「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」
朝、特に意味無く集まったゆっくり達が挨拶を交わしています。
微笑ましい光景ですね。
そこへめーりんがやってきました。
「ゆっ、ちゅーごくだよ!ゆっくりしていってね!」
「ちゅーごく、ゆっくりしていってね!」
みんなは次々にめーりんに挨拶をしました。
しかしめーりんは顔を真っ赤にして叫びました。
「ちゅーごくじゃないよ!めーりんだよ!はやくおぼえてね!」
挨拶も返さずに大声をあげた失礼なめーりんに対し、みんなは怒ることなく笑顔で返しました。
「わかったよちゅーごく!」
「ちゅーごくもゆっくりしていってね!」
「ちゅーごく!」
「ちゅーごっぐ!」
「なんともないぜ!」
「う、うわあああああああああああん!」
ちゅーごくは泣きながら帰ってしまいました。
「う、うわあああああああああああん!」
「あら、どうしたのめーりん。そんな6行上のをそのままコピペしたような泣き声をあげて。
みんなにちゅーごくって呼ばれて自分はめーりんだと主張したのに分かってもらえず
ちゅーごくと呼ばれ続けたような顔をしてるわよ」
「その通りの事があったんだよ!うわああああああああん!」
めーりんは泣きながらさくやさんに訴えました。
「そう、それは辛かったわね。ジュースでも飲んで落ち着きなさいな」
そう言ってさくやさんはジュースを差し出しました。
「単純なめーりんの事だから、ジュースでも飲めばすぐに泣き止むだろう」と考えているのです。
さすが、しょうしゃなゆっくりは考える事が違います。
「うん!ありがとう!」
やっぱりめーりんは単純でした。すぐに笑顔になってストローに口をつけ、ジュースを飲み始めました。
ちゅ~~~~~~…………
ごくっ!
「うわあああああああああああああ!」
最終更新:2009年10月08日 19:27