『管理局の白い(検閲削除)』

妹がゆっくりれいむと遊んでいる。

「かーみの毛バーン!!」「やめてね!!かみのけはなしてね!!」

妹はなにやら髪の毛を弄っていろんな髪型にして遊ぶ事に
ハマッてしまったようで、それが自分の髪だけなら問題なかったのだが
つい最近に至ってはれいむの髪にまで手を出している。

「パーンクスターイル!!」
「うわあああああああああああ!!!」

手にベットリと整髪料をつけ、れいむの髪をにぎにぎとしていた妹が手を離すと髪の毛が見事に様々な方向を向いて立っている。
れいむはそんな自分の姿を鏡で見せられて目を見開き歯を剥き出しにして叫んでいた。

「つぎはぁ、えーっと・・・」
「やめてえええええ!!」

叫んで嫌そうにしつつもそれでも逃げ出さないのは、実は一度偉く気に入った
髪型にしてもらった事があったからだろうか。・・・まあ、そのときはどこから取り出したのかメガネを掛けてた上に
ウッフッフッフとか言い始めて、どこと無くパチモン臭いと言うかなんというかそんな雰囲気になってしまっていたけど。

「ほーれツインテツインテ」
「ゆふ・・・。」

今度はまんざらでもなさそうだ。口を猫みたいにして目を閉じ顔を赤くしてる。
漫画とかアニメやらが大好きでちょっと将来が心配な中学生の妹は
現実には有り得なさそうなコアな髪型を色々と実践している。・・・れいむで。

「れいむここでツンデレて見て!!はい!!」
「べ、べつにゆっくりしてほしいなんておもわないんだからねっ!!!」

妹のフリに見事対応して見せてくれたれいむに拍手。
ツインテでツンデレ最高とか金髪だとさいきょーだとかお兄ちゃんは言いませんよ?
などと思っていると、妹はいつのまにやらまた違う髪型に変えようと弄り始める。

「うーん、結ぶんだったらー・・・頭の上のほうで止めてっと・・・。どうせだから白いリボンにしてこう茶色に染めちゃえ!!」

数分後、どこかで見たことのある、管理局の白いなんたら、とか呼ばれているキャラの髪型に酷似した髪型が完成した時だった。

「・・・」

目が隠れるよう、うつむき加減でれいむが何か呟いている。ちょっとやりすぎて拗ねてしまったかと心配になり、二人で一緒に顔を覗き込むと・・・

「すこし・・・あたまひやそうか」
「「ちょ」」

ちゅどーん

そんなこんなでいきなり
魔力ダメージとやら、だそうなんですがどう見てもあれはヤヴァイです。ありがとうございました。
的ななにかを妹もろとも、食らう羽目になった。

俺と妹は古くから使われるコントのオチがごとく真っ黒こげになりつつ、な○はさん化したれいむに
ごめんなさいをして、散らかったものの意図的に無傷で済ましてくれたのであろう部屋の後かたずけをしましたとさ。

「次は某龍の玉のキャラの髪形を試して・・・」「やめれ。」                                  即興の人

  • 髪型で性格が変わるのかwww -- 名無しさん (2009-09-20 00:32:24)
  • ゆっくりの髪っていったいどうなってんだろなww -- 名無しさん (2010-10-08 21:28:35)
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最終更新:2010年10月08日 21:28