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概要
PSF(PlayStation Sound Format)は広義のPSF(Portable Sound Format)に属するPlayStationのサウンドフォーマットである。
仕様
作成方法
PSF Labを使用した方法
サウンドドライバの準備
上記の汎用ドライバを使用した具体的作成手順
標準形式(SEQ, VH, VB)の場合
___@スレ_氏が公開したMark Grass' Generic PSF Driverを使用した方法
MG_DRIVER.ZIPのMG_DRIVER.txtを参照。
Sony独自形式(SSsq, SShd, VB)の場合
Konami独自形式(KCETSeq, VH, VB)の場合
ツール
シーケンス・リズムデータ解析
clg2csv.exe
2ch某スレで提供された、PGconvの解析データclgをcsvに変換するソフト。
これがあると段違いに作成速度が速くなります。
clg2split.exe
2ch某スレで提供された、PGconv解析データclgを参照し、CD-ROMの生データ
の該当部分を切り出して単体ファイル化してくれるソフト。
※clg2csv, clg2splitは無くても困りませんが、あると作業がやりやすくなります。
タグ付け
VGMToolboxを使用した方法(スレ11-14氏)
VGMToolbox
http://sourceforge.net/projects/vgmtoolbox/
このツールには汎用ドライバ、タグ打ち機能が含まれており、PSFLabを使用した方法より、多少簡単に作成できる(アドレスやオフセットを毎回打ち込む必要がないため)。またこのツールではオリジナルドライバ(標準のSeq,vh,vbのみ)の作成もできる。(ただ、汎用ドライバ、タグ打ち機能、サウンドルーチンのアドレス検出はexternalフォルダ内の既存のツールを使用しているだけ)
オリジナルドライバの作成方法
準備
PsyQ SDK must be installed.
Be sure to add your PSYQ and PSYQ\\BIN folders to your PATH environment variable.
Also please create a PSYQ_PATH environment variable pointing to the top level PSYQ folder.
訳:
PsyQ SDK がインストールされている必要があります。
PSYQ フォルダーと PSYQ\BIN フォルダーを環境変数 PATH に追加してください。
また、PSYQ の最上位フォルダーを指す環境変数 PSYQ_PATH を作成してください。
ドライバ作成手順
1.VGMToolboxを起動し、VGMToolBox-Misc.Tools-xSF Tools-PSF-PSF Stub Creatorまで移動する。
2.Setting/Offsetsは基本弄らなくてOK。
Error received: Text Area + Size is greater than 0x80100000, this is not supported.
もし上記エラーが出た場合はAllow drivers with load addressにチェックを入れ、Load Defaultsを押し、PSFDRV_LOADの値を、「実際の値は ... です。」の値に書き換え、PSFDRV_PARAMの値をPSFDRV_LOADとPSFDRV_SIZEを足した値に書き換える。MY_SEQ_SIZE、MY_VH_SIZE、MY_VB_SIZEは用意したSeq、vh、vbのサイズがデフォルトの値を超える場合は適宜調整を。
3.OptionsのDriver Text Stringはゲーム名でも入れておけばよい。Add reverb...はリバーブ設定したい場合はチェックする。
4.Drop Files HereのスペースにEXEファイル(SLPS_XXX.XX、SLPM_XXX.XX等)をドラッグ&ドロップする。
5.成功すれば、[EXEファイル名].stub.c、[EXEファイル名].stub.binが作成される。
.binができない場合は、まずパスが通っているか確認。以下のようなシンボルが定義されていないエラーが出た場合は、このツールでオリジナルドライバを作るのは難しい。(ソニー提供のサウンドライブラリを使用していないため。ツールの不具合で解析できていない可能性もあるが。)
PSFDRV.OBJ : Error : Symbol 'SSSEQOPEN' not defined
PSFDRV.OBJ : Error : Symbol 'SSSEQPLAY' not defined
6.PSF-o-Cycleを起動し、Build Driver...を押す。
7.Stub file:に5.で作成したstub.binを指定する。
8.Original game EXE:にEXEファイル(SLPS_XXX.XX、SLPM_XXX.XX等)を指定する。
9.Build...を押し、ドライバ名を指定して作成する。
ここまでの工程でエントリポイントが変更され、サウンドルーチンのみが駆動するEXEファイル(ドライバ)が出来上がる。
PSF作成方法
1.VGMToolboxを起動し、VGMToolBox-Misc.Tools-xSF Tools-PSFまで移動する。
2.PSF Data Finderでseq, vh, vbを得る。
3.PSF MakerでPresetを選択する
汎用ドライバを使用する場合は、Davironica's Generic Driver または Mark Grass Generic Driver を選ぶ
オリジナルドライバを使用する場合は、PSF Stub Builder Defaultsを選び、Driver Pathに上記で作成したEXEファイルを指定する。
4.Source Filesでseq, vh, vbのあるディレクトリを選択する。
5.Output Folderで出力先ディレクトリを選択する。
6.必要に応じて、Try all possible...にチェックを入れる。
7.Make PSFsを押す。
8.作成できたら、PSF Timerで時間設定、xSF Tag Editorでタグ付けを行う。
ツール
2.PSF Data Finderでseq, vh, vbを得る。
使用法
readme.txtより
Start cmd.exe & run exe. for more information, run in no arg
使用例
サルゲッチュの内蔵音源を切り出す。(ver. 20120604)
C:\>bin2seq.exe -a C:\KKIIDDZZ.DAT 0 1024
サルゲッチュの内蔵音源を切り出す。(ver. 20141003)
C:\>bin2seq.exe rip C:\KKIIDDZZ.DAT 0 1024
第二引数:解析したいファイル名を絶対パスで指定。(パスにスペースが含まれる場合はパスを""で囲むことを忘れないように)
第三引数:解析したいファイルをファイルのどの位置から解析するか16進数で指定。(0で特に問題ないが、解析に時間がかかる場合は、バイナリエディタを使用して該当ファイルを開き、最初に現れるシーケンスもしくはヘッダのアドレス値を指定すれば多少速くなる。)
第四引数:指定した数だけseq,vhまたはsssq,sshdを探す。(メモリの許す限り多めに指定して特に問題ない)
ついでにsonyのゲームで使われているSSsqをmidに変換するものも作った。
(pgconvでも変換できるけどcmdで気軽に使いたくて)
Sssq2mid
ブレイヴフェンサー 武蔵伝のsqvをmidiに変換
Sqv2mid
最終更新:2025年04月17日 16:18