最近ゆっくり界隈では新種のゆっくりが発見されたと話題になっている。
そのゆっくりの名は「ほんちゅりー」もしくは「ホンレッジ」「本パチュ鈴」。
ぱちゅりーとめーりんの短所を掛け合わせた存在意義の分からないキメラゆっくりだ。
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i \ 龍. / i.
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/ /⌒ヽ. | | /⌒ヽ. ※居眠りしながら読書をしているほんちゅりーの図
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正反対の属性のため相性が悪いと思われていたこの二人が合体したというのは驚くべき事態である。
この二人が合体できたのだからもしかしたら他のゆっくり達も融合できるのではないだろうか。
というわけで私はとある二人のゆっくりを使って実験してみることにした。
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ゝ// `ヽ`フ すぐおいしい・・・・・・・・
/ .,' /! /! ! ハ ! ',ゝ すごくおいしい・・・・・
( ! ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ ,.ゝ
ヘ ,ノレ' rr=-, r=;ァ ir /! ノ
( ノ ! /// /// ! ヘ(
) ,.ハ ''" 'ー=-' " ' ! ',ヽ.
,_)__'! ト.、 ,.イ i .ノ
r'"ヽ t、 `>r--‐´レヘ ノ ウフフフ・・・・・・
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,r'うi=ョ=ョ=ョ=と)
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゙/~ └‐─‐‐とソ
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,.-‐-、 _人人人人人人人人人人人人人人人_
/ \ > 月曜日DEATHよー!!! <
/ \ ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
/ ______/\ ,.ヘ
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/ `ー/」l_〉7
く _;;::-‐''7" ̄ ̄`"'''iヽ、_/」
〈y'´ .i |_!_,.ハ i 、!,_.| |〉
! ヽ.| |__,.!/ Vレ,、!__!| |
| | : rr=-, r=;ァ'i |
i | :!'" "! | 現実を受け止めないヤツ
`ヽ、__,,' | i| 'ー=-' ノ| | 春ぶつけんぞ
i / ヽ、!>,、 _____, ,.イ | | | 五月病になっても知らんからな
冬の反対は夏なのだが、夏を象徴するゆっくりがあまりいないため仕方なくりりーを使うことにした。
まぁいきなり正反対なゆっくりを入れたら失敗する可能性だってある。なにごとも最初は慎重に行うべきだ。
「ったく、こんな花粉くさい奴と一緒にしないでよね、しっしっ」
「ふとましいやつは黙っていてほしいDEATHよー!!!」
お前ら一応同じ妖々夢に出演してんじゃねぇか。こんな険悪で本当に融合できるのか少し不安になってくる。
さて、一番の問題はこいつらをどうやって融合させるかだ。
記憶によるとゆっくりは同じ箱の中に入れておけば合体すると、どっかのサイトのSSに書いてあったような気がする。
そんな方法で大丈夫なのだろうか、とりあえずものは試しにこの二人が入れそうな箱を用意して適当に詰めてみた。
失敗したとしてもこいつらが何か変化するとも思えないし問題無いだろう。なにごともチャレンジである。
くそぅ、レティがふとましくて中々入れづらい。
「ぎゅうぎゅうなのですよーー!!」
「いててててててて」
おばあちゃんの知恵袋や生活の知恵を無意味に駆使して私はなんとか二人を箱の中に詰め終わった。
はこのなかにみつしりとつまつてゐる、といった状態だ。微妙にむさくるしい光景から目をそらす為に私は箱に蓋をした。
「それにしても春と冬が融合したら一体何が起こるんだ?」
姿はなんとなく想像できるのだがその性質は全く予想が付かない。
冬に花粉をばらまくのだろうか、それとも『月曜日ですよー!!』とか言いながらラーメンをすするふとましいやつになるのか。
下手をしたら季節がめちゃくちゃになってしまうようなことが起きるかもしれない。
やっぱりキメラなんて作るべきじゃなかったんだ。そんな事ハガレン見た時に分かっていたはずなのに。
「「…………」」
「し、静かになった……」
恐怖を抱きつつもこのあふれる好奇心はどうしても止められない。
私はゆっくりゆっくりと箱の蓋を開ける、そこには見たことのない一人のゆっくりがちょこんと鎮座していた。
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/ / 厂 ̄ `ヽ.!
∧ ∧ ∠ ノ ゞ
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/ 「VVVV! i ヽ _人人人人人人人人人人人人人_
____/__」 -─┴─┴‐- ⊥ > ゆっくりしていってね!!! <
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`丶、_ レ! i从(ヒ_]!\ミ、` j!//jソ //}
`丶、__ ヘ トヘヽ ' _, ノノf´//イノ
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「だ、ダレ?」
「ボクの名前はゆっくりリリィ白石、生徒会長を務めている」
な、なんか別の作品のキャラが出てきちゃった……
なんか吸血鬼と狼女と人造人間を従えているような雰囲気がある。
「リリー+ホワイトロックでリリィ白石というわけだ。まぁ仕事があるので失礼させてもらうよ」
「あ、どうも」
そう言ってゆっくりリリィはとことこと私の研究室から出ていった。
と言うか仕事ってなんだよ。今さっき生まれたばかりだろうが。
「……事実は小説よりも奇なりか」
というかゆっくりそのものがわかんねぇ。
そんなことを痛感しながら僕はのんびりと二人が入っていた箱を見るのであった。
終わり
- どうしてこうなった -- 名無しさん (2011-07-28 19:45:39)
最終更新:2011年07月28日 19:45