ゆっくりがいない世界の話
魔理沙の妙な実験でお饅頭から魔法生物ゆっくりれいむが生まれる。ややもあって本物の霊夢と仲良く暮らすが
日が立つうちに徐々に元気がなくなっていく、どういう訳か霊夢と魔理沙が調べるのだが全然分からずじまい
ある日霊夢がゆっくりれいむを元気付けようとギャグでゆっくり風にした魔理沙の顔を模したお菓子を作る
れいむもとっても喜んでさぁ食べようとした時に霊夢や魔理沙に「たべないでー!」と飛び掛る
ようやく合点の行く二人
犬猫といった動物は遊ぶにはうってつけだが会話やらゆっくりの行動をが理解できない
妖精は気質があっても彼らの過激な遊びにつきにあうには脆弱すぎる
人間とは会話はできて仲良くできてもそれは小さい子供と接するような保護者と子供の様な関係
要は対等な関係で付き合えるお友達がほしかったのだ
お皿に盛られたゆっくりまりさ風のお菓子に寄り添うれいむ。
何度呼びかけても「ゆっくりしていってね!」おかしのまりさは全然答えない
いつまでも離れようとしないので霊夢はそっとしておいてやる
疲れて眠りこけてしまったれいむは夢でお菓子のまりさが動き出して一緒に遊ぶ夢を見る
その様子を見ている怪しい影が一つ。それは空間のスキマから手を伸ばすと
お菓子のまりさに何かをかけるとスッと消える。するとどうだろう!お菓子のまりさが動き出したではないか!
覚醒したばかりのまりさは隣に自分そっくりの生き物を見るとこう言う
「ゆっくりしていってね!」
- これ好きだよ。短い中にも喜怒哀楽と起承転結が詰まってていい。 -- 名無しさん (2008-10-05 12:33:10)
- ゆっくりも寂しいとしんどいんだね -- 名無しさん (2012-06-29 15:21:56)
最終更新:2012年06月29日 20:15