*2SF 2SFは2007年頃よりPeter S. Conway(a.k.a. unknownfile)により策定された、広義の[[PSF]](Playstation Sound FormatではなくPortable Sound Format)に属する、Nintendo DS -以下NDSと表記- の内蔵音源でシーケンスされる音楽をエミュレートするためのファイル形式です。ストリームをNDSエミュレーションとして鳴らしている2SFもあるようです。2008年2月現在、アクティブに発展中のため、ここに書いてあることはどんどん古くなっているかもしれません。 **How to play 2SFを再生できるプレーヤーは最初にunknownfile自身が作成した[[Winamp]]プラグインのin_2sf.dllがあり、バージョンによってはkbwinampを用いて[[KbMedia Player]]でも使用できますが、vio2sfの登場と活発なバージョンアップにより初期シーンの確立という役目は終えたといった様子です。現在では2ch発の[[foobar2000]](v0.9系)/Winamp/KbMedia Player用プラグインであるvio2sf(通称)が精度向上中です。 **How to make 2019年5月時点で一番楽だと思われる作成方法を書いておきます。 必要なもの ・VGMToolbox ( http://sourceforge.net/projects/vgmtoolbox/ ) ・testpack.nds (自分で探してください。) 最初に、testpack.ndsを[VGMToolbox.exeのあるディレクトリ]\external\2sfのディレクトリに入れておいてください。 VGMToolboxを起動し、VGMToolbox→Misc. Tools→xSF Tools→2SF→NDSTo2SFの順にツリーを辿ってNDSTo2SFの画面を出し、ロムイメージをDrop Files HereのところにD&Dすれば2SFを自動で作成できます。 以下古い情報 2009年3月初めに大幅に作成が簡略化されましたので作成方法を書いておきます。 必要なもの ・ndstool (http://darkfader.net/ds/files/ndstool.exe ) ・2sftool (http://unknown.hcs64.com/2sf/ripstuff.html ) ・sdatext(http://sourceforge.net/projects/vgmtoolbox/ ) まずndstoolでゲームのロムイメージからsdatファイルを取り出します。 ndstoolとロムイメージを同じフォルダに入れ コマンドラインかバッチファイルで ndstool -x game.nds -d data (game.ndsは取り出すロムイメージの名前にしてください) と打ち込み実行します。 そうするとゲーム内のデータがdataフォルダに展開されるのでそこからsdatファイルを探してください。 (殆どの場合sound_data.sdatというファイル名だと思われます) 次に2sftoolを使用しsdatファイルから2sfファイルに変換します 2sftoolとsdatファイルを同じフォルダに入れ コマンドラインかバッチファイルで 2sftool prefix sdatfile start_track end_track コマンドライン例 2sftool mario sound_data.sdat 0 20 と打ち込み実行します。 成功すれば2sftoolと同じフォルダにmini2sfファイルと2sflibファイルが作成されます。 prefixは2sfで出力する時のファイル名になりますので変更したい場合は任意の文字に変更してください。 sdatfileはsound_data.sdatもしくはそのロムで使われているsdatファイルの名前にしてください。 start_trackは何曲目からスタートさせるかを指定するものです。 大抵の場合、0で構いません。(sdatextで調べておく方が確実です) end_trackはゲームで使用されてる曲数を入力してください。 曲数を調べるのはsdatextとsound_data.sdatを同じフォルダに入れ コマンドラインかバッチファイルで sdatext sound_data.sdat と打ち込み実行します。 成功すればsound_dataフォルダが作成され中にsound_data.smapというファイルがありますので それをテキストエディタなどで開くとシーケンスデータの一覧が表示されますので そこのnumberの欄の数字を参考にしてください。 以下さらに古い情報 標準ドライバ対応の2SF作成手順が確立され、多数の2SFがリリースされ始めています。unknownfileが2008年1月31日付けでリリースした標準ドライバ対応リッピング手引(Rev2)を日本語訳した(実際に試せる状況にないので翻訳の正確さは保証しません)ものをこのページに添付しておきます([[HALP PLOX_jp.zip>http://www16.atwiki.jp/soundfile?cmd=upload&act=open&pageid=20&file=HALP+PLOX_jp.zip]])。NDSエミュレータを改造して2SF作成ごとにコンパイルする必要があるためVC++環境が必須ですが、NDS側のアセンブラ知識などは必要ないようです。 標準ドライバ以外についても手引書(Rev0)が出ています。こちらはアセンブラ知識も要求される模様。 **Where to get information Halley's Comet Software Forum https://hcs64.com/mboard/forum.php ---- //管理者さん、HALP PLOX_jp.txtは間違ってアップしたので消しちゃってください(ついでにこの行も)