ーー我は汝、汝は我。
ーー我は影、真なる我。
★
もし、この戦いを見届けれるものがいたならば、困惑の言葉が出ただろう。
同じ髪、同じ瞳、同じ顔ーー同じ姿。
鏡合わせのごとく向き合い、剣を交える二人の少女。
文字通り鏡に映し出されたかのような同じ二人の少女。
光と影、表と裏。それを当に証明するかのごとく。
「やぁ!」
「はぁぁぁぁ!」
舞い散る紅花の如く、赤き閃光が斬撃となりて飛び交う。
一寸崩れぬ連撃が、世界に紅の光条を残す。
ひとたび他人が入り込めば、切り刻まれることが確実な戦場で、両者ともまるで手の内が分かっているかのように避け続け、見切っている。
それは、当然のこと。なぜなら、二人は同一人物。
両方とも、ヴィーラ・リーリエという少女であるのだから。
「⋯⋯やりますね、私」
「それはこちらの台詞ですわね、私」
剣戟が止み、二人のヴィーラに静寂が流れる。
何せ同じヴィーラ・リーリエであるのだから、このまま行くなら間違いなく千日手。
どちらが疲労で精細を欠いてそれが隙となるその時まで。
「⋯⋯だからこそ、訪ねたいことがあるのです」
だからこそ、もう一人の自分へ聞き出したいことがあった。
それはヴィーラ・リーリエという存在の根幹たるもの。
ヴィーラ・リーリエがヴィーラ・リーリエたるオリジンに至るきっかけとなりし者。
「ーー貴方は今でも、お姉様のことをお思いですか?」
「ええ。今でもその気持ちは変わりませんわ」
「当然の答え、ですわね。それは私も同じこと」
お姉様、カタリナ。ヴィーラ・リーリエにとっての色彩であり、大切な人。
カタリナこそがヴィーラにとっての願いであり、拠り所であり、それ以外には何もいらないと断言できるもの。
「⋯⋯だから。もうお姉様が永遠に私から離れないようにしたのです」
もう一人のヴィーラの、狂気の籠もった言葉。
正気など無く、かの過去の狂気以上のものを秘めた、妖しき瞳の輝きを秘めて。
「それは、どういう⋯⋯確かに"わたくし"なら、お姉さまと離れ離れになりたくないというのは⋯⋯」
「ーー作り変えたのです。私の言うことだけを聞くように」
「⋯⋯⋯!?」
もう一人のヴィーラ・リーリエの言葉に、絶句する。
特に作り変えた、という言葉に。
自らお姉さまに何かをしたという事に。
「私の、私による、私のためのお姉さま。依頼で訪れた洞窟の古代遺跡。そこにあった装置でお姉さまを、私の為だけに動く兵器へと作り変えたのです!」
「⋯⋯なん、ですって」
「全てはあの害悪が悪いのです。あの害悪がお姉さまに色目を使い、そのお姉さますら口では否定していても微かに惹かれていった! 許せなかった⋯お姉さまがあんな害悪に心惹かれつついたなんて⋯⋯!」
全てが終わった後あの害悪(ローアイン)たちとっちめるか、という怒りすら片隅に追いやられる程、眼の前のヴィーラの発言は衝撃であり、ショックであった。
あまつさえお姉さまを自らの思い通りの兵器に作り変えるだなどと。
だが、否定はできなかった。かつての自分ならば、帝国と手を組んででも敬愛するお姉さまを取り返したいと願った頃のヴィーラ・リーリエならば、その選択を選んでいたのは可能性としてあったからこそ。
「貴女ならば、同じヴィーラ・リーリエならば理解できるはずです。私の望み、私の願いのみを出力してくれるカタリナお姉さま。メンテナンスさえ怠らなければお姉さまは永遠にあり続ける。二度と離れ離れにならなくてすむ」
「⋯⋯それは」
「手を組みませんか? 同じ私自身だからこそ、お姉さまを愛する私自身同士だからこそ。いつか貴女が愛するカタリナお姉さまも、永遠に⋯⋯」
元より、先程剣を交える結果となったのは、「同じ自分がもう一人いる」という、空の世界ですら不可解と思われる事態。疑念と困惑から生じた動揺が、そう導いただけのこと。
だが、元より同じヴィーラ・リーリエ。お姉さまを愛する心こそ真であり、それに偽りこそ無ければ手を組める、という仄かな考えもあった。
お姉さま以外の誰かとの関わりをどうでもいいと、そう思えるからこその。
「⋯⋯確かに、それは魅力的ではありますわね」
「なら⋯⋯」
確かに、その提案には一部同意はできた。
ヴィーラ・リーリエの、自分自身だからこそ、信じることが出来た。
兵器化なんて以ての外でも、自分が望むお姉さまが別の形で、とも。
「⋯⋯だからこそ、断らせてもらいます」
既にそんな妄執は実現してはならないと、このヴィーラは分かっている。
「ーー何故?」
「何故って? 自分勝手にお姉さまを魔改造するような輩を信用するわけが⋯⋯いいえ、違いますわね」
どこまでも分かっている。自分自身だから。ヴィーラ・リーリエ自身だから。
だからもう一人の自分自身の言うことも、その心情も理解できる。
「⋯⋯⋯私としては不本意ではありますが、対等でいてくれる人が、お姉さま以外に思える誰かが、増えてしまいました」
お姉さま以外に大切なものが出来てしまいそうな自分自身が怖くなっていた。
自分が自分でなくなることがどうしても怖かった。
そんな自分にどこまでも忠義を示してくれた従者(シュヴァリエ)がいた。
そんな自分に「自分の気持ちを無視してでも他人に合わせなくてもいい」と言ってくれる団長がいた。
「ーーそれも、悪くないと」
それが、心地良いものだと思った。
シュヴァリエの忠義を受け取り、シュヴァリエと同化して。
閉じた世界に引きこもっていた自分自身が大切なものを見失わずにすんだのは。
いや、それ以前にも。団長という、お姉さまとは別の形で、自分を真正面から見てくれる人がいてくれたから。
あの時流した暖かい涙には、素直に認めるにはまだ気持ちの整理ができない感謝があったはずなのだろう。
色んな人と出会い、色んな人と交流し。⋯⋯それの積み重ねからか、団長のお陰でもあるのか。
どう言い訳しようと、みんなとの積み重ねがあって、自分は一歩踏み出すことができた事実は、変わりはしない。
それでも、よかった。
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯ああ、そうですのね。そちらの私は、見るに堪えないほど、醜く腐り落ちたみたいですわね」
「なんとでも。ですが、私はそれも捨ててはいけないものだと思っただけです」
眼の前に映る、もう一人のヴィーラとは過去だ。
どこまでも過去と狂愛に縛られた、己の影だ。
その狂愛で、何処かで間違えてしまった自分自身だ。
「⋯⋯私自身だからといって分かり合えると思っていた私が愚かでした。ならその愚かな有象無象に落ちたあの私自身を、この手で始末しなければ」
「⋯⋯それはできません。貴女では、私には勝てません」
だからこそ、あのヴィーラはこの自分(ヴィーラ)を許せないであろう。
お姉さま以外に心を開いた自分を、醜いと断じるだろう。
「その、有象無象と断じた力にあなたは負けるのですーーシュヴァリエ!!」
だからこそ、これは過去からの試練。いずれ乗り越えなければならないものとして、立ち向かわなければならない。
纏いし赤は不変なる愛の証、同じく纏いし白は繋がりの証。シュヴァリエとの同化を、他者を受け入れたヴィーラのその姿。
「⋯⋯その、姿は⋯⋯!」
「よそ見している場合ですか!!」
戦線再開。己(ヴィーラ)の知らぬ別の可能性、それが目の前のもう一人の自分(ヴィーラ)の姿。
シュヴァリエという星晶獣を己の中に受け入れ、さらなる力を得たその姿こそ。
「そこっ!」
「小癪⋯⋯なっ!!」
かつてのヴィーラが拒み続けていた他人との繋がりを、それが力になっているという証左となるような戦況が繰り広げられていた。
変身前よりも遥かに攻撃の疾さも重さも増している。まるで星晶獣そのものを相手にしているような感覚。
「ーーこれはっ!?」
それに周囲を縦横無尽に飛び交う羽の生えた光球。輝く衛星(ビット)が主を援護するかのように。
シュヴァリエと心を通わせ、その一端を行使することが出来たが故の技。
さしてのもう一人のヴィーラでも、そのビット全てを捌くことは不可能に近い。
「ぐぅぅぅ!!」
少しずつ、だが着実に押されている。
他者を拒絶したものと、他者を受け入れたものの差が明確になっている。
停滞した彼女(ヴィーラ)と、先へ進んだ彼女(ヴィーラ)。
最も、停滞の理由を突き詰めれば当然ではあるのだが。
光条が張り巡らされたクモの巣の糸の如く、乱雑に飛び交う。
避けるヴィーラも、光条を自在に放つヴィーラも。
同じヴィーラ・リーリエという人物であるにも関わらず、その差は明白。
「しまっ⋯⋯」
その時は訪れる、光条に紛れてシュヴァリエのビットの体当たりが直撃。
避けることに集中しすぎていたが為の不意となった一撃が蹌踉めく結果に。
倒れ込むもう一人のヴィーラを、ヴィーラが見下ろす。
長剣が光を纏った大斧へと変化し、振り下ろされようとしている。
「ーー殺しはしません。聞きたいことが山程ありますので」
気になることがありすぎる。まずもう一人の自分という時点でもだいぶ不可解だと言うのに。
まず兵器になったお姉さまとか理解ができない。眼の前の自分は元凶なのだから当たり前だがその頓珍漢を真実として受け入れている。
「出来れば無駄な抵抗はお止めになられたほうが。あなたも私なのですから、実力差は分かりきっているはずです」
まあそれでも、諦めが悪いのかもしれなくなっている。
と言う一抹の可能性は考えながら。
この相手(ヴィーラ)もそうであるなら、まだなにか仕掛けてくるかもと警戒こそ怠らなかったが。
「が、はっ⋯⋯!?」
「⋯⋯危なかったですわ、これを使わなければならなくなるなんて」
桜色に怪しく輝く刀身。
流れる赤い液体。
大きすぎる傷に悶え、シュヴァリエとの融合が解除される。
その一抹の可能性の考慮という油断が、歪んだ側のヴィーラの唯一の勝機を引きずりだした。
妖刀・紅桜。天人(うちゅうじん)によって開国が余儀なくされた江戸時代末期の日本において。
刀匠村田仁鉄が打ちし稀代の名刀にして、その息子村田鉄矢の狂気より機械と融合を果たした『対戦艦絡繰機動兵器』
人工知能「電魄」を搭載したそれは、相手の力量を学習する。
「まさか、貴方自身までも⋯⋯」
「そうなりますわね。お陰で右腕はこうなってしまいましたが、普段時は大人しくしてくれますので、お姉さまの抱いたりする分には問題はないですわね」
狂気に歪んだもう一人のヴィーラの、その刀と融合したその右腕を目の当たりにし。傷を負ったヴィーラは苦笑いを浮かべるしかなかった。
シュヴァリエと融合した自分が反応するまもなく放たれた先の一撃。気が緩んでいた部分も否定できないとはいえそう簡単に出来るような技ではない。
まさか自分自身まで機械と融合してまで、かつての自分なら、似たことをやっていたかもしれない、といえば嘘になる。
「⋯⋯こうなっては、ヴィーラ・リーリエは二人もいらない。ああ、ご安心ください。せめてもの情けとして、貴方が寂しくならないように、『貴方のお姉さま』もじきそちらに送って差し上げますわ。私(ヴィーラ)としては心苦しいですが、せめて私なのだから同じ場所に永遠にいられることが救いかと存じ上げます」
「⋯⋯⋯そんな、ことっ⋯⋯」
一撃の傷が深く、立ち上がれない。血が滴る紅桜の刀身が向けられる。
あれも自分だというのなら、こうなってしまったのは自分の業からか。
(お姉さま、私は⋯⋯)
死ぬのは嫌だ。ではなくお姉さまと死に別れることが嫌だ。
このまま自分が死んだらお姉さまを悲しませることになるのが嫌だ。
「⋯⋯⋯団、長、さん⋯⋯っ」
「⋯⋯は?」
ふと、何故か団長のことが頭に過った。どうして過ったのか、それはお姉さま以外で『誰か』と思えるそんな人だったからか。
そんなコンマ1ミリ程度の思念が、何故か口に出てしまった現実に。もう一人のヴィーラが困惑しながら。
「ーー同じ私の分際で、最後に呼ぶ名前が、それですか」
「⋯⋯⋯っ」
反転したかのように、穢れたものを見るような目で、もう一人のヴィーラが睨む。
「お姉さま」以外を考え、思う自分などそれは自分ではない。
よりにもよって死に際の台詞がそれなどと、言うならば。
殺す。殺すしかないと、もう一人のヴィーラは。
(団長さん⋯⋯お姉さまを、頼みます)
そんなもう一人のヴィーラを前に。
力が出ない自分自身に俯瞰するように、そんな事を願いながら。
(⋯⋯あ。そう、ですのね)
自分にとって、本当に大切なものが増えてしまった事に。
やはりそれは悪いことではないのだった、と思いながら目を閉じ、気を失ってーー
「アルセーヌっ!!!」
黒き風より来る誰かの声と共に、訪れるはずだった死の運命は回避された。
★
ヴィーラがもう一人のヴィーラのその後を知ったのは、気を失って再び目を覚ました少し後のこと。
突如現れた何者か、心の怪盗団のジョーカーこと雨宮蓮が自分を助けてくれたこと。
交戦の意思を見せたもう一人のヴィーラが、右腕の不調を見せて撤退を選んだこと。
気を失っている間に、自分の傷の治療を済ましてくれていたことを。
「助けてくださったこと、ありがたく存じ上げます。しかし、まさか団長さんやお姉さまたちとお知り合いだったとは⋯⋯」
この雨宮蓮という男は。正しくは、彼を含めた心の怪盗団は一度空の世界にやってきて、団長達と交流し絆を深めたことがある。
あの短い出来事から、雨宮蓮の側でも色んなことがあり、ライバルになりえた友との別れを経て、歪みの元凶たる統制の神すら討ち果たした。
その戦いが終わって、またしても空の世界へと呼び出された。
「⋯⋯何か気に障ったのなら、すまない」
「いいえ、あの私ならば兎も角、今の私はその程度のことで⋯⋯いいえ、こちらこそ何だか、ごめんなさい」
ほんのちょっとだけ痛い所を突かれた、というよりももう一人のヴィーラから突きつけられた己の根源にあった感情の一つを自覚してしまい、少しだけ胸が痛くなった。
でも、それはある意味成長痛なのだろう。騎空団で過ごす内に団員が増えて、大切なお姉さまの他で溝を埋める要素が増えてきつつだからこそ。
「⋯⋯背けてきた、というよりも自覚するべき感情でもありましたから。⋯⋯今まで自分の根底にあったものが変わっていくのを、怖いと思ったことはありません?」
いつか「自分の中で大切なものが大切なものでなくなっていく」のを怖く感じてしまうというのなら。
あのもう一人の自分自身のように狂気に身を委ねても良かったのではないのかと。
だが、それを拒んだことに、後悔なんてものはない。
だがそれでもーー
「怖がらなくてもいいことでは。と言うには俺はまだ君のことを理解しきれていないと思う」
「⋯⋯まあ、そうですわね」
「でも、大切な宝物(おもい)が間違った形で変わらないのであれば、変わること自体も楽しんでもいいんじゃないか?」
そんなジョーカーの言葉が、ヴィーラにどう響くかなんてジョーカー自体はそこまで考えがついていないのかもしれない。
少なくとも、数多の出会いと絆から前に進み、世界を危機から救ったワイルドジョーカーは。
遠回しに「絆を育むという行為にそこまで恐れを持たなくてもいいんじゃないのかな」と言いたかったのだろうか。
「⋯⋯私は、そこまで軽くは割り切れないですけれど」
今のヴィーラ・リーリエは堅物というわけではないが、そう簡単に考えを変えれる程柔軟ではない。
それでも、今まで忌み嫌っていたバカ三人組が、夢の中で弾除けとして受け入れる程度に考えは変わっている。
新しい環境に不安を覚えることはあれど、心に思う大切が変わらない限りは。
「お姉さまを大切だと思えるままでいられるなら、それも悪くないのかもしれませんわね」
やはり、その感情を捨てなかったのは正解だったと、ヴィーラはそう思うことにした。
(⋯⋯やはり召喚できたのは、アルセーヌだけ)
最初にここにきて間もない頃の事を、雨宮蓮は思い返す。
ワイルドの資格を持った雨宮蓮は本来ならば複数種のペルソナを使役できる。
だが呼び出せたのは魂の相棒アルセーヌのみ。
本来のペルソナ使いと同じく、一種のペルソナのみとなっていた。
こうなっては話は別。星晶獣ダンタリオンが関わっていたあの一連の騒動とは訳が違う。
そもそもベリアルとやらは自分含めて、他の世界すら巻き込んでいる。
そのベリアルも、今まで戦ってきた敵の規模だけでいうならばヤルダバオトと同等かそれ以上とも言うべきか
(だが、そんなことで俺たちの心を折れると思うなよ、ベリアル)
だが、俺達を、心の怪盗団を舐めるなと。
ヤルダバオトと戦い、一度は屈しかけ、それでも勝利を掴み取った。
それに団長たちとの恩と絆にも報いなければと。
此度のショータイムは過酷そのもの。
だがそれでも、彼らはこの殺し合いの舞台において華麗に舞い踊る。
【ヴィーラ・リーリエ@グランブルーファンタジー】
[状態]:健康、裂傷(中・治癒済み)
[装備]:ラスト・シン@グランブルーファンタジー
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2
[思考]:殺し合いは止める。お姉さまや団長さんたちならそうするだろうから
1:雨宮蓮さん、でしたか。まさかお姉さまや団長さんたちと知り合いだったなんて⋯⋯
2:お姉さま、団長さん、どうかご無事でいてください
3:もう一人の私、貴方はそれで本当に⋯⋯
[備考]
※参戦時期は最低でも風SRフェイトエピソード2終了後
【雨宮蓮@ペルソナ5】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2(残り一つに回復アイテム等があったが既に消費済み)
[思考]:ベリアルを倒し、この殺し合いの催しを止める
1:今はヴィーラといっしょに行動する。
2:他の怪盗団の仲間が巻き込まれていないか心配
3:もう一人の彼女(ヴィーラ)、あれはシャドウみたいなものなのか⋯⋯?
[備考]
※参戦時期は最低でもヤルダバオト撃破後
※現状で使えるペルソナはアルセーヌのみです。今後他参加者と絆を育むことで使用できるペルソナが増える可能性があります
※グラブルのPERSONA5コラボイベント「PERSONA5 PERSONA5 THIEVERY IN BLUE」経験済みです
★
それは、妄想の産物である。
それは、空想の産物である。
我は汝、汝は我。
我は影、真なる我。
「⋯⋯やはり、代償は避けられませんか⋯⋯!」
蠢く右腕を抑え、そう汗を書きながら呟くは『ヴィーラ・リーリエ』。
もっともこの彼女は本来の現実にいる彼女ではない。
ローアインらチャラ男三人組の妄想より具現せし、狂気そのもの。
お姉さま以外の何もかもを拒絶し、お姉さまがいればそれだけでいいという妄執そのもの。
悪なる可能性の顕現。それがこの『ヴィーラ・リーリエ』。
「ですが、もう後戻りはできないのです。」
秩序にすら反旗を翻し、ただ一つの大切なものだけでいいと願った。
始まりは偶然だったとしても、そんなことは今更どうでもいい。
「⋯⋯こうなってしまったのなら、もう」
ベリアルとかどうとかは知らない。願いを叶えるという真偽も今はいい。
それが真実であるのなら、今度こそもう二度とお姉さまがいなくならない世界がほしい。
永遠が欲しい。大切なものがいなくならない永遠が欲しい。
「⋯⋯後戻りなど」
出来るはずがない。紅桜という己を蝕む禁忌に手を出そうとも。
それでも願った大切なものの為に。
【ヴィーラ・リーリエ(ローアインの妄想)@グランブルーファンタジー】
[状態]:健康、紅桜の侵食(小・侵攻中)
[装備]:妖刀・紅桜@銀魂
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~2
[思考]:永遠にお姉さまがいなくならない世界のために
1:もう一人の私は次出会ったら今度こそ殺す
2:この紅桜を何とか制御する
3:あの害悪共(ローアインたち)がもし居るなら絶許絶殺
[備考]
※参戦時期はキャタリナフェイトエピソード「理想のバッドエンドとは?」から、世界が終焉を迎えた後
※紅桜の侵食度次第で、メカサイコヴィーラになる可能性があります
『支給品紹介』
【ラスト・シン@グランブルーファンタジー】
ヴィーラ・リーリエに支給。
ヴィーラがシュヴァリエに主と認められた際に変化した、彼女の愛剣。
狂おしい想いに刃は共鳴し、愛する者に群がる不埒な虫共を殲滅する。
闇属性のダメージの上昇、連続攻撃の確率上昇、味方全体への吸収効果の付与を持つ
【妖刀・紅桜@銀魂】
ヴィーラ・リーリエ(ローアインの妄想)に支給。
村田仁鉄が打った名刀を、村田鉄矢が高杉晋助と手を組み機械技術との融合で生み出した妖刀。搭載された人工知能『電縛』により持ち主に寄生し、戦闘の経緯をデータとして学習することでその機能を向上させる。
最終更新:2026年02月22日 00:48