おりきゃら姉妹が・・・。もとい、秋姉妹様が日ごろ何かと弄り弄られを繰り返す、 
ゆっくりれいむ達に呼ばれて広場へと向かいます。 
「ああ・・・。みなさまにおよばれしてこのしずは。とてもしあわせー!!ですっ☆」 
「たてまえおつ。ほんとはきょうもよばれて、あたしらいじられんだろーなーって 
 もうぶちぎれすんぜんですっ☆」 
目を、まるで時代を感じさせる少女漫画のようにキラキラさせるゆっくりしずはと 
半切れで顔に暗い影を落とし目つきが怖いみのりこが、広場に向かい跳ね走ります。 
そこで待っていたのは、二人が予想にもしなかったことでした。 
「ゆ。きたよー!!!」「みんなあつまれー!!!」 
「「「「「「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」」」」」」 
そこには、大勢のゆっくり達が集まっていたのでした。 
「「お、おまいらなんだよ!!!」」 
あまりの数と歓迎のされように何事かと、思わず後ずさってしまいます。 
「「きょうはおりきゃらしまいの、おやすみぱーてぃだよ!!!」」 
「みょーん。ゆっくりしてほしいみょん。」「ち・・・っぽー!!」 
「「うーうーうあうあ♪」」「おぜうさまも、いもうとさまも、かんげいのおどり、かんぺきどぇす!!!」 
様々なゆっくり達が屈託も無くあの何時もの強気の表情で迎えます。 
実は、秋姉妹の様な季節限定のゆっくりはそろそろ次の年まで土に潜り眠りに着く、 
と博識なけーね先生に聞いたゆっくり達はしばらく会えなくなってしまうと聞いて涙を流し、お別れ会を計画したのです。 
「あ、ああ、お、おまえらぁ・・・。」 
「ごめんね、いつもらんぼうでごめんねぇ・・・。」 
こんなに自分達を思ってくれてるのかと、しっとりと泣いてしまう秋姉妹を前に 
「さあ、なかないでいっぱいたべて、ゆっくりしていってね!!!」 
「もこたんいんしたお!!!」 
「もっこもこうにしてやんよ!!!」 
と幾つか用意された手ごろな石で組まれた石の土台の下に潜った、ゆっくりもこうが火を出して燃え盛り 
バーべキューパーティが始まったのでした。 
みんなで協力して取ったお魚。飛べるれみりゃとふらんを中心にして、狩りを行い取った鳥。 
そして、秋姉妹が教えてくれた美味しい秋の味覚・・・。それらを石の板で焼いて皆でおいしく食べたのです。 
こうして、楽しい時間は瞬く間に過ぎ・・・ 
「「「「「「「「「「めがさめたら、またゆっくりしていってね!!!」」」」」」」」」」 
夜遅くまで皆でゆっくりした後、この言葉を閉めの挨拶として解散となったのでした。 
さて、見送ってくれるゆっくり達に涙と笑顔を振りまき、その場から去った秋姉妹なんですが・・・。 
「「うれしかったけど・・・。べつにあたいらふゆだからって、じつはねなくてもいいんだけどなー。」」 
と、少し複雑な気持ちを抱いて家路に付いたのですが、あまり悩んだり気にすることはしませんでした。 
だって、もし眠りにつかず数日後会いに行っても、ゆっくり達はこの予想外のゆっくり出来る出来事に 
驚くものの何も気にせず、「ゆっくりしていってね!!!」と迎えてくれるのですから・・・。 
まあ、また散々おりきゃらおりきゃらと弄られ、切れる。の繰り返しにはなるでしょうが、 
秋姉妹の活躍はこれからだ!!といった感じでドタバタとやっていく事でしょう。 
※秋姉妹様は実はどの季節でも普通にいらっしゃる不滅の方々だと思いますw             即興の人 
最終更新:2008年11月28日 21:51