黒いスーツに身を包んだ仮面の男が歩いていた。
彼は思考を張り巡らせ考え込んでいた。
素肌の見えない重厚なスーツに加え、仮面に覆われており
一見では彼の容姿を伺えないが背後でにゅるりと動く大きな尻尾の存在が
彼はただの人間とは異なる生物であるのが明らかになっていた。
「おやおや……殺し合いとは、困りましたね……」
紳士的な口調で呟くこの男の名はボンドルド。
アビス内で研究に励む科学者であり、世界有数の白笛の一人でもあり『黎明卿』の二つ名を持っている。
「このような大掛かりな舞台を用意するとは、これも何かの実験でしょうか」
実験なら彼も研究所で命を扱う実験を繰り返している身だ。
それが必要な行為だと言うなら彼も科学者だ。それは理解出来る。
ただし、それは研究対象に限った話だ。
「私も暇ではありませんが……おやおやおや……」
実験なら存在価値の無い貧民共を使えばいいじゃないか。
私の事を冷酷非道のように罵る輩もいるがそれは大きな間違いだ。
そいつらは私の崇高な研究を何一つ理解していない愚か者共に過ぎない。
「軽んじられては困るんですよ……おやおやおや……」
なぜ私が貧民街からガキ共を引き取っていると思っているんだ?
放っておけば野垂れ死にするだけの存在を有効活用しているんだ。
無意味な命に私が価値を与えてやったのだ。
私の研究によってより多くの人間が救われているのだ。
「おやおや……許されませんねぇ……」
それだけ偉大なる存在である私を、まるで貧民街のガキ共の様に実験体とするなど決して許されない。
人類はまだまだ私の研究成果を求めているというのに
「ふざけるなよベリアルゥッッ!!!!貴様如きが偉大なる私の研究の邪魔をするなッッ!!!!」
怒りを露わとし紳士的な振る舞いが崩れ、粗暴な人格が露わとなるボンドルド。
明らかにボンドルドらしからぬ言動、不思議に思う読者もいるだろう。
そう、彼はボンドルドと言っても原作メイドインアビスに登場するボンドルドではない。
ネットミームによって産まれた存在、エアプボンドルドである。
「ふぅ……いけませんね。私としたことが冷静にならねば」
一呼吸し、冷静さを取り戻すボンドルド。
落ち着いた所で、これからの行動方針を決めるべく思考する。
「まずは利用出来そうな参加者を探しましょう。それとカートリッジも補充したいですね」
この世界に呼ばれた際にボンドルドのカートリッジは全て没収されている。
素材となる子供達も見つけ次第にカートリッジとして加工したい。
「さて、早速行動しますか。私はここで死ぬべき人間ではありませんからね」
【エアプボンドルド@ネットミーム】
[状態]:健康、カートリッジ0個
[装備]:無し
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考・状況]
基本方針:どんな手を使ってでも生き残る
1:利用出来そうな参加者を探す
2:カートリッジの素材となる子供が欲しい
※エアプなので原作のボンドルドとは性格が違います
最終更新:2026年02月28日 19:15