どうも、猫です。
注意:無駄に長くて駄文です。
:自分設定ふんだんに使用しています。
ここはとある村・・・。この村では冬に都会では見ることの出来ない風景が見れる。
僕はそんな風景を見たいがため都会から旅行にきたただの旅行者である。今駅に降り立ち送迎バス待ちしているところ。
「わかるよーさむさんだねー」そして今僕の足元で僕へ話しかけているのが僕のペットのゆっくりちぇんだ。
基本僕は一人旅が好きなんだが今回の風景はゆっくりに関するものでちぇんが見たいと言っていたため連れて行くことに決まった。
しばらくすると予約していた宿の送迎バスがやってきた。
「お前が見たがってた風景がそろそろ見れるな~」僕はちぇんを膝に乗せ撫でながら語りかけた。
「わかるよーとてもゆっくりしているんだよー」ちぇんはかなりうきうきしている様子である。
20分ほど風景を見ているとバスは目的の旅館に到着。
荷物を持つ僕と僕の肩に2本の尻尾を絡ませ甘噛みし動いても落ちないようにしたちぇんはそのまま受付でチェックインを済ませ部屋に入った。
日本庭園がうっすらと雪で白くなって美しい風景である。
「綺麗だな~そうだろ?ちぇん」僕はちぇん用にお茶を淹れておいた。
「そろそろあれみにいくんだねー」ちぇんが着いて早々言い出す。
「今日は疲れただろ?それよりもっとゆっくりしようぜ」僕は旅が初めてのちぇんに色々と注意した。
「旅っていうのは急がずに風流とかそういうのを楽しむんだ、例えば温泉とか土産物とか色々とあるだろ?」
「わかるよーちぇんがわるかったよー」ちぇんは反省しているらしく尻尾が垂れ下がっている。
「まぁ今はゆっくりたのしんでいってねっ!!」とゆっくりたちが言い出しそうな台詞を言ってみた。
ぱぁとちぇんの顔に笑顔が戻ったところで僕は浴衣とタオルを持ってちぇんと共に露天風呂へ歩いていった。
ゆっくりは水に浸かると解けてしまうので髪を洗って桶に数cm程お湯を入れるのが正しいゆっくりに入浴方法である。
そうするとことで、皮が温水を吸い全身がぽっかぽっかになる。(ゆっくり大辞典120ページより)
ちぇんは極楽極楽~みたいな顔をしている。ゆっくりでいうと「とてもゆっくりしている状態」なんだろうな・・・あれが。
温泉から上がり部屋に戻ると従業員の人が料理を並べていた。
「いただきまーす」ちぇんは行儀よく食べ始めたところで・・・
「ゆっくりがすごいことをするって聞いてきたんですが何か知ってませんか?」僕は箸を止め女将さんに聞いてみる。
「あぁ~あれですか~あれはすごいですよ~」女将さんがもったいぶっていたがどうやらすごい光景らしい。
「どこでみれますか?」僕はさらに深く聞いてみる。
「朝ならここから見れますよ~」女将さんはにこっと笑いながらそう答えた。
入浴前に入れておいたお茶もすっかり冷えてちぇんでも飲みやすくなっていたためグビグビ飲んでいた。
ちぇんはいつの間にか食べ終わって女将さんの膝の上で甘えていた。
ご飯も食べ終わり僕は下駄を履きちぇんをまた肩に乗せて土産物巡りをしている。
実は僕の家にはゆっくりらんとゆっくりゆかりんが居たのだが今回はお留守番をしてもらっている。
なのでちぇんは親同然の2匹のために慎重にお土産を選んでいる。
僕は簡単に温泉まんじゅうを数箱買い、ちぇんはそこの名物である食べ物を数個買った。
お土産も買い終わり部屋に戻ると既に布団が敷かれている。
ちぇんはぐっすり眠りについていたので僕はブログを携帯から更新し、闇と月の光と雪で織り成す幻想風景を写真に収め布団で眠りについた。
朝・・・僕は女将さんに起こされた。
「そろそろアレが始まりますよ、準備しておいてください」
「う・・・うーん」僕は基本寝起きが悪いがちぇんはもっと悪い。寝始めたときは布団に居たのに今は板間にまで転がっていた。
「おい!ちぇん!起きろ!始まりそうだぞ!」
「んー・・!」ちぇん覚醒。
僕もデジカメを用意しちぇんは目を離さずに庭を見た。
しばらくすると「ゆっくりしていってねっ!!!」という声が聞こえた。
「きょうはゆきさんがゆっくりしてるからあれをするよ!!」
れいむ種が数匹庭に入ってきておもむろに転がり始めた。大きさからして子ゆっくりだろうか。
しばらく転がっているとれいむは雪球となっていた。そして・・・
「ゆっきゅりしていっちぇねぇ!」と雪球から赤ちゃん言葉のゆっくりが飛び出してきた。しかし大きさはさっきの子ゆっくりと同じみたいだ。
それはそのれいむだけでなく庭に入った全てのゆっくりが同じようなことをしている。
「これが・・・アレか」僕はデジカメで撮影しながらつぶやく。
そう・・・ここのゆっくりがいつ頃か分からないがこの遊びをしているらしい。
ころころ転がって雪球になるのは親ゆっくりを表現しているらしくそこから勢いよく飛び出すのは赤ちゃんゆっくりを表現しているらしい。
そこで赤ちゃん言葉で話すのは赤ちゃんの気分を体感するためらしく母性の強いれいむ種のみがするらしい。
しかしこいつら雪に包まれて平気なんだろうか?そもそも冬眠するのが普通のゆっくりであるのだが…このゆっくりはそういう風なことはしないらしい・・・。
「いや~ゆっくりというのはとことん謎が多いな~」僕はデジカメでの撮影を終えたため片付けを始めた。
「でもあのれいむはとてもゆっくりしているんだねーわかるよー」ちぇんは不思議そうな目でれいむたちを見つめいた。
電車に乗り帰宅している最中に・・・
「今回の旅行はどうだった?」僕はちぇんに尋ねる。
「とてもゆっくりできたよー、今度はらんしゃまやゆかりしゃまもつれてきたいよー」ちぇんはとても嬉しそうに尻尾を振っている。
こうして僕とちぇんの旅行が終わり、ちぇんの土産話を2匹は3日かけてゆっくり聞くことになるのは別のお話。
終わり
あとがき
どうも、ちぇんを使ったSS書いたこと無かったので書いてみました。
「ゆっくりを連れて旅行に行ってみたい」と思って後は勢いだけで書き上げました。
次回は何のゆっくりにしようか検討してます。
- ゆっくりの生態観察旅行ですか~♪
不思議な生態ですが、見ていて微笑ましいシーンですねv -- 名無しさん (2009-03-11 04:04:47)
- 妖精チックな不思議行動だな~と思ったけど、冷静に考えると擬似出産プレイ(しかも胎児側)なのか。 -- 名無しさん (2011-06-21 00:03:37)
- マニアックだなwでもメルト設定はゆっくりの行動に制約が厳しくなるから使いどころが難しいよね -- 名無しさん (2011-06-21 13:46:05)
- >荷物を持つ僕と僕の肩に2本の尻尾を絡ませ甘噛みし動いても落ちないようにしたちぇんはそのまま受付でチェックインを済ませ部屋に入った。
絵が浮かんだwかわいい。 -- 名無しさん (2011-06-26 16:50:20)
最終更新:2011年06月26日 16:50