それにしても、この元ネタってアメリカの14才の少年が考えたんだってさ。
「んっ、んっ。おいしいぞ。ありがとうおにいさん！」
ゆっくりけーねがストローでオレンジジュースを飲んでるのを見て、
俺はふと悪戯を思い付いた。
「なあ、けーね。ジハイドロジェンモノキサイドって知ってるか？」
「ゆ？なんだい、それは。きいたことがないぞ。」
「とても怖い科学物質でな、酸性雨の主成分なんだ。」
「ふーん。はつみみだ。」
「オマケに、異常に汗をかいたり、吐いたりする原因になるし、
物が腐るのを早くしたり、吸い込んだら死ぬこともある。交通事故の原因の一つでもある。」
「おお、こわい、こわい……。」
台詞はアレだが、口調はかなり怯えているな。よしよし。
「その上、大量に摂取したら……間違なく死ぬる。」
「ゆぅぅぅ、おそろしいな。」
「で、一番恐ろしいのは、……今、けーねが飲んでるジュースにそいつが入ってる。」
「ゆっ！？ゆぅぅぅぅっ！！！？ぺっ、ぺっ！！」
面食らったけーねはこっちを見て頬を膨らます。
「ゆ！いくらなんでもひどすぎるぞおにいさん！！けーねにどくをのませるなんて！！」
「ぷ、ぷはははは！！」
「わらいごとじゃない！！！」
「いやいや、ゴメン。ひとつ言い忘れてた。ジハイドロジェンモノキサイドは、ゆっくりの皮をふやけさせるんだ。」
けーねの目が点になる。
どうやら気付いたみたいだ。
「……ゆー！！！おにいさん、ほんとうにひどいぞ！！！おわびにじはい……なんとかのはいったじゅーすがもっとほしいぞ！！」
「はは。ごめんな。もう一杯やるからな。」
やっぱり、可愛くて賢いなあ、けーねは。
愛でというか、いじりになってしまった。ごめんなさい。
by.ゆっくり怪談の人
- 2分くらい考えてやっと分かった。けーねは頭が良いなぁ -- 名無しさん (2008-12-09 15:17:17)
- ジハイドロジェンモノオキサイドのほうが一般的だよ！ わからない人はこっちでぐぐってね！ -- 名無しさん (2009-05-23 21:36:23)
最終更新：2009年05月23日 21:36
