かわいいゆっくりゲットだぜ!!4

かわいいゆっくりゲットだぜ!!4(るーみあが来る!!)

  • たまにはほのぼのとしたものを書こうと思います。
  • 俺設定、れみりゃの捕食設定があり2匹います。主人公のゆっくりのれみぃと届け物のだめりゃ
  • wiki設定の「ゆっくりなのかー」食いしん坊。その設定と2次設定を基にした俺流るーみあです。
  • 原作キャラの名前が出ます。本人もそのうち出るかもしれません
  • ほのぼのがうまく書けるかの自信はありません。それでよければ読んでください



本文開始



「あにゃたっとわたしは♪いつもこねこしゃん♪みんなみんなだいっしゅき♪りゃりりゅれりゃんしゃま♪」
「「うー♪ うー♪」」
「てんこ♪ てんこ♪」

私がよく聞いているCDの歌を4匹のゆっくりが歌っている
2つのてっぺんがある帽子をかぶり短い手足と狐のような9本の尻尾と耳をはやしたゆっくりらん75cm胴体付き)
緑色の帽子とネコミミと茶色の髪の毛と2本の尻尾が生えたソフトボールぐらいのゆっくりちぇん
背中には黒い小さな悪魔のような羽をもつゆっくりれみりゃ(胴体付き)75cmと1メートル2匹だ
家を出発してから1時間半が経つが妄想していたバトルなど無く普通のピクニックのようになっている。
これはこれでいいかと歌っている4匹を見ながらあるき続けた。
疲れたのでここらで休憩をするかな

「4匹とも疲れたから少し休もうか」
「りょうかいだてんこ!」
「うんうん、わかるよー! きゅうけいなんだよー!」
「「わかったんだどぉー!」」

私は、見渡しのいい芝生のような野原にゴロンと転がる。

「のっかるんだよー!」
ゴフッ

なかなかのハートブレイクショットだった。一瞬、時が止まった気がする。
ちぇんの頭を撫でながらこいつも大きくなったなと思っていた。
最初に家に来たときには肉まんに尻尾と耳を生やしたぐらいだったが今はソフトボールぐらいの大きさになっている。
こいつが来てから1ヶ月以上経つんだよな。
色々なこと思い出しながら腹の上のちぇんののど(?)を撫でる。

「ゴロゴロ、しあわちぇー!」

のどを鳴らしながら幸せそうにしている。
このまま、ピクニックをして家に帰ろうかとか思いながらボーと空を見上げた。
…何か、黒い丸いものが上空から降ってくるのが見える。
とりあえずちぇんを抱えて2・3歩移動した。
それは私のいた場所に(私の身長170センチぐらい)を1分以上かけて落ちてきた。

「ごはんはどこなのだー?」

ノンビリとした声と共に闇が消えると目の前に一匹のゆっくりがあらわれた。
美しい短い金色の髪、紅い瞳、白い肌、頭に赤いリボンをつけている。
この子は、昔見たあの子に似ている…人を食らうという宵闇の妖怪 ルーミア…ゆっくりるーみあなのか
大きさはちぇんより小さい。肉まんに髪が生えた程度の大きさだ。たぶん子供だろう。
ご飯という事はちぇんを狙った捕食種の一種なのだろうか、私達は警戒をして近くの木の後ろに隠れた

「おなかすいたのだー。あっ、ちょうちょさんなのだー」

越冬したのかこの時期に珍しい蝶に狙いを済ましたようだ。
蝶が早咲きのパンジーに止まった

「まってほしいのだー、えーいなのだー」
ピョン

いきおいよく飛んだが捕まえるのに失敗した。
るーみあはそのまま蝶の止まっていた葉に突っ込んで動かなくなった。
とろくないかあいつ・・・

「…つかまらないのなのかー」

そういうとしょぼんと落ち込んでしまった。
この時期に外にいるという事は食糧不足か何かだろうか?
らんに聞くと最近の暖かさに早く冬眠を終わらせたのかもしれないと囁いてきた。
という事は親もどこかにいるかもしれないと周辺を見たがわからなかった

「る-みあ、おなかすいたのだー」

捕食種らしくないのんびりとした声。
あのゆっくりとした動き。通常種なのかもしれない。
これは安全かなと思って私1人でゆっくりるーみあ(?)の前に出た

「えーと、君の名前はなんていうんだい?」
「わはー! ごはんがでてきたのだ!」

…ご飯というのはちぇんじゃなくて私だったのか!!
ということはまずい状況だ。速く逃げないと食べられてしまう。
ガクガクっと足が震えている。昔、ルーミアに襲われたことを思い出したためだろうか。
恐怖のためかスロ-モーションのようにゆっくりるーみあが飛んでくる。
今までの出来事が走馬灯のように思い出してきた。らん、老犬あとの事は頼んだぞ。
そして、るーみあが私の手に齧りついた。とてつもない激痛が全身にはし…らなかった。

「かたくてたべれないのだー。おなかすいたのだー。ううぇーーーん」
「ごしゅじん! ちいさいこいじめるなんてさいていてんこ!」
「うんうんわかるよー! おにさんがそのこをいじめたんだよー!」
「「えれがんとじゃないんだどぉ!」」

あ・いや・え・悪いの私?…手、かまれて食べられかけたんですけど・・・
何か腑に落ちない感じがするのだが謝る事にした。

「すまなかった。私が悪かったよ。おむすびを食べるかい?」
「わはー! ごはんなのだー!」

私は笹で包んでおいたおむすびを風呂敷から一つ取り出した
泣き顔を笑顔に変えておむすびにむしゃぶりつくるーみあ
今日はたくさん歩いたからみんなも食べようかといって全員におむすびを一個ずつ配った。

「「「「むーちゃ、むーちゃ、しあわちぇー」だよー♪」てんこ♪」だどぉ♪」なのだ♪」」
「う~♪ らんちーだどぉ~♪ こんなのいらないんだどぉ~♪  ぽいするんだどぉ~♪~♪」

1匹だけおむすびを投げた奴がいたが気にしないことにした。
他のゆっくりたちは中身について話したり交換したりしている
だめりゃも腹がすいたらあきらめて食べるだろう。土だらけになったおむすびを笹で包んだ。
私は草に上に仰向けに倒れると焼きおむすびを食べながら空を見上げた。
青い空に白い雲がまばらに広がっている。
ちかくではなかがよくなったのだろうかゆっくり達が遊んでいる。

「おいかけっこするのだー」
「うんうん、わかるよー! ちぇんはにげるんだよー!」
「れみぃもにげるんだどぉー!」
「おにさん。こちらだてんこ!」


野原で4匹が遊んでいる声が聞こえる。「わはー」笑顔ではねるゆっくりるーみあが見えた。
1匹だけあまあまだのぷ-でっーんだの叫んでいるのがいるが無視をした。
耳障りなので外の世界でMP3プレイヤーと呼ばれるものを取り出した。
石鹸屋の『EX妖魔疾走【百鬼夜行の大行進】』という曲を聴き始めた。
親に似ず素直に育ったれみぃをみてぱちゅりーとこぁの育て方がよかったんだろうなと思った。
それとも、環境が彼女を成長させたのだろうか?
遊びまわるゆっくりをみながら、この世界は本当に面白いなと色々な出来事を思い返しえていた。

考え事にふけっているとCDアルバム1枚分の音楽が終わった
影の位置と太陽の位置から時間を推測する。
休憩を始めてから約一時間で昼の12時ぐらいだろうか
そろそろ出発するかな。私は音楽を聞くのやめた

「みんな出発するぞ」
「りょうかいだてんこ!」
「わかったよー!」
「わかったんだどぉ!」
「うーうー!!ぷでぃん、ぷっでぃん!!! あまあま、たべたいんだどぉ!! さくっやー! しゃくやー!」

ああ、あいつまだ大声をあげていたのか
そんな中しょぼんと落ち込んだるーみあが話しかけてきた。

「いってしまうのかー…」
「きみもおとうさんやおかあさんのもとにかえりなさい」
「るーみあは、ほんとうおかあさんのことよくおぼえてないのだ」
「ほんとうの?だったら育ての親はだれなんだい?」
「ちるのおかーさんとだいちゃんおかーさんにそだててもらったのだー」
「だったらそこに帰ればいいんじゃないか?」
「るーみあは、ほかのきょうだいといっしょにひとりだちをしたのだー」
「それでどうしたんだい?」
「だけど、ひとりだちをしてからぜんぜんごはんとれないのだー」

ゆっくり屋で聞いた話だがれいむ種にだって蝶を簡単に獲れると聞く
うちのちぇんも虫や蛙を自慢げにとってきたのでやめるのに苦労させたことがあった。
自慢ではないが私は昆虫やミミズが全く駄目だ。
話を戻そう。このるーみあにはそんな食料さえとることができないようだ。

「母親は教えてくれなかったのかい?」
「こうやるんだって『ふー』ってくちからつめたいいきをだしてこおらしてたのだー」

…そりゃ参考にならんわな
先ほどみたいに真っ暗になって近づけばと聞くとそれも失敗したという。
170cmを1分で飛ぶぐらいのスピードじゃな…
さっきの追いかけっこでも鬼が変わった様子が無かった
野生にこのまま出たら間違いなく飢え死にだろうなと思った。
どうしたもんかなと考えるとるーみあと遊んでいた3匹がジーとみてきている。
この子を見捨てるのかという非難の目だ。
うーうー、この世界に慣れてきたとはいえ正直エンゲル係数がやばいんだよ俺の家。
それに部屋だって狭くなってきたしどうするかな。
『あんたの気持ちに従うべきですぜ、ご主人』
犬の声が聞こえた気がする。よし、決めた。

「ごはんをたべれないのはもういやなのだー。うぅ…ひっぐ」
「なあ、るーみあ」
「うぅ…」

るーみあ泣いているから返事はしなかった、だが気にせず私はは言葉を続ける。

「君は他のゆっくりが取れるご飯を取れないから、野生にいたら死んでしまうかもしれない」
「うぅ…ひっぐ」
「よく聞きなさい。君はまだ子供だから今は全然獲れないだけなんだ、いずれ大きくなればきっと獲れるさ」
「ほ、ほんとうなのか?」

たった一言で涙声から段々元の声に戻ってきている。よしもう一押しだ。

「そうだよ、君はまだそんなにたくさん跳ねれないだろ? 
 でも、体が大きくなれば勢いよく跳ねれるようになる。
 それに空を飛ぶのもうちのれみぃやこぁにおしえてもらえばうまくなるさ。
 それに君には周りを暗くできるすごい能力がある。
 だから、さっきの蝶だって簡単に捕まえられるようになるさ」
「わはー、そーなのかー!!」

私の言葉が相当うれしかったのか、るーみあは本当にうれしそうに
『わはー、そーなのかー』を口に出しながら空を飛びまわっている。
さて、喜んでくれたしもう少しご飯をあげるかな。

「さ、そうと決まったらもっとごはんをたべたおおきくなろうね。腹ごなしだ。」
「わは、そーなのか」
「「「「ゆっくり、いただきます」だよー♪」てんこ♪」だどぉ♪」なのだ♪」

「「「「むーちゃ、むーちゃ、しあわちぇー」だよー♪」てんこ♪」だどぉ♪」なのだ♪」
「う~♪ らんちーだどぉ~♪ こんなのいらないんだどぉ~♪  ぽいするんだどぉ~♪」

先ほどの土つきおむすびを投げるやつがいたが気にせず無視をした。
意地でもこれ以外をだめりゃにあげる気はない。
喜ぶーみあの頭をなでた
ツヤのいい金髪はさわり心地がよかった。
他のゆっくりも撫でてほしいというので撫でた。
みんな立派に成長してくれているのがうれしいと感慨にふけっていた。(だめりゃを除く)

「うーうー!!ぷでぃん、ぷっでぃん!!! あまあま、たべたいんだどぉ!! さくっやー! しゃくやー!」

その感慨を駄目にした1匹をジト目でみている。
と娘のれみぃに頭をはたかれて注意をされている。
そして、しぶしぶとおむすびを食べ始めた。
中の具に気付くといきおいよく食べ始めた。
ゆっくり用おむすびに木の実や餡子やチョコを入れておいたのだ。
ちなみに自分用の焼きおにぎりは醤油を塗って焼いただけのシンプルなものだ。

気分を変えて小さな冒険の続きを再開するかな

「それじゃ、紅魔館目指して出発だ 」
「だよー♪」「てんこ♪」「「だどぉ♪」」「「なのだ♪」」

それではいつものやつを

「ゆっくりるーみあゲットだぜ!!」
「さすがるーみあだぜ! 宵闇のゆっくりは伊達じゃないんだぜ! 周りを暗くする能力をもってるんだぜ!」


【ナレーション】
「こうして、主人公の旅はまだまだ続く。続くったら続く。」
                                                          byゆっくり博士                                          


あとがきと質問】
Q何故、『ゆっくりもんすたー!! 紅 -姉は空気-』じゃないの?
A『注意:次回作は予告と全く違う題名や内容になることもありますが気にしないでください。仕様です』と書きました

Q石鹸屋の『EX妖魔疾走【百鬼夜行の大行進】』や最初の歌はなんなの?
Aニコ動でネココタマツリや石鹸屋でググッてください。ちなみにJOYSOUNDというカラオケで歌えます



作者名無しです。

製作6時間、自分では思ったよりもサクサクとかけました。他のかたはどれぐらいかかるのでしょうか?

バレンタイン企画用SSがライブ前日でハイ状態だったのか2時間でかけました。出来はともかく…

ゲッドだぜ3と外伝が両方書くのに1ヶ月以上かけたのにこの差はいったい…?

とりあえず次にでるゆっくりは今回のるーみあの話と3エピローグから予想してください

紅編は週1のペースでかければと思います。が3月に東方イベントが2つあるのでピンチです

あと長文の会話があるときは漢字を利用したほうが読みやすいという意見があったので気をつけます。

次もかわいいゆっくりゲットだぜ!!

書いたもの

かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1~4 外伝1




  • ゆっくりるーみあ可愛いなあ♪ -- 名無しさん (2010-06-26 21:22:54)
  • ソフトボールと肉饅ってほとんどおんなじ大きさな気がする -- 名無しさん (2011-09-21 06:02:56)
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最終更新:2011年09月21日 06:02