本格派モチモチリボンレスリング

兄貴 来日ということでバレンタインにも関係があるということで今日アップしました。
ゆっくり相撲で考えていたはずなのにいいアイデアが浮かばなかった結果がこれだよ!

  • ゆっくり同士の戦い(というかじゃれ合い)があります。



 寒風吹きすさぶ中ゆっくりまりさの親子が歩いていた。と言っても子供たちは親まりさの帽子の中にいた。
「ゆゆっ!みんな寒くない?」
「ままのおぼうしのなかとってもあったかいよ。ゆっきゅりさがそうね!」
数日前まりさたちの家は吹雪で壊れてしまい周りも雪で埋まってしまいぬかるんだ地面では家も作れず
新しい土地にゆっくりプレイスを探しているのだ。何日歩き続けただろうかまりさの目の前に
人間が不法投棄したロッカーがあった。しかしゆっくり達にとっては風雪をしのぐ素晴らしいゆっくりプレイスになる。
もう吹雪に悩まされずゆっくりできる。「ゆゆっ!みんな、とうとう見つけたよ!」
子まりさが帽子から飛び出して「うわあ!りっぴゃにゃゆっきゅりぷれいすだね!」と叫ぶ。
まりさも「ええ、ゆっくりお引越ししましょうね」と答え、親子がロッカーに向かっていったとき突然ロッカーが開いた。
「このロッカーはれいむたちのゆっくりプレイスだよ!ゆっくり出ていってね!」
すでにゆっくりれいむが住み着いていたのである。まりさは
「もう何日も探し続けて子供たちも疲れています。何とか住ませてもらえませんか?」と頼むが
れいむは「ダメだよ!どうしてもと言うならゆっくり族に伝わる決闘法、本格派モチモチリボンレスリングで決着をつけるよ!」
本格派モチモチリボンレスリング・・・それはゆっくり族特有のリボンや髪飾り、帽子を奪い合うゆっくりしたレスリングである。
まりさは戦いを好まなかったがこの冬を過ごすためにはゆっくりプレイスは欠かせない。「…わかったよ。やるよ!」
「ゆゆっ!いい覚悟ね!」れいむはまっすぐ突っ込んできた。
れいむとまりさはもっちり四つに組みあった。くんずほぐれつすりすりしあい、有利なポジションを取ろうとうする姿は
はたから見ればじゃれ合っているように見えるが本人たちはいたって真剣である。
れいむがもみあげを使ったモチドラムを繰り出せば、まりさは一族特有の帽子を使ったスピン攻撃を繰り出してくる。

一方子供たちの方はあまりの長さに子供たち同士で遊んでいた。
「ゆっ!まりちゃちゃんゆっきゅりあそぼうね!」
「うん!」

ゆっくり同士の戦い故、かなりゆっくりした長期戦になるとはいえさすがにれいむも焦りを感じだしていた。
「ゆう・・・こんなにゆっくり戦った相手は初めてだよ!」・・・こうなったら禁断の秘技を出すしかない!
「あっ!チョコレート。」
「ゆゆっ!チョコレートドコドコ?」
まりさがよそ見をしているすきにれいむがすかさず帽子を奪い取った。
「ゆゆっ!しまったよ!」
しかし子れいむからは「あ~おかーちゃんじゅるい!」と非難の声が上がった。
子まりさはは泣きそうな目をしている。そんな子まりさをみてまりさは
「しょうがないよ。またゆっくり探そうね。」
子れいむは「まりちゃちゃんいっちゃうの?」と涙目である。
まりさ親子が立ち去ろうとうする背中に「・・・ちょっとまって!」れいむが声をかけた。
「いらないものをかたずけたらまだ入るスペースがあるよ。」
子れいむが悲しむ姿を見たくないのもあったがまりさとの長い戦いというかすりすりになんとも言えない
友情というか愛情というかゆっくりした感情が湧きあがったのも事実である。
それにれいむは気づいたのだ。自分たちだけでなくみんながゆっくりできる場所。それが真のゆっくりプレイスだということを。

「ゆっくりしていってね!!!」

それかられいむとまりさたちはロッカー中心にゆっくり村を作り上げ、村が大きくなってからはロッカーはゆっくり聖地として
村人たちの憩いの場所になっていった。
なおモチモチリボンレスリングはすりすりによるコミュニケーションによる村の祭事的な
意味合いの強いゆっくり相撲と名をかえて村に伝わっていったという・・・。

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最終更新:2009年10月15日 08:17