタ319 何かの象徴

古来よりアステカ文明においても「夏の牡丹餅ゆっくりも食わぬ」「ゆっくりが出るとあんまが引込む」
などの諺が現代に受け継がれているように、夏と水辺や海岸に出没するゆっくりは、風物詩を超えた
「何かの象徴」としてあらゆる文明に受け継がれています

都会の少し汚れた川では、鯛焼餌に使わない限りは、一部のゆっくり(にちょりやしずは)しか釣れませんが、
アイダホ州辺りの地方では、まだまだ毎年の様に釣り上げられ、時折人間の子供が「釣られる」現象が続いてます。
むしろ、人間側が「釣られる」事例は年々増加傾向にあり、ミシシッピ州を始めとした一部の州では、川釣りには
保護者の同伴を義務付けられ始めました。
また、釣れるゆっくりも、多くはれいむ・ケロちゃんから、近年ではきめぇ丸に変わりつつありますが、依然として
原因は不明です

まさしく、「人間か虎か、きめぇ丸が最後に生き残るか」というインドネシアの古い格言通りといえましょう。

なお、子供が釣った魚に対して、近くをたまたま通りかかった大人が、腕を組み、大きく顔を左右に振り回しながら、
「おお、いくざくとりぃいくざくとりぃ」と囃し立てる光景が、全世界で見受けられますが、これが捕獲時のきめぇ丸
の反応を人間が思わず模倣してきたことは、言うまでもありません


マーガトロイド書房刊 「 大江戸流行JUST NOW 」(2007.8)

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最終更新:2009年08月28日 21:33