小ネタ334 ちゅーごくじゃないよ!めーりんだよ!

「ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」

朝、特に意味無く集まったゆっくり達が挨拶を交わしています。
微笑ましい光景ですね。
そこへめーりんがやってきました。

「ゆっ、ちゅーごくだよ!ゆっくりしていってね!」
「ちゅーごく、ゆっくりしていってね!」

みんなは次々にめーりんに挨拶をしました。
しかしめーりんは顔を真っ赤にして叫びました。

「ちゅーごくじゃないよ!めーりんだよ!はやくおぼえてね!」

挨拶も返さずに大声をあげた失礼なめーりんに対し、みんなは怒ることなく笑顔で返しました。

「わかったよちゅーごく!」
「ちゅーごくもゆっくりしていってね!」
「ちゅーごく!」
「ちゅーごっぐ!」
「なんともないぜ!」
「う、うわあああああああああああん!」

ちゅーごくは泣きながら帰ってしまいました。



「う、うわあああああああああああん!」
「あら、どうしたのめーりん。そんな6行上のをそのままコピペしたような泣き声をあげて。
みんなにちゅーごくって呼ばれて自分はめーりんだと主張したのに分かってもらえず
ちゅーごくと呼ばれ続けたような顔をしてるわよ」
「その通りの事があったんだよ!うわああああああああん!」

めーりんは泣きながらさくやさんに訴えました。

「そう、それは辛かったわね。ジュースでも飲んで落ち着きなさいな」

そう言ってさくやさんはジュースを差し出しました。
「単純なめーりんの事だから、ジュースでも飲めばすぐに泣き止むだろう」と考えているのです。
さすが、しょうしゃなゆっくりは考える事が違います。

「うん!ありがとう!」

やっぱりめーりんは単純でした。すぐに笑顔になってストローに口をつけ、ジュースを飲み始めました。


ちゅ~~~~~~…………
ごくっ!

「うわあああああああああああああ!」


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最終更新:2009年10月08日 19:27