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取引をカテゴリに分けて集計する

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勘定科目、仕訳、元帳


どうしたらすべての取引を「資産」、「負債」、「資本」、「費用」、「収益」のカテゴリに分類し、集計することができるのだろう。
その流れをざっと説明して見るよ。


【取引→モノ、カネの交換】

まず日々の取引は発生し順に記録していく。
このとき、簿記では一つの取引はAとBというモノやカネの交換 だという風にとらえる。
一つの取引は左右に分けてAとBの交換 という形で記録する。
これが仕訳 という記録の仕方。


【モノ、カネをカテゴリに分ける】

AとBというモノやカネは、それぞれ勘定科目 というカテゴリに分類される。
勘定科目 は日々取引するモノやカネを大雑把に分類して名前をつけたものだ。
勘定科目は勘定とも科目とも呼ぶ。
資産、負債、資本、収益、費用の5つのカテゴリの中にそれぞれ複数の勘定科目があるんだ。
上場企業や大規模な企業は法律で、決算書や勘定科目の決まりが細かく規定されているけれど、
その他の企業はそういう規定がなく、それぞれの企業が科目を決めることができる。


【カテゴリを集計する】

そうやって記録されたそれぞれの勘定科目総勘定元帳 (元帳)という名前の帳簿をつかって集計して合計を出す。


【集計結果まとめる】

その総勘定元帳 をの集計結果を使って決算書 が作られる。



取引→勘定科目→決算書 という流れだ。

その集計イコール決算書 だと思ってほぼ間違いない。
なぜ違うのかというのはまた少し長い話になるのでここでは省略するけど、
勘定科目を集計しただけでは決算書は作れないというのは重要なポイントなので、
とりあえず「同じではない」ってことだけ覚えておいてもらえたらいいのではないかと。




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