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その怪異は現れた
588 :創る名無しに見る名無し:2009/03/09(月) 22:02:34 ID:A6yluTCm
職人がいつもどおり爾子導への線を接続しようとしたとき──
「ふふふ……」
──その怪異は現れた。
「え、うわ!だ、誰だよお前!警察呼ぶぞぉ!ほ、本気だからな」
「ふふふ。そう怖がらなくても良い。ただ、PCを借りに来ただけさ」
「はぁ?」
「ふふふ。そう怖がらなくても良い。ただ、PCを借りに来ただけさ」
「はぁ?」
職人が混乱するのも全く意に着せず、その“黄色い頭”の“プリン”は、優雅に鍵盤を
叩いた。プリンが爾子導の検索窓に入力した文字列はこうだった。
叩いた。プリンが爾子導の検索窓に入力した文字列はこうだった。
“作ってみた 巨大プリン”
表示された検索結果のうち、一際再生数の多いものを二度打鍵。バケツ大のプリンを見
事に作り上げた製作課程の導臥が再生される。
それを見てプリンは一際口角を持ち上げた。
事に作り上げた製作課程の導臥が再生される。
それを見てプリンは一際口角を持ち上げた。
「良い腕だ。彼こそ私の作り手に相応しい。見つけた、見つけたぞ、ふふ、ふふふふふ」
恐れをなした職人が携帯を手に取った瞬間。プリンの笑顔と目が合った。それが職人の
見た最後の光景だった。
職人は姿を消し、プリンを作る導臥のみが延々と再生されていた。
見た最後の光景だった。
職人は姿を消し、プリンを作る導臥のみが延々と再生されていた。
〈了〉