小ネタ400 緩慢戦隊ユックレンジャー!!

この期に乗じてウソ予告でも。いつか本当に書ければいいなぁ。

緩慢戦隊ユックレンジャー!!



 時は東方歴2400年……人々とゆっくりは科学と怪異に囲まれてずっと平和な時を過ごしていた。
だがそんなある日、日本首都の上空に謎の空中巨大戦艦が突如出現したのだ。
 巨大な砲塔をぎらつかせ、先頭についたおぞましい瞳で人々を見降ろす戦艦は航空機や戦闘機を撃ち落としながら都庁にへと向かっていく。
そして、都庁上空まで戦艦が辿り着いた時、突如電波ジャックが起こり各地のTVに禍々しいれみりゃが映し出されたのだ。

『うー!れみりゃは宇宙から来たわるーいゆっくり、スペースれみりゃだぞぉー!我らスペースブラッド軍は今から日本に宣戦布告いたします。
 かくごしろー!ぎゃおーー!』

 その宣戦布告とともに戦艦から謎の覆面ゆっくりが何体も放出され、弾幕や体当たりで都庁を攻撃していく。
警察や自衛隊も必死に抵抗したが弾幕ごっこの遺伝子ともいえるESP(East side project)粒子を纏ったゆっくり戦闘員達には銃などの遠距離攻撃は全部回避され、
なすすべも無く首都は蹂躙されてしまったのだ。

『今日はこのくらいにしておいてあげるわ。でもれみりゃ達はこれだけじゃものたりないぞぉー!
 今度は仲間達も連れてきてあげる。フフ、覚悟しなさい地球の者どもよ』

 その言葉を残し巨大戦艦は空中の赤い闇に消え日本は恐怖に包まれた。


 その後もスペースブラッド軍は自衛隊基地襲撃、海路遮断を行い日本を孤立させていく。
そんな中日本政府は自衛隊海兵部隊隊長 影島真理と副隊長 ゆっくりむらさを軸とした対スペースブラッド軍部隊『lily-RW』を設立したのだ。
海兵隊から選りすぐれられた隊員達は苦戦しながらもスペースブラッド軍の攻撃を退けていく。
物体にESP粒子を練り込んで作られた怪人、縦横無尽に暴れ回る戦闘員、そして幹部と呼ばれる強力な敵でさえも。
 だがその攻勢も、巨大兵器『マシンドール』を戦場に投入、強固な装甲に近接戦を主体とした隊員達は手も足も出ず敗北を続ける形となった。

 そんな中lily-RWの専任科学者は一つのプロジェクトを発案する。
それはゆっくりと人間が力を合わせる対マシンドール強化駆動鎧『ゆっくレンジャーシステム』を………


 ゆっくレンジャー達の戦いはここから始まる。


「お、おれとありすでゆっくレンジャーとやらになれって……?」
「ゆっ!そんなことができるの!?」
「そう、これはゆっくりと人間が力を合わせなければ使えないの、あなた達ほど息があった人はあまりいない。
 だからなるのです!ゆっくレンジャーに!」

『ゆっくレンジャードール!!』


「へぇ、てっきり人間をベースに変身するかと思ったらゆっくりがベースなのか」
「私ゆっくり視点って初めて……けーね先生の世界ってこんなのだったのね」

『ゆっくレンジャーホーン!!』


「そんな!!やめてよ!なんでスペースブラッド軍の幹部なんかになってるんだよぉ!」
「ダメ……今のさとりたちじゃ心がつうじない、へんしんしなくては……」

『ゆっくレンジャーマインド!!』


「うぅん、僕はえーりんと合体してもいいと思うんだけどなぁ」
「いや、こころのじゅんびもありますし……」

『ゆっくレンジャーヒール!!』


「「「「緩慢戦隊!!ゆっくレンジャー!!」」」」




「ところで、何で色分けしないの?」
「色とかそういうんじゃないから、一人一人の個性を見てもらいたいから、たとえばありすちゃんはお母さん想いで……」
「ゴレンジャイじゃないんだから」

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最終更新:2011年04月14日 19:20