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太平洋戦争とは何だったのか
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目次
C・ソーン『太平洋戦争とは何だったのか』
- クリストファー・ソーン(Christopher Thorne)著
- 原書:"THE ISSUE OF WAR -- States,Societies,and the Far Eastern Conflict of 194101945 -- ", 1985
目次
- まえがき
- 第1部 迫り来る戦争
- 第1章 最初の反応
- 開戦の不安と混乱、恐慌状態
- 広がる安堵感、歓迎される戦争
- 第2章 国際的情況
- イギリスと日本の戦い
- 人種的偏見、帝国主義の戦争
- 「白色人種」と「黄色人種」
- 超大国アメリカの登場
- 第一次大戦後の不協和と混乱
- 第3章 国内的情況
- 西洋と東洋、民主主義と全体主義
- 急激な近代化がもたらした軋み
- 「近代化」と「西欧化」
- 社会の多元性との直面
- 浮上する社会基盤の問題
- 自己批判と自信喪失
- 第2部 戦いのなかで
- 第4章 敵に直面して
- イギリスの戦いからアメリカの戦いへ
- 大東亜会議とカイロ宣言
- 極東戦争への関心と無関心
- 歪められる強調される「敵」の姿
- 「生存」をかけた戦い
- 敗戦国日本の処理計画
- 第5章 友と未来の獲得―日本とアジア
- 大東亜共栄圏と植民地解放
- 熱烈な歓迎から嫌悪、敵意へ
- イギリスへの幻滅、アメリカへの不安
- インド民主主義の迷走
- 「アジア」という概念への意識
- 第6章 友と未来の獲得―西欧とアジア
- 西アジア主義と「黄禍論」
- アジア新秩序と中国の存在
- 植民地をめぐる欧米諸国の思惑
- 救世主としてのアメリカの任務
- 第7章 友との戦い
- 突出するアメリカの経済力
- 国際関係における新しい秩序
- 極東におけるアメリカの影響力
- 脅威としてのソ連の存在
- 身内意識ゆえに反目する連合国
- 極端化される互いのイメージ
- 第8章 生と死と変化
- 急速な工業化と疲弊する農村部
- 経済への政府介入と大企業の強化
- 戦死者、餓死者、インフレーション
- 労働者階級の進出、女性の地位の行方
- 宗教、階層、人種、強まる多元的性格
- 第9章 自己と未来を見つめて
- 団結と分裂と改革
- アメリカ人の国家意識
- 自覚と自信、懐疑と自己批判
- 「二つの文明」のジレンマ
- 近代西欧文明への疑念
- 極東戦争の皮肉な結果
- あとがき
- 訳者あとがき
- 原註
- 参考文献