完全に自分の想像の世界です。独自設定もありです。下ネタ注意です。
みょんの鳴き声
~ゆっくりは元となった人物に似ている~
昨今の研究でこんなことがわかっている。
例えば、ゆっくりらんとゆっくりちぇん。
元となったのは八雲紫の式神、八雲藍と藍の式神である橙。
藍が橙を溺愛しているように、ゆっくりらんはゆっくりちぇんを溺愛する。
他の例はゆっくりぱちゅりー。元となったのは紅魔館にすむ動かない図書館、パチュリー・ノーレッジ。
パチュリーは喘息で体が弱いが、ゆっくりぱちゅりーも体が弱い。
このように、幻想郷にいる人物達とどこか似ている。
しかし、この説に反対する者が一人…
「ちーんぽ!!」
「ハァ…」
その名は魂魄妖夢。白玉楼の庭師をやっている。
そしてゆっくりみょん。妖夢のペットだ。「ちーんぽ!」という鳴き声をあげる。
「ねえみょん。その鳴き声は止められないの?」
「ちんぽ?だめみょん!こみゅにけーしょんがとれなくなるみょん!」
「どうして?ゆっくりは普通に人の言葉を話さないの?」
「みょんはようむにおしえてもらったからとくべつだみょん!みょんのなかまはにんげんさんのことばをはなせないみょん!」
「そうか…この子も最初は「ちんぽ!」しか言わなかったからな…」
「ちーんぽ!」
「ちんちん!」
一人と一匹が会話していると、草むらから野生のみょんとみすちーが現れた。
「おともだちだみょん!ちーんぽ!」
「ちんちんちん!」「ちんぽ?」
「ちんぽ!」「ちんちんみすちん!」
普通の人から見れば放送禁止用語のオンパレードである。
「このままじゃ、私は変態になってしまう…止めさせることは無理だし…どうしよう…」
「妖夢?何か悩んでいるの?」
妖夢は声のする方を向いた。そこには西行寺幽々子とゆっくりゆゆこ。
「幽々子様。実はですね…」
少女説明中
「なるほどね。確かにこのままではあなたは変態になってしまうわね。」
「そんなの嫌ですよ…どうすればいいのでしょうか?」
「ほっといてはどうかしら?うちのゆゆこも…」
「こーぼねー!」
「ほら、変な鳴き声だし。」
「それは幽々子様が夜雀を食べようとした時に『小骨が、小骨が…』って言ってるから多分…」
「そうね。口癖がうつる可能性もあるわ。あなたの口癖がそうだったんじゃない?」
「変態な言葉を口癖にする馬鹿がどこにいます!?せいぜいあの夜雀ですよ!」
「そうね…あなたは女の子だから実物を目にすることも…いや、あるわね。」
「え?」
「ゆっくりみょんの鳴き声のルーツ。分かったかも知れないわ。」
「本当ですか!?」
「えぇ。でも推測よ。あれはまだあなたが小さかった頃…」
幽々子は昔の話をし始めた。
その話は妖夢が小さかった頃。そして、妖夢の祖父、魂魄妖忌が白玉楼の庭師をしていた頃…
冬のある日。
妖忌は里の子供達を集め、乾布摩擦はいかなるものかを実演しながら教えていた。幼い妖夢もついてきていた。
すると、妖忌の袴が緩くなってきて…
パサッ
「「「「「!!!!!」」」」」
妖忌の袴はずり落ちた。
しかも袴の下には何も履いていなかった為、丸見えになってしまっていた。
それをみた少年の一人が叫ぶ。
「ち、ちんぽ丸出しの変態だーーーー!!!!」
妖忌は慌てて袴を上げ、そのまま妖夢と共に白玉楼に逃げ帰っていった。
その後、里の子供達は妖忌の事を「ちんぽおじさん」となんとも不名誉なあだ名をつけた。
妖夢は人間の里にお使いに行くこともあったので、そのことは知っていた。
自分の祖父が馬鹿にされているのもほおっておけず、そのあだ名を聞くたびに、
「私の祖父は『ちんぽおじさん』なんかじゃない!」
と注意していた。そのあだ名が無くなるまで何度も…何度も…
いつしか妖忌もいなくなり、里でも『ちんぽおじさん』は消えてしまった。
「と、まあこんな感じね。覚えてる?」
「まったくです…」
「この話が正しいなら、少なくともあなたは変態じゃないわ。むしろ祖父の名誉を守るためいいことをしたのよ。」
「そうですね…この話を幻想郷中に広めないと、私はただの変態になってしまいます。」
「あなた…自分の祖父の不名誉な話を幻想郷中に広めるの?」
「だって…私何もしてません!みょんの鳴き声の元がそもそも祖父にあるんですよ!このままじゃみょんの鳴き声の元が私になってしまいます!」
「あら?あなたが『ちんぽおじさんじゃない!ちんぽおじさんじゃない!』って言ってたからじゃないの?」
「でも大元は祖父です!それに、今の白玉楼の威厳に関わります!幽々子様も変態な言葉を言い放つ庭師を持つことになっちゃいますよ!」
「それもいいかもね…変態の集う冥界ってのも面白そうだし…」
「面白くないです!!町へ行くたび冷たい目でみられます!だいたい…」
「ちーんぽ?」
そんな二人のやり取りを、ゆっくりみょんは不思議そうな目で見つめていた。
作者・サーペンto
追記・みょんの「ちーんぽ!」の起源について考えた結果、このようになりました。
妖忌涙目www妖忌が好きな方には申し訳ございませんでした…
- ちんぽおじさんで笑った。 -- 名無しさん (2010-04-21 14:23:59)
- 聞いた話では”珍宝”がルーツだとか? -- 名無しさん (2011-02-15 15:22:31)
- 妖忌失踪にそんな秘密があったとは・・・ -- 名無しさん (2011-02-16 04:48:44)
最終更新:2011年02月16日 04:48