ありがとう!!!超楽しかった!!!
それからね、彩葉!
大好き!!!!
待って…行かないで…まだやりたいことあるって…
「……おかしいな、ログアウトしたはずなのに」
空に浮かぶ島の平野をうつろな目をして歩く狐の耳を付けた女子高生ありけり。
彼女の名は酒寄彩葉。いろはって呼ぶべし。
かぐやの卒業ライブにやってきた彼女を連れ戻しに来た月からの使者相手に奮戦するも
敗北し失意のままツクヨミから現実世界へ帰ってきたはずの彩葉は目を覚ますと空の世界に居た。
まだ狐少女のアバターのままだしどう見ても現実ではない。いつの間にか眠ってしまって夢でも見ているのだろうか?
「……かぐやの好きなパンケーキ、作ってあげたかったな」
空を見上げると月が昇っている。ツクヨミの月を模したミラーボールではなく本物の月だ。
うっとおしくてうるさくて大好きだった私のかぐやは家に帰ってしまったんだろうか?
「……嫌な夢、今は月なんか見たくない」
そうつぶやくといつの間にか肩に下げていたカバンを漁って中に入っていたジュースの缶を取り出した。
勉強の友のレッドブルかモンスターエナジーだろうか?
とにかく目を覚ますために缶を空け、一気に飲み干した。
「ん?なにこの味?まず……がはぁっっっっっ!!!???」
エナジードリンクを一気飲みした彩葉は喉を押さえて倒れ込みじたばた身体を痙攣させて苦しみだした。
まさか毒だったのだろうか?いや、彼女に支給された液体は毒ではない。
カリン様@ドラゴンボールが所持していた潜在能力を引き出す水、超神水だったのだ!
飲めば超パワーアップできるが秘めた力が無ければそのまま死に至る恐ろしい薬である。
(くっ苦しい…!?死ぬ!死んじゃうの!?私!?)
彩葉は薄れゆく意識の中でもかぐやがいない世界なんて生きててもつまんないかなとふと思ってしまったが
果たして月人を追い返す時に自分はベストを尽くしたのかなと思い返す。
(…お兄ちゃん…チート使ってたよね…なんで私は使わなかったんだろう…)
協力してくれたブラックオニキスの三人が途中から明らかに本来のアバター以上の戦闘力を発揮していたのを思い出した。
ツクヨミでチート行為は垢BANの危険がある。にもかかわらず使ってくれた。
(…なんで私もやらなかったんだろう…ああそうだ…私はまだ全力を出せてない!)
彩葉の背中から生えた尻尾が枝分かれして増えていき、ショートの髪が足まで伸びていく。
全身から赤いオーラを放ちながら彩葉はゆっくりと立ち上がった。
そう、受験勉強の片手間にかぐやを一ヶ月で登録者100万人のVtuberに育て上げるプロデューサー能力と
無量空処を八回耐えることが出来るとされる天才的な頭脳をもつ彩葉は超神水などなにも問題なかったのである。
九尾の狐を思わせる容姿に進化した超(スーパー)彩葉は月を睨みつけて宣言した。
「…待っててかぐや、必ず月まで迎えに行くから…一緒にホットケーキを食べよう
そして二度と帰らなくていいように…私 が 月 を 破 壊 す る !!!!」
新しい夢を見つけた彩葉の運命は如何に
【酒寄彩葉@超かぐや姫!】
[状態]:九尾化、ツクヨミアバター、チート状態、やや発狂
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品×1~3
[思考]:進化して月を破壊する
1:かぐやはどこだろう?
2:月人は殺す!
[備考]
※卒業ライブの直後から参戦です
※潜在能力が引き出されてパワーアップしています
最終更新:2026年03月13日 23:12