- 赤まりさの言葉など文章の読みにくい箇所があります。オリキャラいます
- 俺設定ありです
季節は早春、幻想卿の人間の里にも暖かさが出てきた。
そんな里のある箇所での物語り
「ゆっくりしていっちぇね!!」
「ふぁぁぁ、ゆっくりしていってねまりさ」
そこにいるのは、ピンポン玉ぐらいの黒い帽子に黄色い長髪をもったゆっくり。ゆっくりまりさとよばれるゆっくりの赤ん坊と1人の少年だった
このまりさは、父親の下で働いてる青年が少年へのプレゼントにくれた
まりさは少年に挨拶をすると台所へ向かっていった。
「ゆっくりしていっちぇね!! おきゃしゃーん!!」
「はいはい♪ まりさはいつも速いわね。お父さんを起こしてくれるかしら」
「ゆっくりおきょしにいくよ!! おきゃしゃーん!!」
そういうとまりさは台所を出て父親の寝室に向けて走り出した。
部屋の障子を空けると父親のおなかの上に飛び乗って声を上げた
「ゆっくりしていっちぇね!! おちょーしゃーん!!」
「zzzz……」
父親はその声に全く反応せず深い眠りについたままだった。
次にまりさは父親の耳に口を近づけると大声で叫んだ
「ゆっくりしにゃいでおきちぇね!! おちょーしゃーん!!」
「zzzz……はっ、おはようまりさ」
やっと父親が起きてくれたことに満足そうに胸を張るまりさ。
父親よりはやく台所の隣の部屋に戻ると自分の朝ごはんの前に行った
「ゆっくりいただきましゅ!!」
今日のご飯は、ご飯と昨日の残りの味噌汁を混ぜた雑炊だった
「むちゃむちゃ、幸せー♪」
その様子をニコニコしながらお母さんはみていた
子供は寺小屋に向かい。父親は大工の仕事をしにいくというのでまりさはお昼寝を開始した。
夢の中では、自分の父親と母親が嬉しそうにすりすりをしてくれた。
それに他の兄弟や友達のゆっくりも嬉しそうに遊んでくれた
「おちょーしゃーん! おきゃしゃーん! ありしゅ。まりしゃ…」
涙を流しながら家族の名前を呼びながら辛そうに眠っていた。
その様子を少し悲しそうに人間のお母さんがみていた。昼の昼食の時に父親に相談した。
「ねえ、まりさ1人だとさびしそうだからゆっくりを増やさない?」
「構わないがゆっくりをどこで手に入れるかな…わかった仕事の手伝いをする青年がゆっくりを飼っているから相談してみよう」
そういうと父親(以下大工さん)は村のハズレに住む青年の家に向かった。
仕事のほうは副棟梁に任せたので大丈夫だろう。
大工さんはハズレの家に着くと扉にノックするとこの家の主の名前を呼んだ。
「おおーい。悪いんだが、ゆっくりのことで相談があるんだ出てきてくれ」
「むきゅ、飼い主さんなら出かけているわ」
中から女性が返事をしてきた。
いないなら帰るかでもせっかく来たのだから誰かに相談しなきゃ損だよな
この女性に相談するかここの青年の居場所を聞いてみるかな
「おお、だったらお前が相談に乗ってくれよ」
「わかったわ。こぁ悪いんだけど鍵を開けて頂戴」
「こぁ、わかりました」
中から知性的な女性の声が二人で返事してきた
大工さんはあの男も隅に置けないな女二人と同居するなんてとかんがえていた。
カチャッと音がした。鍵が開いたようなのでドアをあけると誰もいない。
「むきゅ、いらっしゃいませ。私たちに何の御用かしら」
「おおい、姿が見えないけどどこにいるんだい。早く出てきてくれよ」
「こぁ、ゆっくり足元を見てください」
大工さんは、足下に目をやるとゆっくりが2匹いた種類はわからない。
紫色の長髪に紫色の瞳にピンクの帽子に月の飾りをつけたゆっくり。
赤いロングヘアーに黒い小さな悪魔の羽のはえたゆっくりがいた
「おまえらはゆっくりなのか?」
「そうよ私がぱちゅりー。こちらがゆっくりこあくまことこぁよ」
「ゆっくりしていってください!!」
「ああ・・ゆっくりしていってね!!」
普段見るゆっくりとは全く違う知性的な態度に彼は驚いてしまった
それよりもここの主人はどこに行ったのだろうかと周りをきょろきょろと見た。
その様子をジーっとみていたぱちぇが話しかけてきた。
「飼い主さんなら今日は『こうまかん』という場所に行くといっていたわ」
「紅魔館だって!!…あの吸血鬼がすむ場所に行ったのか…」
「こぁ、どうしたのですか良ければあがってください」
「ああわかった。少しあがらせていただこうか」
そういうと大工さんは家に上がると台所のある部屋に案内されたのでコタツに入ったがさほど暖かくなかった
その時足にむにゅっとした感覚を感じたのでコタツの反対側をみてみた。
そこには2匹のゆっくりが眠っていた。紫色の長髪に紫色の瞳にピンクの帽子に月の飾りをつけたぱちゅりー種の子供だ。
2匹ともお昼寝中なのだろうむきゅむきゅと声を上げながら布団の上で眠っている。
「こぁ。お待たせしました。粗茶ですがどうぞ」
「これはご丁寧に・・ありがとうございます。」
ゆっくり相手に敬語をつっかている自分におどいた。
その時、「コタツの上に乗っけてちょうだい」と聞こえたのでそちらをみた。
さっきのぱちゅりーがコタツに乗ろうと奮戦していたのでのせてあげた。
「むきゅ、ありがとう。それで御用は何かしら?」
「いや、頼みごとがあってきたんだ。ゆっくりを1匹欲しいんだ」
「むきゅ、詳しく話してくれないかしら?」
「ああ、おれのいえに赤ん坊のゆっくりまりさがいるんだが、いつも寝言で母親や父親の名前をよんでるんだ
それで可哀相だから他のゆっくりを飼おうと思ったんだ。
ここの主人がゆっくりを何匹も飼っているのを知っていたから来たんだよ」
「むきゅ、そのまりさの本当の両親はどうしたのかしら?」
「よくしらないんだが『さあ、おたべなさい』をして死んだらしいんだ」
「むきゅ…」
ぱちぇはあの群れの生き残りなのだろうかとこぁの方をみてみた。
こぁもこくと頷くのを見て確信した。
「むきゅ、わかったわ。飼い主さんに相談するから待っていなさい」
「おおわかった。返事を楽しみにしているよ。お茶はうまかったぜ。ありがとう」
そういうと男は家を出て行った。
鍵を閉めたこぁはゆっくりとぱちゅりーのほうに飛んできた。
二人はすりすりをすると大切な話を始めた
自分たちに赤ちゃんが生まれるのだから、今生まれている子供のうちに1匹を里親にだすべきではという話だ。
目の前にいるのは生まれつき体の弱い子ぱちゅりーとこぁににたのかそれなりに体の強い子ぱちゅりーだ
やはり体の弱いぱちゅりーではなく体の強い子ぱちゅりー手放すべきだと考えた2匹は二人にそのことを話した。
その内容を子供たちに話すと体の強いほうが反発してきた。
「お母さんぱちぇが邪魔になったからそんな事言うの?」
「違うわ、よく聞きなさい。春になったらあなたたちは巣立ちをしなければいけないわ?わかるわね?」
「むきゅ。ゆっくり理解したわ」
「その時に人間さんと暮らすというのは自然で生きるよりもとてもゆっくりできる事なのもわかるわね?」
「むきゅ。ゆっくり理解したわ…だから、さっきのおじさんの所にいかなければいけないの?」
「その通りよ。ゆっくり理解してね。それにまりさ1人ではかわいそうだと思わない?」
「むきゅ。ゆっくり理解したわ…ぱちぇは大工さんのところに行くわ」
「こぁ、立派になって嬉しいです。」
「おねーちゃん。がんばってね!」
「わかったわ! 飼い主さんには私から報告しとくから心配しないで頂戴」
そして、家族会議を終えたぱちゅりー一家は飼い主が帰ってくるまでゆっくりとした空間でゆっくりとしていた
「ただいま、今帰ったよ。ぱちゅりーたちは元気だったか?」
「お帰りなさい飼い主さん。今日はどうだったかしら?」
「いや、いろいろあったけど何から話せばいいかな」
そういうと飼い主さんは今日の出来事を語り始めた
新しい家族のるーみあとさくやの事
ちるのとだいちゃんの事
こうまかんの門番のめーりんの事
こうまかんのゆっくりさくやと咲夜さんの事
こうまかんにいたれみりゃやふらんの事
ぱちぇは「むきゅ、むきゅ」と興味深そうに聞いていた。
「むきゅ。だいとしょかんに一回行ってみたいわね」
といっていたら飼い主さんが機会があれば連れて行くよと答えてくれた。
それから今日は何かあったかいと聞かれてとっさに何もなかったと答えてしまった。
その返事を聞いた飼い主さんがそうかお留守番ご苦労様とお土産にもらったクッキーをくれた。
夜れみぃやこぁとさくたと一緒に寝ようとしたが昼のことがあり眠れなかった。
飼い主さんがやってきてれみぃの帽子にはいっていたふらんを見つけて家の事を説明した。
そして、自分の部屋に戻るのを追いかけていき話しかけた
「飼い主さん、お話があるの時間を頂戴。」
「構わないけどどうしたんだい?」
「昼間、大工さんが来たのそれで…」
昼間、大工さんと名乗る男がきてゆっくりをあげる約束をしたことを話した
それで自分の娘の元気なぱちゅりーをあげたいのだが構わないだろうかと聞いた。
「私は構わないが君は子供あげてもいいのか?」
「むきゅ、いろいろ考えたのその結果がこれなのよ」
「確かに成体になって野性に戻すよりも人間の家にいたほうが幸せなのかもな。大工の棟梁には私から話すよ」
「むきゅ、おねがいするわ」
そんな会話をしながらその夜は終わりを告げた。
そして少しの時が流れた
季節は春、幻想卿の人間の里にも暖かさが出てきた。少し早い桜も咲き始めた
そんな里のある箇所での物語
「ゆっくりしていっちぇね!!」
「むきゅ、ゆっくりしていってね!!」
「ふぁぁぁ、ゆっくりしていってねまりさ・ぱちぇ」
そこにいるのは、みかんぐらいの黒い帽子に黄色い長髪をもったゆっくり。ゆっくりまりさ
ソフトーボールぐらいの紫色の長髪に紫色の瞳にピンクの帽子に月の飾りをつけたぱちゅりーの2匹だ
「ゆっくりしていっちぇね!! おきゃしゃーん!!」
「むきゅ、ゆっくりしていってね!!おかあさん!!」
「はいはい♪ まりさはいつも速いわね。お父さんを起こしてくれるかしら」
「ゆっくりおきょしにいくよ!! おきゃしゃーん!!」
そういうとまりさとぱちゅりーはは台所を出て父親の寝室に向けて走り出した。
部屋の障子を空けると父親のおなかの上に飛び乗って声を上げた
「ゆっくりしていっちぇね!! おちょーしゃーん!!」
「むきゅ、ゆっくりしていってね!!お父さん!!」
「zzzz……」
父親はその声に全く反応せず深い眠りについたままだった。
次にまりさは父親の耳に口を近づけると大声で叫んだ
「ゆっくりしにゃいでおきちぇね!! おちょーしゃーん!!」
「むきゅ、ゆっくりしていないで起きてね!! お父さん!!」
「zzzz……はっ、おはようまりさ、ぱちゅりー」
やっと父親が起きてくれたことに満足そうに胸を張るまりさとぱちぇ。
父親よりはやく台所の隣の部屋に戻ると自分の朝ごはんの前に行った
「ゆっくりいただきましゅ!!」
「ゆっくりいただきます!!」
今日のご飯は、ご飯と昨日の残りの味噌汁を混ぜた雑炊だった
「「むちゃむちゃ、幸せー♪」」
そうして2匹はご飯を食べ終わると2匹で寄り添いながら眠っていた。
まりさの口からは「ぱちゅりー、ぱちゅりー」と嬉しそう寝言が聞こえてきた
その様子をニコニコしながらお母さんはみていたてお昼に父親に話したのだった。
終了
【あとがき】
作者名無しです。
なんかいのこり組の話と外伝かきたいので書きました。
この赤まりさは外伝1に出たまりさの子供です
次もかわいいゆっくりゲットだぜ!!
書いたもの
かわいいゆっくりゲットだぜ!! 1~7 外伝1・2
- この赤ちゃんまりさは外伝1のリーダーまりさの子どもなんでしょうか?
親や大人になるまで生きられなかったという姉妹の分まで幸せになって欲しいものです。 -- 名無しさん (2009-07-05 10:44:49)
- リーダーまりさはあんなに一生懸命だったのになあ…。
ほんとに幸せになってほしいな。 -- 名無しさん (2009-08-06 10:21:52)
- >>2009-07-05 10:44:49
返答遅れてすみませんでした
外伝1のリーダーまりさとありすの子どもです。
彼女がどうなったかは外伝の形でそのうちにでも書ければと思います
-- 作者名無し (2009-08-07 20:14:27)
最終更新:2009年08月07日 21:09