(冬季)ゆっくりの出産

※ページタイトルにもあるように投棄場のSSです。
このSSにはゆっくり同士の交尾を含みます。
※都合至上主義の設定注意。

以下本文まで空白を開けます。
みたくない人は戻ってください。





















「ゆっくりの出産」

ここはゆっくりがたくさん住む森。
森はすっかり紅葉にまみれていた。
ゆっくりにとって秋とは備蓄をする季節だ。
冬になると体温調節機能のないゆっくりは凍死し、
体温調節機能のあるゆっくりちるのなど、まれな種が活動を始める。
食料がなくなると彼(彼女?)たちが人間から冬野菜をもらってくる。
これで備蓄が足りなかったとしても春まで生きていける。

「ありす、わたしあかちゃんがほしいの」
ここにいるのはゆっくりぱちゅりー。冬が近いというのに子作りを求めている。

「うれしい…でもいまからはふゆだからできないよ」
相手のゆっくりありすが言う。

今種がつくと実際に生まれる時は「寒中出産」となる。
正常に生まれてくる子供も少ないし、ゆっくりにとっては備蓄の問題もある。
ちるのやもこうに食べ物を持ってきてもらっても子供の分が足りるとは限らない。

「むきゅ。だいじょうぶよ。これをみて」
ぱちゅりーが指したもの、それはありすに内緒で貯めていた莫大な量の備蓄。
悪徳まりさが来ても、おそらく量に負けて食べられないほどの量。
ぱちゅりーは自分の種族故、冬を越してから子作りするとは考えられない。
体の弱いぱちゅりー種は冬の寒さだけで死んでしまうことがある。
おやがうまれながらにいないこはふこうだ。ぱちゅりーはそう考えていた。
春にありすと出会ってから貯めていた、一種の賭けである。

「わかった。じゃあくらくなってからにしようね」
ありすの同意が得られた。

夜。
ありすはぱちゅりーのおうちに行った。
成功すればありすはぱちゅりーのおうちに引越し、家族の一員となる。

ぱちゅりーは受けに回れない。
受けに回っただけでも、「まむまむ(ゆっくりの雌の生殖器官)」に「ぺにぺに(ゆっくりの雄の生殖器官)」を入れられた衝撃で餡幹部がやられて死亡、生きていても廃人になってしまうことがざらだ。
ゆっくりは雌雄同体であるので、攻めにも受けにも回れる。

「むきゅ///」
ぱちゅりーは「ぺにぺに」を出し攻めに回る。
「ありすもはやくまむまむだしてね!!!」

ところが。
「むきゅ?ありす、ぺにぺにがでてるよ」
受けなのに「ぺにぺに」を出しているありすに、ぱちゅりーは疑問符を投げかける。
「ゆぅ…じつは…」
ありすが話し始めた。

このありす、生まれた時から「まむまむ」がなかった。
気づいたのは強姦まりさに襲われた時。
その強姦魔は「ぺにぺに」をせり出し襲いかかってきたが、途中ですたこら逃げてしまった。
その結果わかったのが、「じぶんはあかちゃんをうめない」ということ。
ありすはきれいだったので幾多のゆっくりと付き合ったが、最後には「まむまむ」が出せないせいで
みんな恋人からいい友達になってしまうのだった。

ああ、わたしのこいってみのらないのね。
ありすがそう思ったときだった。

「なら、ぱちゅりーがまむまむをつかうよ!!!」
「ゆ!それじゃぱちゅりーがしんじゃうよ!!!」
ぱちゅりーの予想外の一言に驚く。
「あさまでゆっくりすっきりすれば大丈夫だよ!だからしよう!!!」
ぱちゅりーは自分が受けですっきりしたいこともある。
そのとき、相手にゆっくりすっきりすることを要求すればいい。
母から教わったことだった。
「わかった!じゃあゆっくりすっきりしようね!!!」
ありすがゆっくりとぱちゅりーに近づいていった。

ぺにぺにがまむまむに入りきるまで1時間かかった。
「「ゆ…きもちいい…」」
まるで同一人物のように異口同音する。
「じゃあ…すりすりするよ…」
「いいよ…ゆっくりね…」
すり…すり…とゆっくり顔をこすりあう。
傍目には動いてないようにすら見える。

すりすりは朝まで続いた。
「はあ…はあ…もういくよ…」
すりすりした興奮でしっとりしたありすが言う。
「むきゅう…ぱちゅりーもうはじけちゃいそう…」
同じく興奮でしっとりしたぱちゅりーが行為の感想を述べる。
「「あ…あ…あああ!」」
双方求愛の頬ずりに近い速度ですりすりしあう。
お互いを絶頂に導いていくすりすり。
行為の終わりは近い。

交尾の終わりはゆっくりしたものだった。
普通の交尾の始まりほどの速度で体をこすりあう。
そして、他のゆっくりが起きそうな大声で絶頂のしるしを叫ぶ。
「「しあわせ~!!!!!!」」

そして、子作りは始まった。
ありすのぺにぺにからありすの体内のカスタードが出される。
それはぱちゅりーのまむまむの中のうぐいす餡と混じり、ひとつの新しい命を作る中身を生み出した。

1時間かけてゆっくりと抜くありす。
二人には何かを成し遂げた達成感を顔に表していた。

「ありす…やったね…」
「またすっきりしようね…」
その日は二人とも幸せそうな顔で明日まで寝た。

冬。
土でふさがれたおうちの中にぱちゅりーとありすがいた。
「ゆ゛!!」
「ど…どうしたのぱちゅりー!!」
「う…うまれる!!!」
たいへんだ。
あかちゃんがぶじにうまれてくるじゅんびをしなくちゃ。

そう考えたありすはまず備蓄を持ってきて、広い積みわらを作った。
ぱちゅりーとうまれる子供のうける衝撃を減らすためだ。
「がんばってこのうえにのってね!」
「ゆぐぐ…ぱちゅりーはつよいおかあさんだからがんばるよ!!」

もともとぱちゅりーがいた場所も積みわらで埋める。
また、可能な部分は壁も積みわらで柔らかくした。

「ありす!もうでてくるよ!」
ぱちゅりーが叫ぶ。
「ぱちゅりー!よこになってね!」
ありすに言われたとおりごろんと転がる。
「ゆうううう!!!」
出産が始まった。
右のほほが大きく膨らんでくる。
それが一部色を帯びてくる。
紫。黄色。白い色。
「ゆぱっ!」
ほほが切れて、積みわらに落ちた。
「やったねぱちゅりー!」
「あかちゃんはどこ?」
「そのふくろのなかだよ!」

ぱちゅりーは袋と呼ばれた元・自分のほほを口できれいに開けていく。
袋がばさりと下に落ちた時、3匹の赤ちゃんが生まれた。
赤ちゃんは目を閉じて眠っている。
「「みんな!!!ゆっくりしていってね!!!」」
すると、一斉に目を開けて
「「「ゆっくりしていってね!!!」」」
と返した。
「ゆ…こんにちは!うまれてきてくれてありがとう!」
ぱちゅりーとありすは涙ながらに子供たちと触れ合った。

その後、子供達は親と一緒に冬を越し、
他の家族の子供たちとすくすく育ち、
そして立派なゆっくりとして親元を巣立っていった。

思いついたのがアブノだったんで。
やさしいゆっちゅさんならどんなゆっくりの愛でも受け入れてくれると思ったんだ。
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  • ふう・・・。 -- 名無しさん (2008-09-10 00:07:24)
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最終更新:2008年09月10日 00:07