永遠亭 映倫の診察室
「先生!急患が入りました!ゆっくりです!」
「…やっぱりね、来ると思っていたわ。」
「え、来ると思っていた…?何故ですか?」
「今回の東方新作を見てゆっくりの急患が来るのは予想していたわ…さあ、連れていなさい。」
「わ、解りました!」
/^\ ,.へ___
/ >''´ ̄ ̄`'''ヽ7
| /´ _ _'ヽ、
〉 / /´ / , 、 、 ヽ〉
/ i イ レ\ ハノ! i 、 i
(ヽrイ レイ (ヒ_] u i /ハヘ|
,' ノ 〉i ""u U ヒ_ン) " iハ
(((i)彡iノ U ,___, _ u ノ|(i))\
,,r-─/ ) u ヽ _ン U"". !.; ヽヽ `,
( ,r‐″
 ̄つ ,r─‐‐''
(´ ,r──'
 ̄ ゙̄'───--------‐'
__ /
,へィ'´ /\ / /
_,,.. -──'- く_/ > /
, '"´ `ヽ ̄ ,ヘ
/ `ヽ ハ
,' / / ハ ハ ヽ 、 ', |
.i / /ゝ、!_, レ' レ 、_,!ィ|ノ| | i
O | o 。イ, ( ヒ_] ヒン)/。o ! /
o | レイ |゜,,, ,, iヘ/レ' ゜ o
| .| | / ̄ ̄`i ハ| Yヽ!
ト、 .| i .ハヽ、| |,イ|`ヽ! ./| く
', \| ハ | | トi`=r─'i´レヘ|ハ〉´ |
ヽ、 レ' レヘィ''レ'!ヽ、ハ二/ヽト、/ /
\ 7´ ri´ ̄`y'⌒ヽ,! / \
`>-ゝ_,r'"ゝ /ヘ |-< \
/ _______,〉ヽ,/ ./i:::| ト、__ `ヽ、 ヽ
 ̄ /:::::ゝー'ハ:::::ゝ=ヘ  ̄ ヽ
/>、.,___/-,L__,.イ`ヽ、
「先生!ちるのちゃんが…ちるのちゃんが溶けちゃいました!助けてください!」
「大体解っているわ、原因は例大祭で出た新作ね。」
「え、何で解るんですか!?」
「日焼けしたチルノを見てチルノのゆっくりである自分も日焼けできると
勘違いしたんでしょ?妖精とゆっくりじゃあカラダのつくりが違うから
そもそも日焼けなんて…。」
「あ、違います、そっちの新作は関係ありません。」
「…え?」
「原因はこっちです「幻想少女大戦『夢』。」
「こ、これは四部作最後の…!」
「ええ、せっかく新作を買ってきたのは良いんだけど、本編がまだ
『妖』の途中で止まってて…。」
「…………。」
「それでちるのちゃん、本編を一晩で一気に進めるって…。
シュミレーションゲームなんて頭を使うのに一晩もプレイしたから知恵熱でこんなんなっちゃって…。」
「え、えっと、とりあえずどっちにしても溶けてるから、ゆっくりちるのは冷蔵庫に…。」
「あ、いえ、そんなことしなくて良いです。ちるのちゃんが溶けるのはいつもの事なので。」
「え?じゃあ何でここに?」
「ちるのちゃんの代わりに本編を『永』の最後までやってくれませんか?
天才なんだからそれくらい余裕ですよね?」
「エェ!?じゃあそのゆっくりちるのは何のために連れてきたの!?」
「嫌ですねぇ、シナリオを見せなくちゃプレイする意味がないじゃないですか!」
「えぇ!?」
・・・結局、永琳は幻想少女大戦を三日間徹夜でプレイする羽目になりました。
チルノはシナリオを理解するのに五日徹夜しました。
最終更新:2017年05月09日 01:10