暑い、暑くてたまらないからとりあえず今日もまりさをいじろう! 
「あんたさあ、そのぼうし味見してもいい?」 
「ゆ?たべるんだったらほっぺのほうがおいしいよ?」 
なんとなしに思いついたことを言ってみるとこんなことを言い出す。 
「いや、あんたがおいしいのは前に食べさせてくれたから知ってるけど 
そこんところはどんな味かなあって思ってさ。」 
ぼうしを指差すとゆぅ?と言いながら上を向くまりさ。 
「ゆゆ!どうしてもたべたい?」 
うんと頷くと、二マァとした顔で 
「ゆっくりしたい!!ゆっくりしてくれたらちょっとだけあげるよ!!!」 
うげ、暑くてあんまり動きたくないのに。 
どう?といわんがばかりにふんぞり返るまりさ。 
・・・ま、いっかぁ 
「その代わり約束だからね!!」 
「ゆ~♪」 
言うや否や走り出すまりさ、追いかける私。 
庭で小一時間ほど駆け回って遊んだ後、縁側に戻る私とまりさ。 
二人で冷やした麦茶をゴクゴクッ!!と飲み干す 
「「プハー!!!」」 
二人仲良く一息つく。そして本題へ 
「そんじゃ、ためさせてもらいます」 
「ゆっくりしてね・・・!!」 
なんだかエロイ顔して赤くなりやがったよコンチキショウそんなんじゃねえ。 
多分ぼうしは繋がってないから痛くないはず 
そんなことを考えながらエイッ!!とぼうしの先端をちぎった。 
「ゆぅんッ・・・!」 
だからエロイ顔スンナ。こいつ解って私をからかってやがるな! 
あとでほっぺムニムニの刑にしてやる。 
ちぎったぼうしを少し眺めながらゆっくり口に入れ咀嚼する。 
・・・ふむふむ歯ごたえがあって、その割には少し甘くてそんで塩っぽさもあっておいしい。 
「おねーさんごめんなさい」 
まりさがいきなり誤る 
「どしたの?不味くないよ。むしろ全然おいしい。」 
「ゆっくりしてて一周かんまえからぼうしあらってなかった(はあと)!!」 
ぶふっぅぅううっぅぅぅうぅううー!!!!!!!!!!!! 
盛大に吹いた後、私は非情のマッスィーンと化した・・・ 
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムむにむにむにむにむに・・・・・・・ 
いや、ちゃんと洗ってるとこ見て上げてなかった私が悪いんだけどさ。 
でも、おいしかったよ。まりさ。 
完 
最終更新:2014年04月29日 09:16