- ゆっくりれみりあ(れみりゃ)の捕食種設定ありです。俺設定もありです
- ひどいあつかいのゆっくりと性格の悪いゆっくりや悪魔(?)のような性格のゆっくりがいます
- れみりゃの胴体無しはしゃべらない設定です
- それでもよければどうぞよんでください
では、駄文開始です
○○ 様
愛スレの皆様
報告者 作者名無し
野生のゆっくりれみりゃの物語(報告)
晩冬の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは私見ではありますが、ゆっくりれみりゃの物語をupさせていただきます。
文章の中に生物の生死や捕食のについて書かれていることに不快に思われる方には先に謝罪させていただきます
一匹のソフトボールぐらいの子ゆっくりがふらふらと川のほとりを飛んでいた。
ピンクの帽子から水色の髪がみえていて背中には黒い悪魔のような翼…ゆっくりれみりあ…通称れみりゃだ。
ある日、町に買い物に行った母親と別れてしまい気付いた時にひとりになってしまった
そして、行き先もわからずに何日もさまよっていると川のほとりを飛んでいた。
れみりゃが飛んでいると目の前にちいさなゆっくりのグループをみつけた。
れみりゃは一人ぼっちが寂しかったので彼らに近づいていった。
「れみりゃーだ!! まりさがさいごににげるからみなはさきににげてね!!」
「どぼじて!! ぞんなごどいうのばりざ!? ばりざもにげようよ!!」
「わかるよーー! まりさはおとりになるきなんだよ! ほかのみんなははやくにげるんだよ!」
「ちんぽ!!」
「むきゅ!? あのこはちいさいしおやがいないみたいけどどうしたのかしら?」
「こぁ!! ぱちゅりーさま、にげてください!? 」
などの声がきこえたためにれみりゃは怖くて地面に降りて「うー、うー」と泣いていた
みんながなにを怖がってるか解らなかったが自分も怖くておびえたために泣いたのだった。
そして、ゆっくり達がれみりゃを遠まわしに離れてから1時間が経過した。
おうちに戻りたいがれみりゃがいて戻れないと相談しあっていたときに1匹のゆっくりが自分がいくとれみりゃに近づいていった
「むきゅ、れみりゃはなにをしにここにきたの?」
「うー、うー!! まんまぁー!!」
目の前の紫の髪のゆっくり…ぱちゅりーがゆっくりとれみりゃに話しかけました。
どうやら、親とはぐれてしまったのではないかと思っていたぱちゅりーはそのことを聞くことにした。
「ははおやとはぐれてしまったのかしら?ままはどこにいったかわかる?」
「うー、うー!! 」
ぱちゅりーは、考えてみたがこの大きさの子供がひとりでいる事はありえない
やはり親とはぐれてしまったのだろかと結論付けた。
「むきゅ。だったらいえがどこにあるかわかるかしら?」
「うー、うー!!」
ぱちゅりーはどこにあるかはわからないと伝えている気がした。
その答えを聞いたぱちゅりーは悩んでいたが、
遠まわしにみてる仲間とれみりゃを交互に見たあとに仲間に声をかけました
「むきゅ。みんな落ちついてれみりゃのまわりにきてちょうだい!!」
と呼ぶと周りで様子をみていたゆっくりたちが恐る恐るれみりゃの周りに集まってきた。
「みんなよくきいてちょうだい。このれみりゃはまいごみたいなのよ!!」
「「「「ゆっくり、りかいしたよ!!」」」」
迷子なのはわかったが何の為にぱちゅりーが皆を呼んだのかの悩んでいるようだ。
だが、次のぱちゅりーの言葉を聞いた瞬間に状況は変わってしまった。
「かわいそうだからこのむれにいれてあげたいんだけどどうかしら?」
「「「「ゆっくり、りかいできないよぉおおおーー!!」」」
「わからないよー!!ぱちゅりーがなにをいってるかわからないよ!?」
「そんなのはんたいにきまってるよ。れみりゃはゆっくりできないよ」
「そうなんだよ。ころさないまでもこのむれからおいだすべきなんだよ!」
「ちんぽ!!」
「むきゅ。…でも、れみりゃもゆっくりなのだからゆっくりさせるべきだとおもうわ」
れみりゃには、ゆっくりたちが何を言ってるか解らないが怖くて仕方がありませんでした。
紫の髪のゆっくりと他のゆっくりたちが自分のことで騒いでいるのが怖くて仕方ありませんでした
「こぁ、わたしのいけんをいわせてもらってもいいでしょうか?」
れみりゃと同じような悪魔の羽が頭と背中に生えたゆっくり…ゆっくりこぁがしゃべり始めました
「みなさんがふあんなのはれみりゃさまがいるからですね?」
「「「ゆっくり、そうだよ!!」」」
「だったら、このむれをでていけばもんだいないんですよね?」
「「「ゆっくり、そうだよ!!」」」
「ぱちゅりーさまはどうしたいんですか?」
「むきゅ。れみりゃとはいえこんなちいさなこをひとりにはできないわ」
「だったら、このむれをぱちゅりーさまとれみりゃさまがでていけばもんだいないんですよね?」
「むきゅきゅ!? そのてがあったわね!!」
ぱちゅりーは、群れをでるかはともかく子のこの親をさがしにいこうと思いました。
「このこのおやをさがしにたびにでようとおもうのだけどいっしょにいくゆっくりはいるかしら?」
しかし、どのゆっくりも返事をしなかった。
れみりゃの親を探しに行くなどばかげてると思っているのだった。ある1匹を除いて…
「むきゅ、だれもこないようね…」
そういうとぱちゅりーは、目の前のゆっくり達に背を向けるとれみりゃに話しかけました。
「むきゅ。こんなわからずやのむれはでるわよ。れみりゃ」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
れみりゃには、紫の髪のゆっくりが何を話していたかはわかりませんが自分の味方だという事は理解できました
他人に甘える性質のあるれみりゃにとっては、紫のゆっくりが本能的に自分が無条件に頼るための存在に思えたのです。
「こぁ、ゆっくりわかりました。ではいきましょう。ぱちゅりーさま」
「むきゅ?こぁはむりしてこなくてもいいわよ?」
「こぁ、この、こぁはぱちゅりーさまのいくところならどこでもついていきます」
「むきゅ、しかたないわね。それじゃほかのみんなさようなら! ゆっくりしていってね!!」
「「「「ゆっくりしていってね!!」」」」
思わず本能的に声を返したが驚きを隠せないぱちゅりーの仲間達。
落ち着いてから声をかけようとしたがれみりゃが怖くて話しかけれませんでした。
頭脳役のぱちゅりーとこぁがいなくなったこのグループがどうなったのかは別の話です。
仲間達に別れを告げたぱちゅりー達3匹の新しいゆっくりプレイスとれみりゃの親探しの旅は始まった。
旅にでてから少し経った時にぱちゅりーがれみりゃに話しかけました
「むきゅ。あなたみたいにゆっくりできるこをれみりゃとよんでるのはおかしいきがするわ…」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
「そうね、あいしょうをつけましょう。なにがいいかしら…そう、れみぃよ。れみぃ」
「うーうー♪ まんまぁー♪ うーうー♪ まんまぁー♪ 」
れみりゃは、肯定の意味をこめてうれしそうに首を振りながらぱちゅりーの周りを飛びました。
その様子をみたぱちゅりーとこぁは肯定の意味と理解してれみりゃに話しかけました。
「そう、れみぃでいいのねよろしくね。れみぃ」
「よろしくおねがいしますね。れみぃさま」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
こうして、れみりゃはれみぃと言う愛称でよばれることになったのでした。
旅にでて川沿いに3匹で歩いているとあっという間に1日が過ぎました。
そして、最初の日の夕飯はこぁが捕まえてくれた蛙さんとバッタさんでした。
「こぁ。えんりょせずにたべてください。ぱちゅりーさま・れみぃさま」
「むきゅ。きょうはごちそうね。れみぃもえんりょせずにさいしょにたべなさい?」
「うーうー? まんまぁー? あまあま?」
その気持ち悪いご飯にれみりゃはとても困ってしまいました。
彼女が今までに食べたことのあるご飯は、いつも悪魔に仕える瀟洒なメイドさんが用意したプリンやお菓子を食べていたからです。
そのおかげで普通の野生のれみりゃと違ってゆっくりたちを襲わなかったのですが…
本当にこれが食べれるのか心配だったが、大好きなまんまぁーのためです。
思い切って蛙を口に入れてかんでみました
プリンに比べて苦くておいしくなかったがおなかがいっぱいになるのをれみりゃは感じた。
「むきゅ。れみぃそうとうおなかがすいていたのね。」
そういうと新しいまんまぁーはれみりゃの顔をすりすりしてくれました。
れみりゃはうれしそうにすりすりを返しました。
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
「こぁ♪ わたしもわたしも♪」
「むきゅ♪ むきゅ♪」
いつのまにか3匹で仲良くすりすりしながらぐっすりと寝てしまいました。
バッタさんがいつの間にか逃げてしまった事はご愛嬌と思いましょう。
れみりゃは、2匹が寝た後もおなかがすいて眠れずにいるといいにおいが近くの木からすることに気付きました。
その木には、オレンジの甘そう果物…人間が柿と呼ぶ果物が上のほうと下の方に残っていました。
(昔からの風習で旅人の為に下の柿は取らず、上の柿は鳥のために残し真ん中だけは木の持ち主が取ったため)
「うーうー♪ あまあま♪ 」
れみりゃは、喜んで柿に齧り付き最初に中の甘い部分だけを吸い出しました。皮の部分はすてていきました。
少し熟しすぎていましたがその甘さはゆっくりにとってはとてもゆっくりしたしあわせな味でした。
「うーうー♪ あまあま♪ うーうー♪ まんまぁー♪」
いいことを思いついたというように自分と同じぐらいの大きさの柿を1個もって2匹の場所に戻りました。
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
「むききゅん。れみぃどうしたの?こんなまっくらなときに?」
「こぁ、ぱちゅりーさまどうしました?」
「うーうー♪ あまあま♪ うーうー♪ まんまぁー♪」
「むきゅ。これはとてもゆっくりできるくだものでかきっていうのよ!!」
「こぁ。れみりゃさまがとってきたんですか?」
「うーうー♪ あまあま♪ 」
2匹は目の前にある果物に驚きましたが、夕食抜きでお腹がすいていたので半分にして急いで食べました。
「むきゅ。おいいしいわ。れみぃ。ほんとうにありがとうね」
「こぁ。れみりゃさまとてもおいしいです。ありがとうございます」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
れみりゃは、自分の頼る相手が喜んでくれたことがうれしくて楽しそうに空を飛ぶのだった。
そして、3匹は互いに寄り添って眠りについたのでした。
そして、次の朝にれみりゃの案内で柿の木のある場所に行くと
「くだものさんゆっくりしないでおちてきてね!!」
「ゆっくりしないではやくおちるんだぜ!!」
「くだものしゃん、はやくれいみゅにちゃべられてね!!」
などといいながら下のほうで待ち構えているゆっくりや木にぶつかっていくゆっくりがいました。
だが、れみりゃを見た瞬間に「れみりゃーだ!!と」大声をあげて逃げていってしまいました
れみりゃにとってもらった柿をたべながらぱちゅりーは溜め息をついた
「むきゅ。ここもゆっくりできそうにないわね」
「こぁ。そうですね。かわをはなれてあのとおくにみえるもりをめざしたらどうでしょうか?」
「うーうー♪ あまあま♪ 」
「そうね、あのもりさんのなかならだれもいないばしょがあるかもしれないわ」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
こうして3匹は、川を離れて人間が里の近くに作った小さな林を目指していくのでした
その場所に着いたぱちゅりーはここなら絶対にゆっくりできる場所だと思いました。
茸が大量になっているしどんぐりや木の実がたくさんなっている。
なによりも他のゆっくりが誰もいないのだった
倒れた大木の下に行くとだれもいなそうな野ウサギの巣があるので中にはいってみました。
ぱちゅり-は大きな声でお家宣言をしました。やはり、返事が返ってきませんでした。
ならば、ここは自分たちのゆっくりプレイスだとぱちゅりーは確信をしました。
冬まであと少ししかない時間で3匹はゆっくりしないで冬ごもりの支度を開始しました。
ぱちぇは巣の中の有効的な使用方法を考えて部屋を改造しました。
れみぃは、林の中や川の近くまで飛んでいって果物や木の実や枯葉などの暖房器具を拾ってきました
こぁは、ぱちゅりーの仕事を手伝いつつれみりゃのわからない茸や虫などのエサとご本の調達をしました。
そして、その時間の合間を使ってれみりゃの親をさがしましたが、手がかりはみつかりませんでした。
仕方ないので春になってかられみりゃの親をさがそうとぱちゅりーは考え始めた
…そんなあるときに問題が起きました。
冬ごもりまで1週間をきったある日、旅の途中のゆっくりまりさを巣に泊めてあげました。
その時は、まりさはお礼をいってかえって行きました
次の日になるとまりさは、林の外に待たせていた大人が5匹子供が10匹の群れを連れて林の中にに引っ越してきたのです。
まりさの群れはぱちゅりーの巣を横取りにしようとしたのですが…
昨日までいなかったれみりゃがエサ取りから帰ってきていたために驚いて巣から逃げ出しました
そして、
お約束のようにれみりゃはゆっくりできないと言い出したのです。
それどころかぱちゅりーたちが住んでいる巣をよこせと巣の前で騒いでます。
ぱちゅりー達は呆れるや腹が立つはで大変な状況です。
相手の群れも生き死にがかかっているので引く気配はありません。
「れみりゃはゆっくりできないからでていくんだぜ!!そして、そのゆっくりプレイスをまりさたちによこすんだぜ!!」
「れいむはしんぐるまざーだよ!!たいへんなんだよ!!たいせつにしなきゃいけないんだよ!!れみりゃはこわいんだよ!!」
「わからないよーー! れみりゃはゆっくりできないんだよ!」
「ちんぽ!!」
「とかいてきではないれみりゃとなかまはでていくべきだわ!」
「きょきょは、まりしゃのゆっくりぷれいすだよ!!」
「むきゅ!れみぃはゆっくりできるわたしたちのじまんのこどもよ」
「そうです。あなたたちをおそうことなんてありませんからしんぱいしないでください!!」
「うーうー♪」
ぱちゅりー達にとっては川の群れを離れてからのゆっくりした旅や冬ごもりを頑張ったれみぃを追い出すなどもってのほかだった
その為に話は完全な言い争いになってきて一触触発の状況になってしまった。
また引っ越すという手もあったが、冬ごもり間近になったこの時期に引っ越しすのはエサ集めの点から不可能だ。
そのためにぱちゅりーも巣をでるわけにはいかなかった。
その時、相手のリーダー格のまりさが妥協案を言ってきた。
「だったられみりゃとぱちゅりーがべつのすにくらすならみとめてもいいんだぜ!!」
「むきゅ?」
「まりさ。なにをいってるの?」
「まりさがなにをいってるかわからないよ?」
「ここはまりさにまかせるんだぜ!いいかんがえがあるんだぜ!!」
群れのリーダー格の50センチぐらいの大きめなまりさは、周りのゆっくり達に自信満々に話しかけたのだ。
「うーうー? まんまぁー?」
ぱちぇは悩んでいた。れみぃは自分たちの家族の一員だ。それを追い出すわけにはいかない
だが、れみぃを追い出せば自分たちはこのゆっくりプレイスから出なくてすむ…
この時期に引っ越せば自分たちは生きていく事はできないのが目に見えている…だがれみぃは…
あの作戦をやるには時間が足りないしどうすればいいのか
と、ぱちゅりーは悩み続けていた。その様子をみていた1匹のゆっくりが発言をした。
「わかりました。そのじょうけんをのみます」
「むきゅ!! なにをいっているのよ。こぁ!?」
「うーうー?」
「だいじょうぶです。ここはわたしにまかせてください」
とこぁは自信を持ってぱちゅりーとれみぃの耳元にささやいてきた。
ぱちゅりーはこぁの話を聞いて内心では驚いたが表面には出さなかった
まりさはれみりゃがいなければ自分たちの勝利は確実だと内心でわらっていた。
そうすればあのゆっくりプレイスは自分たちのものだと馬鹿な相手を見下してもいた
「さいしょに、ここいじょうのゆっくりぷれいすをあなたたちにあげます」
まりさは、今の言葉の意味が理解できずに悩んでいたが内容を理解すると聞き返していた。
ぱちゅりーの巣は、根が邪魔をして地下へ掘っていったのか入ってすぐの部屋までは入り口から潜っていく構造をしており、
奥に食物庫やの寝床の広い空間がある最高のゆっくりプレイスだった。
それよりもすごいゆっくりプレイスなんてあるのだろうか?
「ほんとうか…なのだぜ!?」
「ええ、ではみなさんわたしのあとについてきてください」
そういうとこあくまは、まりさたちが来たのとは逆の方に歩き始めた。
こぁ・ぱちゅりー・れみりゃ・まりさ・まりさの群れの順番で行進を開始した
ぱちゅりーは、そちらの方向にあるのが人間の町があることを知っていたので内心でいぶかしんだ
そして、30分ほど進むと目の前には人間が作った大きな木の小屋があった。
こちらからはいれますとこぁは板と板の40cmぐらいの壊れた隙間から中にはいっていった
その中の様子にゆっくり達は驚いたのだ。
食べ物は無かったがゆっくりとした広い空間が目の前にあったのだ。
大人ゆっくりが7匹・子ゆっくり10匹がはいっても半分以上の床が開いている
そして、目の前には至高のゆっくりできる素材
ゆっくりできそうな木のベット(ボロきれのようなシ-ツと中身がこぼれだしているフトン)
ゆっくりできそうなイスとテーブル(イスは腐りかけているのが4つ・テーブルにはカビが生えている)
風を防いでくれる窓(ところどころ割れている)
ゆっくりできそうなミドリの床と座布団(コケの生えた畳の床と中身の無い座布団)
ゆっくりできそうな木の置物(中身はからっぽの縦2メートル横1メートル奥行き50センチの本棚)
人が見れば何らかの理由で使われなくなった廃屋であるのは一目瞭然のその場所もゆっくりには輝いて見えた
なによりも外に比べて暖かいのだ。これならぱちゅりーの巣とくらべものならないとまりさは喜んだ
こぁの言った通りとてもゆっくりできる場所に連れてこられて群れのゆっくり達は思う存分ゆっくりし始めた。
「ここがあなたたちのゆっくりぷれいすです。」
「ゆゆー!!ここにすんでもほんとうにいいのかだぜ!!」
「すごいゆっくりしたひろいゆっくりぷれいすだよ!!」
「とかいてきなばしょね!!すんであげてもいいんだからね」
「でかまらーー!!」
「うんうん、わかるよ!!とってもゆっくりできるばしょだよ!!」
「ゆっきゅりできるよ!!」
ぱちゅりーは、その様子をみながらこぁだけに聞こえるように話しかけた
「ここはにんげんさんのおうちよ。あいつらをおいてほんとうにだいじょうぶなの?」
「はい、おつきさまがまんまるからはんぶんになるまでかんさつしてましたが、このこやにだれもきませんでした」
「むきゅ、ならだいじょうぶそうね」
そういうとぱちゅりーは、こぁとれみぃと家に帰ろうとすきまから外にでようとする。
だが、出る直前にリーダー格のまりさがまたぱちゅりーに話しかけてきた。
「ゆっくりまつんだぜ!! ぱちぇとれみりゃはいっしょにすむんだぜ!!」
「どぼじて!! ぞんなごどいうのばりざ!!」
「わからないよーー! れみりゃはゆっくりできないんだよ!」
「ちんぽ!!」
「むきゅ!!?」
ゆっくりの群れはまりさの発言の意味がわからず驚きの声をあげている
ぱちゅりーも何故そんなことをまりさが言ったか理解できなかった。
「うーうー? 」
れみりゃだけが状況がわからないのか鳴き声を上げながら空を飛びまわっていた。
それだけで他のゆっくりたちは、びくびくと震えていた
「そのれみりゃがいればまりささまたちは食料をあつめるのがらくになるんだぜ!!だからよこすんだぜ!!」
「むきゅ、そんなりゆうでれみぃをわたすはずがないでしょ!!ことわるわ!!」
「だったらぱちゅりーもいっしょにすむんだぜ! ごはんさんをさがすちえをかすんだぜ!」
そして、まりさはニヤリと笑うと周りの仲間にぱちゅりー達を囲ませた。
「れみりゃをおいていかないならいえにかえすわけにはいかないんだぜ!! ゆへへっへへ!!」
「むきゅ!?」
その時だった。それまで何もせずに成り行きを見守っていたれみりゃが誰も予想しなかった行動を開始したのだ。
「うー!うー!」
れみりゃは、天井近くから勢いをつけて適当なゆっくりを体当たりでぶっ飛ばしたのだ。
最初に吹っ飛ばされたれいむ種の大人は気を失ってしまった
「れみりゃだ!!ゆっくりできないよ!!」
「ゆゆー!?なにをするんだぜ!」
その一回の攻撃だけでまりさの群れは大混乱を起こして小屋の中を走り出したのだ。
まりさ自身もぱちゅりーの召使だと思っていたれみりゃの攻撃に動転して小屋の中のイスの上に逃げた。
その瞬間を見逃さなかったゆっくりがいた
「むきゅ、いまのうちににげるわよ!」
「こぁ、 ゆっくりりかいしました。」
「うー!うー!」
そういってぱちゅりー達3匹は、一目散に出口に向けて走り出した
後ろを振り向かずにその場を離れました。
幸い後から追いかけてくる気配も無く巣に帰って入り口を木の板でふさいでおいた
そのあと、3匹は体を寄せて眠ったが何故かゆっくりと休むことができなかった。
次の日の朝、予想通りにあのゆっくりの群れがやってきて騒いでいる
れみりゃの体当たりで怪我をしたゆっくりの治療費の代わりにエサをよこせとかれみりゃを追い出せと騒いでいるのだ。
巣の入り口の外で騒いで中に入らないのはれみりゃを恐れているのかもしれない
「むきゅ、あいつらはさわぐひまがあるならじぶんたちでえさをさがしなさいよ」
「こぁ、でもあのゆっくりたちがいなくならないとわたしたちがゆっくりできませんよ」
「むきゅ、どうすればいいのかしら?」
「うー!うー!」
れみりゃが昨日のように天井から相手にぶつかるような飛び方を見せ始めた。
どうやら自分があいつ等を追い払ってやるといっているようだ。
ぱちゅりーは、れみりゃに注意するような口調で話し始めた
「だめよ。れみぃ。あなたはぜったいにゆっくりをおそったりけがをさせちゃだめなの。わかった?」
「うーうー? まんまぁー?」
「おねがいよ…れみぃ。あなたは、ほかのれみりゃみたいにならないでちょうだい」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
「ありがとう。れみぃ。わかってくれたのね」
ぱちゅりーは、わかってくれた様子のれみりゃに対して満足そうにすりすりをしはじめた
その様子を見ている視線に2匹は気付かなかったがそれだけ2人の絆が強かったのだろうか…
視線の主は、二人の様子を見ながら今後の対策を考えていた。
「こぁ、ぱちゅりーさまにいけんがあるのですが?」
「むきゅ、いってみなさい。こぁ?」
「うー?うー?」
「では、いわせていただきます。れみぃさまをひとりだちさせてはどうでしょうか?」
「むきゅ、なにをいっているのれみぃはまだこどもよ!!」
「いいえ、おちつていください。ぱちゅりーさま。れみぃさまのおおきさを?」
「そんなのこゆっくりのおおきさに…むっきゅんんん!!??」
子の成長にふとした子で気付く事があるというそれは今のぱちゅりーだった
れみぃの大きさはソフトボールより少し大きいぐらいと思っていたぱちゅりーはれみぃの実際の大きさに驚いた
いつの間にか、ぱちゅりーの大きさとほとんど変わらないくらいの大きさになっていたのだ。
ぱちゅりーと同じバレーボールぐらいの大きさになっていたのだった
「ええ、わたしたちがむれをでたときとおなじおおきさにれみぃさまはなっておられます」
「むきゅー…」
「れみぃさまがいなくなればあのゆっくりたちがくることはなくなるのやくそくではないでしょうか?」
「むきゅー…」
「れみぃさまが、ほかのゆっくりとなれるためにもあのむれにあずけてみてはどうでしょうか?」
「むきゅー…」
「それにこのすではれみぃさまはとべませんがあのすならばひろいくうかんをじゆうにとびまわることができます」
「むきゅー…わかったわ。こぁ…でもれみぃをおいだすわけにはいかないわ」
「こぁ、わかりました…」
「むきゅ、いいことをおもいついたわ。あのむれがふゆをこせるしょくりょうがあればいいのよ」
最初にこぁにひそひそとはなしたあとにぱちゅりーはれみりゃに近づいていきすりすりをしながら話しはじめた。
「れみぃ。よくききなさい。あなたにはすこしのじかんおとりになってもらうわ」
「うーうー? まんまぁー?」
「ここのいりぐちをはかいしてあいつらのめをごまかすわ、そのあいだにあいつらのまわりをとんでいるのよ」
「うーうー? まんまぁー?」
「だいじょうぶよ。れみぃ。すこしのあいだのわかれだからまたえるわ」
「うーうー♪ まんまぁー♪ 」
「わたしは、いりぐちをはかいするためのわなをさどうさせるよういをしてくるわ」
そういうとぱちゅりーは入り口のあるへやにむかってはしっていった。
入り口においてある石や土を利用して入り口を閉じる用意をしにいったのだ。
そのあとに残ったれみりゃにたいしてこぁが何かを話しかけていたがぱちゅりーは気にしなかった
外にいたまりさの群れが見たもの…
れみりゃがでてきたのに驚いて巣の入り口から離れたあとぱちゅりー達が出てきて巣の中が埋まってしまったと言ってきた。
入り口に急いで向かうと巣穴の入り口は石や土で完全に埋まっていた。
まりさ達みんなで穴を掘ろうとしたが大きな石が邪魔で巣の奥まではいけそうにないのであきらめて帰ろうとしたときだった。
「むきゅ!わたしたちもこのむれにいれなさい!」
そう、ぱちゅりーが言ったのだった
続く
【あとがき】
作者名無しです。
ぱちぇとれみりゃの出会いの話です。
3話本編のはずがプロローグ以前の外伝を書いてしまったことにへこみました。
とりあえず、次もかわいいゆっくりゲットだぜ!!
書いたもの
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1~3 外伝シリーズ
最終更新:2009年10月04日 12:17