小ネタ438 【⑨⑨⑨企画】ゆっくり相撲

「みなさんお待たせしました。今年もゆっくり祭り恒例、奉納ゆっくり相撲大会を始めます
ゲストは博麗霊夢さん、実況はわたくしゆっくりれいむだよ」

「ねえゆっくり?」
「なあに?」
「ゆっくり相撲ってなんなの?」
「ゆっくり相撲は土俵の上でよりゆっくりしていたほうが勝ちという神事なんだよ」
「なんだかパンツレスリング並によくわからない競技ね」
「それでは第1試合ゆっくりチルノ対ゆっくりルーミアです!」

土俵に上がった2頭のゆっくりはそれぞれ頭しか無いのにまわしをつけているのがどことなく滑稽である

「はいみあってみあって~ゆっくり~…していってね!!!」
行司のゆっくりふとの軍配がかえるとゆっくりチルノは速攻をかけた
「ゆゆゆゆゆ!あたいサイキョー!」

あっけなくゆっくりルーミアを押し出して行司の軍配がかえった

「ただ今の勝負ゆっくりルーミアの勝ち、ゆっくりルーミアの勝ち~」
「ちょ、ちょっと待ってよ。今のチルノが押し出しで勝ちじゃない!」
その疑問にゆっくりれいむは
「まったくゆっくりしてませんねえ~ゆっくり相撲道に反します」
「そ、そんなものなの?」
「じゃあ次は横綱の試合だからそれを見ればわかると思うよ」

「西~静Hard~東~テルヨ~フ~」

呼び出しの声に入場する両者。テルヨフはゆっくりえーりんとゆっくりうどんげによって土俵に担ぎ込まれた

「ちょ、ちょっと!静Hardのほうは胴があるじゃない!テルヨフのほうは頭だけ。こんなハンディキャップマッチありなの?」
「横綱はそんなハンデものともしないよ」

「はいみあってみあって~ゆっくり~…していってね!!!」

開始早々静Hardは必殺の百裂紅葉張り手をかました。これは静Hardのモデルである神が落葉(物理)させる
技から来たものであるがテルヨフは・・・

「ZZZ・・・ZUN」

全く動せずゆっくり眠っていた。そのうち静Hardのほうが打ち疲れてしまった

「ただ今の勝負テルヨフの勝ち、テルヨフの勝ち~」
「さすが横綱、神々しいまでにゆっくりしてるね!」
「そ、そういうものなの?」

試合は進みゆっくりチルノ対ゆっくりレティ(胴付き)
ゆっくりチルノをクッション代わりにしてラーメンを完食(ゆっくりレティの勝ち)
ゆっくりチルノ対ゆっくりにとり(横綱)
ゆっくりにとりのツインテールでゴロゴロさせられてゆっくりにとりの勝ち

思うように戦績を上げられずついに最終戦に来てしまった。

「西~ゆっくりチルノ~東~テルヨ~フ~」

「はいみあってみあって~ゆっくり~…していってね!!!」

チルノは得意の速攻をかけるがテルヨフは微動だにしない。

「ゆぅ~根っこが生えたみたいにびくともしないよ!それならあたいコレクション!」

「ZZZ・・・ZUN」

しかしテルヨフは氷の中でもゆっくりしている。
必死に攻撃をかけるがテルヨフは表情一つ変えない。

「はあはあ・・・疲れた・・・ゆっくりしたい・・・」

ついに攻め疲れたチルノはゴロリと転がってしまった。その時・・・


おや・・・ゆっくりチルノの様子が?

ゆっくりチルノは光を放ち・・・


おめでとう!ゆっくりチルノはチルノフに進化した!

「ZZZ・・・ZUN」

チルノフはそのまま寝てしまった!

「ZZZ・・・ZUN」
「ZZZ・・・ZUN」

「ふたりともゆっくりしてるね!」

勝負はつかずそのままひきわけになってしまった。

「さあ全試合終了していよいよ順位発表です!優勝は・・・」




「ゆっくりチルノです!」
「えええええ~!結構負けてたじゃない!一体どういうことなの」
「それでは表彰式と賞品の授与です」
「スルーかよ!」
「優勝のゆっくりちるのにはハーゲンダッツ、2位のテルヨフにはゲームソフト、3位のゆっくりにとりにはキュウリ一ヶ月分が授与されます」
「え?優勝賞品が2位よりシケてるじゃない。ちょっとこれもしかして八百長なんじゃない?」
「それではみなさん次のゆっくり祭りまでごきげんようさようなら~」

「スルーすんな!八百長だああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」


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最終更新:2014年11月09日 11:31