ゆっくり愛で小ネタ58 ゆっくり散文

塀の上

塀の上 猫ひとつ ゆっくりひとつ
眠い猫さんしっぽでうながす でていけでていけ
それでもゆっくり遊びたい ねこさんねこさん ゆっくりあそぼう
「にゃあ」と一喝 ぎろりと睨む
「ゆっくりしていってね」とゆっくり ぬかにくぎ
「おかしなやつめ」とためいき猫さん
今日もゆっくり 塀の上




れいむが珍しく 畳間に転がっている
「これ、れいむ、畳の跡が体中についてしまうよ」
ゆっくりと当たる部分をかえる 先ほどまで下だった場所は見事な畳色
「これ、れいむ、椅子を用意してやる。こっちになさい」
畳がいいとまだ転がっている そのうち畳になってしまそうなので もちあげる
「これ、れいむ、いっしょにゆっくりなさい」
椅子に乗せると飛びついてくる 椅子より人か




気分を変えて

「れいむ」と 呼ぶてまえで気が変わる
「ゆっくり」とわたしが呼ぶ
「なあに」と見上げる ゆっくりれいむ
「はーい」と床下から ゆっくりまりさ
「むきゅー」とかすかに 書斎から
クールボックスが がたがたうるさい

ああ おまえたちは みんなゆっくりだったね




にとり流れてどこへいく 今朝はゆっくり上流に
荒波かきわけ鮭をとる

にとり流れてどこへいく 昼はゆっくり中流に
中州でお昼寝一休み

にとり流れてどこへいく いっぱい遊んだ また明日





  • 貴方の作品は大好きです。とてもゆうくりできます -- 名無しさん (2008-09-03 22:37:45)
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最終更新:2008年09月03日 22:37