キョンは、12月18日に世界が改変された時の記憶はある。ゆえにキョンが改変世界で生活したのは事実である。
その後、時空修正のために
3年前の七夕に
時間遡行する。そして、また12月18日の改変前に戻り、
朝倉涼子に刺され、もっと未来からきた(陰謀時)自分たちに助けられる。
ということは、12月18日は二つあるということだ。というのが古泉の説である。
陰謀時、自分たちは12月18日に行き、改変する世界を救い、事実上、改変はないことになった。
ならば、12月18日は改変しなかったことになり、改変後の世界になることはないゆえにキョンはいつもと変わらない生活が遅れているはずである。
しかも、12月18日のあの夜、一度改変してから、時空修正をしなければならないと長門は言ったが、その意味が不明なのである。
そもそも、あの夜には、3年前の七夕から帰還したキョン(刺される)、陰謀の系列から来たキョン(助ける)、そして、何も知らずに寝ているキョン(その後改変を体験)の3人が存在するのである。
刺されるキョンと助けるキョンが、時空修正すれば、その後起きて、改変後の世界を体験するキョンはどこにいったのだろうか?
このことから、12月18日の世界は二つあるのである。
助けるキョンが改変を止め、頭を打ち、入院していることに修正された世界。
そして、普通に改変されている世界と二つ存在したのである。
つまり、キョンの経路は以下のとおりである。
改変体験→3年前の七夕へ
上書き)→3年後の12月18日に→改変修正
こうすれば、改変する世界も、修正する世界も存在するのである。
3年前の七夕から戻ってきたとき、その世界は元の時間軸からは違う世界であり、改変修正したのは、上書きということである。
下書きの世界で改変する→上書きするということになる。
最終更新:2011年04月02日 14:05