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「さあ、12回裏。ノーアウト満塁の大ピンチ。広島のバッターはコゾノ。内野は当然前進守備を敷いています!」

「……当たってないヤノを逃げてコゾノと勝負? 自分の首を絞めてどうするんですか。これでもし打たれたら、ベンチの責任ですよ」

「ピッチャー投げた! コゾノ、打った!」


 ──カキーンッ

「正面だ! セカンドへ! 二塁送球、フォースアウト! 一塁へ転送、ダブルプレー!!」

「……は?」

「その間に三塁ランナーがホームイン! 劇的なサヨナラですぅうう!!」

「はぁああ??!! おい、ちょっと待て!! ぁぁあああっ???!!!」

「これはいけませんこれはぁぁぁああ!! なんのための前進守備だ中日ぃいいい!!?」

「いやふざけんじゃねぇぞ!!! 何がゲッツー完成だ!? 一点取られたら終わりなんだよ!? ホームしかねぇだろうがッ!!! 敬遠して守備はこれかッ!?──」

「──このッ……、脳みそが萎縮し……、」

 ──プツンッ


「……失礼いたしました。0-1xでドラゴンズ敗戦。──」

「──この試合結果をもちまして、中日の今シーズン『Bクラス』が確定。──」

「──同時に、カープ勝利によりヤクルトの『最下位』も確定しま──」


──ゲシッ!!

 ────ピッ……





 遡ること約九十載、────昭和九年の日米野球。
列島を狂乱の渦に叩き込んだそのマウンドに、一人の無名な学生が立っていた。
対するはかの大打者ベーブ・ルース。
青年が魂を削り出して投じた剛球は、鋼鉄のごときバットに空を切らせたのである。

テレビが白黒ですらなく、三種の神器すら庶民の夢想に過ぎなかった時代。
文明開化の余韻も冷めやらぬ中、一介のアマチュアが神を追い詰め、討ち取り、白黒の情景が広がる甲子園のスタンドは、地響きのような喝采に揺れた。
スコアは0対1。
試合には敗れたものの、その一投が日本のスポーツ界に未曾有のビッグバンを引き起こしたことは、もはや語るまでもない。

後に、三振に取った球種は──『ストレート』と定義され。
その、野球の神様に膝をつかせた学生は──最高栄誉『沢村賞』の象徴となり、
そして、この特異点から、────日本の国技。『プロ野球』の歴史が胎動したのである。

 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『これ デスノートじゃないけど いちおう』
『きょうのよげん』
『あかはね君 死因:走塁死』

『バトロワって こういうことでしょ?』


 時は二〇二六年。
沢村栄治の銅像が静かに見守る傍ら、歓声が東京ドームを震わせる、現代。
かつての英雄たちの意志を継ぎ、プロ野球は今や、選ばれし超人だけが足を踏み入れれる聖域(サンクチュアリ)と化した。
神童の中からさらに篩にかけられ、卓越した身体能力と天賦の才を兼ね備えた者のみが門を叩ける修羅の世界。
競争敗れしアマチュアプレイヤーとの間には、決して越えられぬ、冷徹なまでの境界線が存在するはずだった。

……はず、なのだが。


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『あ』
『サンデーの しゃべるのヘタなコの マンガ』
『フリップ芸の がんそは おれだからな』

『↓しようりょう ふりこみ まってます↓』
『pengin_ja_neeyo@g meeil.com』



 断言しよう────ッ!!!
三年連続Bクラス、泥濘を這う──『某京ヤクルト』!!!
そして連続Bクラス実質十三年(四位・四位・最下位・五位……立●・立●・立●・四位)──『某えよドラゴンズ』!!!
この二球団に関してはもはや、アマチュアの烙印を甘受せざるを得ない域に達しているのであるッ!!


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『……』


片や、最強の武力と盤石なる地の利を誇る、神宮の主!
打者にあまりに慈悲深い箱庭球場を根城とし、かつては連覇の栄華を極めた超重量打線の持ち主だッ!
投手陣の再建さえ間に合えば、アマチュアの壁《Bクラス》など破砕できるはずなのだが──……その投手と靭帯が、絶望的なまでに枯渇している!!

またかたや、地球最強クラスの投手育成ノウハウを持つ、尾張の守護神ッ! おまけに地の利の恩恵もすさまじいものだから手に負えぬ!
最近こそはホソカワやオカバヤシといった、スター打者も生えてきたが──…………悲しいかな、彼らは流れ星。
勝利という一瞬の輝きの後、チームは夜の帳へと消えてゆく始末…………!

無論、この二チームは成長途中。
五年、いや十年後には、どうなっているかは定かでないが、
──現状を語るに、紛れもなく『アマチュア』同然と言えようものなのだッ…………!!!


嗚呼、哀しき哉。
これが現実。これが格差という名の赤壁。
諸葛孔明をGMに据えたところで、再建の算段すら立たぬであろうこの難攻不落の暗黒期……。
──その象徴たる『代表的獣』は今、さらなる悲惨な【現実】の濁流に呑み込まれようとしていた。


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『……なんか ムカつく ナレーション きこえる』

『♪呼吸を とめて 一生~~~』
『……つれてってやろうか? 甲子園(隠語)に』

『まあ 気のせいか』



 さて、紹介しよう。二足歩行で徘徊し、フリップ一枚で世界を斬るこの獣を。
その名は、つば九郎。
某京の愛すべきマスコットであり、乳酸菌飲料の加護を受けしそのペンギンは今、理不尽なバトル・ロワイヤルへと放り出されていた。


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『つか』
『バトロワだか なんだか しらないけど』
『のどかわいた』

ファンの評を借りれば、そのスペックは『思考:畜生SSS+』『性格:畜生SSS+』『毒度:畜生SSS+』。
この世の理すべてにデッドボールをぶち当てる畜生ペンギンのマイペースが、殺し合いごときで揺らぐはずもない。


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『おい』
『からあげ も かってこい』


彼の第一戦略は、喉を潤すヤ●ルト🍺を『誰か』にパシらせること。
王者の風格すら漂わせ、傲慢にフリップを掲げたが……嗚呼、哀れ也。


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『いっとくけど』
『チンするからあげ かってきたら』
『即甲子園(隠語)だからな』
『Go to ふぁみりーまぁ──』


 ──ゴシュッ


その『誰か』が放った容赦なき一撃。
つば九郎の意識は、今いる夜の森よりも、そして最下位の底よりも深い闇へと沈んでいくのだった──…………。





 タ──、
  タ──、
   タ──、


「はぁ、はぁはぁ……! はぁはぁ……!──」

「──(こんな…………)──」

「──(こんなところで……わたしの夢を…………)──」


「──はぁ……はぁっ!!──」



「──(……終わらせたく、ない…………っ!!!)」


 暗い森を、弾丸のような速度で駆ける小柄な影。
その少女の眼前に、例えば、無慈悲な樹木が立ち塞がろうものなら、深いディープエッジを描き、重力をねじ伏せて回避する。
砂利に足を取られれば、反射的にスリーターンのごとき身のこなしで衝撃を逃がし、強靭な体幹で瞬時に姿勢を正す。
舗装された階段を見つけるや、彼女は迷わず手すりに飛び乗った。
鋼鉄のレールに足先を預け、加速しながら滑り降りるその姿は、『氷を統べる者』のそれであった。
言うまでもない。彼女はスポーツという扉を門を叩く、才能の卵である。
小学生にして、物理法則を書き換えるほどの天賦の身体能力。
それをもってすれば、『メダリスト』の栄光を掴み取るなど、本来は造作もないはずであった。

──だが、彼女はまだアマチュア。
──そして、ほんの数点差で勝ち負けを争う『フィギュアスケート』は、まだ年端もゆかぬアマチュアにとって、あまりにも残酷な世界であった。

 タ──、
  タ──、

「おい、クソガキ。……『表裏一体』って言葉、テメェがいくら小便臭ェガキだからって履修済みではいるよなァア~~~~?」

「……っ!! はぁ、はぁ……っ、ん、はぁはぁ……」

「何が言いてェかっつーとよォ、つまり今の俺ァ『表裏一体』の状態なわけだ。俺の好きなモンは女。それも算数もできねェような、脳味噌の足りねェアバズレが好みだが……んなこたァどうでもいいッ!」

「はぁ、はぁ、はぁ……っ! はぁっ……!!」

「問題は『嫌いなモン』だ……。……テメェ、“グロリアの分だ”って言葉、どう思うよォ?」

「はぁっ!! はぁっ!!」

「……どうつってるよな? ぁあア~~~~?」

「はあっ!!!」


「ィイイッ!!! 俺ァそのグロリアだかってブスの妹をブチ殺したくてたまらねェんだよォオオッ!! 俺が一番嫌いなモンは……この世の全メス豚その胎盤だッ!!!!──」

「──とっとと跪けやッ!!! ぶち殺してやるッ!!! このビチグソのクソ女共がァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」


「ひぃっ、……っあ、……はぁあああぁっ……!! はぁ、っ、……く、はあああぁっ!!!」



 タ──ッ、
  タ──ッ、タ──ッ、タ──ッ、

   タ────……、


    ──────────────ッ。


 背後に粘り付く、凶悪そのものの相貌。
邂逅の瞬間から、「リンプ・ビズキットが出ねェ」「俺ァまた死ななきゃいけねェのか」だの、「スタンド攻撃でも受けてんのか」だのと、狂人の戯言を喚き散らしていた男。
その言葉の真意など、もはやどうでもいい。
外道─スポーツ・マックスに追われ、────結束いのりは、その無垢な鼓動を風前の灯火のように揺らし続けていた。

一歩、地を蹴るごとに跳ね上がるBPM。
柔らかな頬は内側からの熱で染まり、漏れ出す吐息は、氷上でなら芸術と称されるはずの肺の燃焼を見せる。
しかし、涙と共に飛び散る汗は、彼女がリンクで見せてきた輝きとは無縁の、無残な疲弊だ。
追いつかれた際の末路は、語るに及ばない。
あの追手が放つ剥き出しの殺意からして、その具体的悲惨さは想像を絶する。
ゆえにいのりは、小さな身体を千切れんばかりに揺らし、この不本意な命の削り合いを数十分も強いられていた。


「はぁっ、……はぁっ、……っく、……はぁっ!!──」

「──(たすけて、……っ! だれか、……だれか…………っ!!!)」


熱暴走に近い極限状態で、海馬を灼くような痛みに悶える。
彼女が救いを求めた『誰か』とは、切磋琢磨するライバルか、あるいはあの暑苦しくも献身的なコーチか――。
もはや思考は霧に覆われ、判別することすら難しい。
それでも彼女は、この泥濘の窮地から自分を掬い上げてくれる『救世主』の到来を、文字通りいのり続けた。


──誰でもいい。誰か。

──自分の夢を、信じて支えてくれる、その人に。


「(……だれかっ………………!!!)」



 タ──ッ、
  タ──ッ、タ──ッ、


   ────バッ 


「あぅっ!!」


 ──バタリ



────その祈りも、あまりに皮肉な形で、あっけなく成就してしまったものだが。

「……ぃっ……。いっ、……いったぁ、……っ!!」

「痛ェ? ……なら絆創膏一枚貼ってみろ。あとで何百枚、何千枚あっても足りねェようなコト、たっぷりしてやるからよォ~……」

「ひっ、ぃぃ……!」


 何に、いのりは躓いたのか。
ソレが足元に転がる、妙な死体であることに気づく余裕など、今の彼女にはなかった。
擦り剥いた膝の痛みなど、もはや脳には届かない。
彼女の全神経は、眼前に静まり返る怪物の輪郭に釘付けにされていた。

男の右手には、支給された武器──蠢く『みみず』がぎっしりと詰まった瓶。
──みみずで一体、何をしようものなのか。
具現化された悪夢のフルコースを前に、スポーツマックス流ウェルカムドリンク──薬物で汚れた左手が、いのりの胸倉へと挨拶した。


「ヒッ……!!!」

「おっと言い忘れてたぜ。……俺ァよ、『シール』とかいうベタベタしたモンも、口から下痢糞ブチ撒けるほど大っ嫌いなんだよォオオオッ!! ヒヒヒ、ヒヒイッ!!!」

「ぁ、ぁぁ…………っ、…………あ、」

「ケケッ! ケケケケケッ!! ゥンッ! ゥンッ! ギャハハッ! ゲボッ! ギャハハハハハハハハハハアアアアアアアアアアアアッ!!!!」


その『挨拶』とは無論──、いくら索引を引こうとも意味は『Good Bye』のみである。


 ゲス以下の外道の高笑いが闇を劈く、刹那。
木々が邪悪な旋律にざわめくコンマ数秒の世界。
瞬きを一度交わす間に、かつてのグロリア・コステロ(エルメスの姉)をも上回る凄惨な結末が、震え泣くいのりの眼前に迫る。
卓越した才能のいのりも、恐怖を前にすれば無垢な少女だ。

思考停止した少女の回路では、断末魔のような同じ言葉がリフレインし続けた。


──“先生……っ、司……先生……っ”

──“……こんな……こんなわたしを、手伝ってくれますか…………?”

──『結果にコミット。……良い言葉だよね。──』

──『──俺は必ず優勝……君を金メダルに導くからっ!』



 優勝。

  金……メダル。


   ゆう、しょう…………────。


『優勝』──。


────果たしていのりを、「ありふれた少女」と括ることなどできようか。

その脳内を巡る残響は、現実逃避ではない。断末魔なんかでも、走馬灯でも決してない。
死の指先が素肌に触れる今際に立たされてもなお、このアマチュアの少女は『夢』という名の重力を背負い続けた。
深い霧に覆われたその頂を、彼女は決して諦めなかった。
諦めないからこそ、祈りは咆哮へと変わる。


「(わたしは……ダメな子じゃないって…………信じたい……!!)──」

「──(……周りのみんなが、落ちこぼれってバカにする……そんな自分の可能性を信じたい……っ…………!! 自分をもう。嫌いになりたくない……!!)──」

「──(わたしは……司先生と、もっともっと、先まで滑り続けたいっ…………!!)──」



もはや、スポーツ・マックスの卑劣な笑い声など耳に届かない。
極限のゾーンへと突入したいのりから、死への恐怖はなく。
それでも繊細で、か細く。それでいて、涙の熱は、確かで。


今宵は七月七日。──平成末期、どこかの球場で奇跡が起きた日。
上空で願いの象徴たる流れ星が零れ落ちた、その瞬間。



「(……おねがい、……だれかっ………………!!!)」



ぎゅっと目を瞑ったいのりの、落ち行く一滴の涙が波紋を揺らした────。

 ──ムクッ

   ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『……えっと』
『そこのおじさん。あんしんしてください。』
『おれは あなたの みかたです』



「……あ?」


『…………』


 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『……いや』
『……うん。まあ……』
『そういうわけには いかないよね』
『とほほ……』



 パァンッ────。
静寂を切り裂いたのは、あまりに乾いた、そしてあまりに屈辱的な『帳面でのはたき音』であった。


「ィィィイイッ!!? ……ンだテメェ!!?」

「……え」



 繰り返そう。
今宵は七月七日。
──つまりは、平成末期。九回裏にカープという名の神風が吹き荒れ、ヤクルトファンが絶望の淵に叩き落とされた『七夕の奇跡』の日である。
──クローザー・ライアンの防御率が37.00という、もはや天文学的な数字へと跳ね上がった、あの悪夢。

『カンペ』で後頭部を叩かれたスポーツ・マックス、そして呆然と立ち尽くすいのりが視界を向けた、その先。
運命とは、どこまでも皮肉なものである。
スポーツ・マックスのスタンド能力『リンプ・ビズキット』は、死体から「見えないゾンビ」を召喚する力なのだが──


────少女の清らかな祈りが、この太った『英雄』を、マウンドへ呼び戻すとは。



 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『いえば なんでもゆるされる まほうの 六文字』
『【あやまります】』




──突如、地中から爆音のギターソロが地鳴りの如く響き渡る。



【♪BGM】
【誰もが「きょうの試合結果」を覚悟する、あの旋律】
【『JAGUAR』】



 ──すらすらすら~~……📝 (●゚◇゚●)

『【あやまります】』

「だから何回目だそれはッ!? いつテメェは謝るんだよォッ!!?」

『【あ? 殺ります?】』

「あ?! あぁそうだテメェをなァ?! ふざけんじゃねェぞこの汚ねェ脂肪の塊がァアアア!!!!」


「え…………。ペ、ペンギン……さん…………?」



 遡ること約九十載、────昭和九年の日米野球。
戦没した沢村栄治らの意志を継ぎ、幾星霜を経て国技へと昇華されたスポーツ・『プロ野球』。
……勝負とは、常に氷の如く冷徹なものである。
特にその差が顕著なプロの世界では、勝者は文字通り美酒に酔いしれ、敗者は呪詛を吐きながらテレビを粉砕する。
プロとアマの懸隔。いや、それ以前の断絶。
たとえ敗戦ののち、いかなる闘う顔へ整形を施したところで、無慈悲なスコアボードが覆ることは決してないのだ。


──ならば、問おう。
──結果が不変であるならば、アスリートは、魂を削ることを諦めてもよいものなのか。



 ──す(略) (●゚◇^●)=★ ←黒星

『お嬢、けいこく』
『ペンギンではねーよ。それだと スベってるみたいに なんだろ。おれが』

「……あ、あぅ…………すみません……………」

『あ、いまは てき なぐる時間 だった』
『みかたうち、ごめん』

「は、はい…………!」 「いやこのガキには謝ってんじゃねぇぞタコ!!!」


──否。断じて、否。
──「諦め」を口にすることは、安西先生の至言を借りるに、『(1)所属球団のチームの試合において、故意に敗れ、又は敗れることを試み、あるいは勝つための最善の努力を怠る等の敗退行為をすること』。
──すなわち、言語道断の規約違反である。
──厳格なるルールを遵守し、全身全霊のプレイを供する。その至誠こそが、観客の魂を鷲掴みにするのだ。


──それはたとえ、才能が無くても。


『おい、ゾンビネーション やまざき』

「どういうネーミングセンスだよクソッタレ!!!」

『つか バトロワつくった ジジイども』
『──きけ』


──そしてたとえ、今はまだ『アマチュア』という泥濘を這う身であっても。


『ころしあいだか なんだか しらないけどさ』
『あいにく なれてんだわ。こちとら』
『うそだと おもうなら いっかい 神宮 こいよ』

『牽制死、走塁死、盗塁死、本塁憤死、靭帯死…………』

『あのせいさんな 殺じんじけんの かずかず。 ……えらばれし者だけの ゆえつだよな。もう』


「……ンだテメェ…………。──」

──泥にまみれ、培い、今こそ見せる。
──『夢』を渇望する根性の継続こそが、遥か彼方の栄光を掴み取る秘訣なのだ。



「──ンじゃあブタ、テメェは俺とやり合おうって。それでいいんだな? ……最後のチャンスだぞ?」

「…………っ」


『あのさ、きょひけん ないでしょ』
『ニホンの ちあん、もうちょい 下がってる世界線なら おれも ヒーローごっこしてねーし』
『スポンサーがかんしする 不自由さ。……わかんねぇだろなあ~』
『ジジイ(笑)』

「……ちっとも面白くねぇ。……その贅肉ごと細切れにしてやるッ!!!!」



 この物語は、
一人の「メダリスト」を夢見る、一途でアマチュアな少女。
そして、鬼畜という冠すら生ぬるい、度胸の据わったアマチュアのペンギンと、


『おい、代打だ』


 ──(地面バンッ)


 ゴ、
  ゴ……
   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
   ニブニブニブニブニブニブ!!!


 ──ズバッ────!!!



「え!?」 「ァああ!!? ぬ、ぬああああ??! なんだァア!?」



そして、地底より這い出した『不気味な蒼いコアラ』──つば九郎の盟友。
その三名による、


「…………🐨(スッ……)」

『……いのり、俺のサイン 転売すんなよ』

「え!? え??」



身の程知らずな下剋上の《バトル・ロワイヤル》なのである。



 ──スラスラスラ

  ──一筆。



『みせてやんよ。打ち上げ 花火』

『──アマチュア いっせいいちだいの 夜をよォ~~…………』

【つば九朗@天に向かってつば九郎(漫画)】
​[状態]: いやこえーよ。
[装備]: バズーカ(でも弾、キャンディー。おい、へいわ仕様 やめろ)
[道具]: なぜか にがくて酔う ヤ●ルト缶 20本。
[思考]:命大事に(しなないかぎりで がんばります)
1:ドアラに ぜんにん。よろしく~(笑)
2:いのりを たすける。
3:しゅさいしゃ、ねがいごと かなえられんだろ? なら試食感覚で やまだくん さいせいしろ。

【ドアラ@ドアラでWii】
​[状態]: 🐨
[装備]: 🐨
[道具]: 🐨💌💌💌
[思考]:🐨
1:………………。
2:(通訳)こいつは ゲームおわらせる気、ぜんかい らしーぜ。🐧

【結束いのり@メダリスト】
​[状態]: 健康
[装備]: 決意のフィギュアスケート靴
[道具]: 不明
[思考]:わたしは……ダメな子じゃない……!!
1:自分が「落ちこぼれ」ではないことを、この戦場を滑り切ることで証明する。
2:目の前のペンギン(?)とコアラ(?)を、今は「救世主」だと信じ抜く。

【スポーツ・マックス@ジョジョの奇妙な冒険】
​[状態]: 激怒
[装備]: みみずが詰まった瓶@メダリスト
[道具]: 不明
[思考]:どいつもこいつもブチ殺してやるッ!!
1:癪に障るガキと、ふざけたツラの着ぐるみ共を肉片に変える。
2:『シール』や『エルメスの妹』への憎──🐧「はいストップ。こいつの思考表、だれがよむの?」🐨「……」🐧「もういいだろ。カリブゾンビ(笑)」
※参戦時期は死後です。


※実在人物、団体は一切関係ありません。🐧「これで いいですか?」
最終更新:2026年03月15日 16:36