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ウィキリークスの内幕
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ダニエル・ドムシャイト-ベルグ
『ウィキリークスの内幕』
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まめ狸やっとAmazonから届く。ウィキリークスは無償で提供された内部告発資料を売ってカネにしたのか?など、気になってた内情がリークされてるっぽい!→『ウィキリークスの内幕』 http://amzn.to/f7KiXa #wl_jp
(2011/03/19 00:20:31)link imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
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まめ狸これも気になってた。「なぜアメリカに関する極秘文書ばかりを出したのか?」(p211)。理由は幾つか書いてあるけど、"非英語圏の壁"もあったのねw(特にアサンジw)→『ウィキリークスの内幕』 http://amzn.to/f7KiXa #wl_jp
(2011/03/19 00:25:57)link
ウィキリークスの神秘のベールを剥がすためには、いまだ明らかになっていない以下の点を解明する必要がある。
- ①ウィキリークスの現在の財政状況。どの寄付金がどこへ流れたのか。誰が資金の分配を決定しているのか。
- ②ジュリアンがガーディアン紙に語った、「米国外交公電がいつどのように公開されるかという問題は、私の金銭的利害に関わっている」という言葉は何を意味していたのか。
- ③ウィキリークスの現在の組織構造、決定構造、責任構造
- ④イズラエル・シャミールとヨハンネス・ヴァールシュトレームはウィキリークスでどのような役割を演じているのか。ヴァールシュトレームとシャミールがメディアと結んだ取り引きの条件はどのようなものだったのか。
- ⑤機密文書をメディアに引き渡したブローカーが他にもいるのか。もしいるとすれば、どんな条件で渡したのか。
- ⑥ジュリアン・アサンジ、彼以外のウィキリークスのメンバー、ウィキリークスのメンバーの会社はこの取り引きにどのように関わっているのか。
- ⑦二0一0年十一月にジュネーブでおこなわれた記者会見にジュリアン・アサンジを招いたのは誰だったのか。
ダニエル・ドムシャイト-ベルグ「あとがき」『ウィキリークスの内幕』p314~p315
目次
- はじめに
- プロローグ すべての権力の破壊を夢見て
- 第一章 ジュリアン・アサンジとの運命の出会い
- 退屈な日常に嫌気がさす
- かっこいいヤツの登場
- 妥協せず、あくまで意見を貫く男
- 第二章 スイス巨大銀行・脱税天国の闇
- 弁護士からの脅しには、ニセ弁護士を名乗って対応
- 不死身のサイト
- 弁護士どもを打ち負かした二人の大ボラ吹き
- 脱税していない無実の人へのとばっちり
- 巧妙な脅しの手口
- 中立性を担保する「透明性の原則」
- サーバーの設置場所を探しに行く
- 貴重な成功体験
- 第三章 カルト教団「サイエントロジー」をやっつける
- 噴飯ものの内部マニュアル
- 信者の生命を危険にさらす儀式
- 献身的なアノニマスたち
- もしウィキリークスが宗教だったら?
- 第四章 オールドメディアとの連携
- 注目を集めるために巨大メディアを利用する
- けんもほろろの対応
- ベスト・リークが話題になるとは限らない
- メディアの独走にひそむ罠
- ドイツ諜報機関が泡を食った
- 第五章 変人ジュリアンとの共同生活
- 礼儀、清潔さにはまるで無頓着
- 一日中、コンピュータの前に座りっぱなし
- 根本的なところが壊れた、しかし愛すべき人間
- 人間関係をつねにリセットし続けてきた男
- 駄々っ子になったら手がつけられない
- 確執の萌芽
- 第六章 ウィキリークスの資金源
- 謎の女・ナニーの登場
- 世界中のカネを操る夢想
- 金銭、名誉には執着せず
- 資金申請のときについた大ウソ
- ついに会社を辞め、ウィキリークスにすべてを捧げる
- 第七章 ネット検閲との戦い
- ドイツ政府の締めつけに抗う女性活動家
- 「児童ポルノ」と発言できない会議
- ハッカーたちの饗宴
- ウィキリークス・グッズを販売する
- 「アーティストのクソ野郎たち」
- 第八章 「報道の自由の港」構想
- アイスランドを「ジャーナリスト・ヘブン」にしよう
- 進歩的なメディアが利益を享受できるように
- スターになったジュリアンと私
- 第九章 カネが人を変える
- 世界で一、二を争う天才プログラマーの加入
- 資金は底をつき、サーバーはパンクした
- つかの間の休息と、ガールフレンドとの別れ
- ふたたび集金が集まる
- 「反乱者の組織」を目指したジュリアン
- 第10章 アイスランドでの訣別
- 法案成立に六十人も足りない!
- 直接会って話すより、チャットの方がスムーズ
- メンバー同士に軋轢が生じ始める
- 悪臭漂うハッカーたちの巣窟
- 第11章 強迫観念にとりつかれたジュリアン
- 他人が「ウィキリークスの創設者」と称すると激怒
- 猜疑心の増大
- 第12章 米軍ヘリ・イラク民間人射殺ビデオ公開の裏で
- ジュリアンの父親をカルト教団信者
- ジュリアン・アサンジがノーベル平和賞候補に?
- 「コラテラル・マーダー」の衝撃
- 第13章 マニング情報分析官の逮捕
- 告発者の安全をどう守るのか?
- どんな極秘情報でも、いつか、必ず漏れる
- 「提出された資料は必ず公開する」という大原則を立てる
- マニングはペンタゴンに嵌められたのか?
- マニング支援活動の挫折
- 第14章 アフガン戦争極秘文書
- 主導権をジャーナリストに奪われる
- ネタをことごとくジャーナリストに攫われた
- ジュリアンの勝手な口約束
- メディアは熱しやすく冷めやすい
- なぜアメリカに関する極秘文書ばかり出したのか?
- ジュリアンに「敵」と呼ばれて
- 「保険」という名の爆弾ファイル
- 信じられないリスク管理の甘さ
- 「ぺしゃんこにつぶされる」恐怖
- 第15章 性的暴行事件の真相
- 容疑者の匿名原則も守られず
- 「二十二歳。知性的で、分をわきまえた女性」
- 避妊の有無が争点
- 第16章 「君を停職処分とする」
- 意志決定権を持つのは誰か?
- まるで専制君主
- 「君を停職処分とする」
- アーキテクトも愛想をつかす
- 第17章 深まる亀裂
- 妄想につぐ妄想
- 「警察を呼ぶ」
- ウィキリークスとの訣別
- 決壊した不満
- 二度と独裁者を生み出さないために
- 第18章 イラク戦争リークと不透明なカネ
- 資料をカネに換えたのか?
- 機能不全に陥ったシステム
- 外部の検閲から丸裸
- ジュリアンからの回し者
- 第19章 偶像ジュリアンとアメリカ外交公電漏洩事件
- 政治家のゴシップに踊らされたメディア
- どいつもこいつも「にわかジュリアン支持者」に
- マイケル・ムーアをバカ呼ばわり
- 世界の注目がウィキリークスを自滅に追いやる
- セレブ・ジャーナリストたちの実態
- アンタッチャブル
- 秘密を公開してこその人類全体の利益になる
- 第20章 オープンリークスへの道
- リークの発表先を情報提供者に決めてもらう
- 完全匿名システムを備えた「デジタル郵便箱」
- ウィキリークスが唯一の内部告発サイトである必要はない
- あとがき
- 謝辞
- ウィキリークスとは何か 編集部による解題
- 究極の内部告発システム
- 天才であるがゆえに抱えた宿命
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レビュー記事
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小林恭子#wl_jp 途中で仕事がいくつか入り、読むのをやめていた、ウィキリークスの元NO2のダニエル・ドムシャイト・ベルグが書いた本を、やっと読了。日本でも翻訳本「ウィキリークスの内幕」が今日から出る模様。
(2011/03/11 22:17:31)link imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
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小林恭子この本は、最初、ダニエルとアサンジの出会いや一緒に暮らしたことなどが描かれている。アサンジがダニエルの猫をいじめた話や、ダニエルがアサンジを見て「なんてクールなヤツなんだ」と圧倒され、大好きになるあたりなど、どうも恋人同士の昔話のようで、いやだなあと思って読み進んだ。
(2011/03/11 22:19:08)link imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
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小林恭子しかし、後半を過ぎると、だんだん、ジャーナリズムや技術面、それから大手報道機関との共同作業の話、オープンリークスを作る話など、非常におもしろくなっている。結局、ダニエルはWLやアサンジを通じて、人間としても一回り大きく成長したのかもしれない。
(2011/03/11 22:20:22)link imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
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小林恭子最後まで読むと、本当におもしろい。この本、お勧めです。メガリークで、何故最初のアフガン戦情報で消すべき個人名が出たのか、その後の外交公電はどう考えるべきか、そして最後はWLも含めた、内部告発をデジタルで行う新しい時代のやりかたを考える、でかい話に。
(2011/03/11 22:22:24)link
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