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BL-2-025

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集

「君への熱情」


25 :君への熱情:2010/09/23(木) 15:47:52 ID:KJJfDmfe

思いつきで書いてみたので投下してみる


26 :君への熱情:2010/09/23(木) 15:49:47 ID:KJJfDmfe

「おかえり」
部屋に戻ってきたばかりの僕に、君は声をかけた。

「で、こんな夜中に何処に行っていたんだ?」

その君の優しい声を聞いただけで、僕の背中に熱いものがはしる。
そう、言える訳がない。
君が欲しくて―昂るこの気持ちを抑えるために、夜風にあたりに行っていたなんて。

「ちょっとね、月があんまり綺麗だったから。夜風にあたってきただけだよ」
僕は、精一杯の笑顔で、君に答える。

「……ふうん」

君は、そう言うと、いつものように、ふわりと包み込むように優しく僕を抱きしめた。
それは、この部屋に戻って来た時に、いつもお互いにしている、他愛も無い挨拶なのだけれど。

君に抱きしめられる―だだ、それだけで、僕の身体の深い処がまた、余計な熱を帯び始める。

「どうでも良いけど……無理はするなよ」
君は、僕を抱きしめたまま、そう言った。

「うん、そうだね……ありがとう」
僕は、やっとの思いで君にそう答える。
君への想いを封じたままで。

 *fin*

この板が細々とでも存続していってくれると良いかなーと思います
どうぞよろしく

※続きは、2-030 



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