トーポ山山頂に住むココロビトたち。
ココロビトの詳細は
種族を参照。
ニクミ:
「憎しみ」をベースに様々などす黒い感情を核に持ったココロビト。外見は7,8歳くらいの子供。
悪戯好きな性格だが、一族以外の種族には極めて冷徹で冷酷。
丑三つ時の間は、核となった憎しみの力が増幅し、己を生んだ全ての生物への呪詛の言葉を吐きながら世界中を徘徊する(人間でいう夢遊病のようなもの)。その状態のニクミを見た者は呪われると言われている。
他者の傷を抉ることに躊躇がない性格のせいか、逆上した相手に殺されることも多々あり、転生回数は一族内でも群を抜いて多い。
瞬間移動能力と、相手の「思い出したくないこと」を読み当てる能力を持つ。
イーダ:
「諦め」を核に持ったココロビト。外見は30代後半~40代前半の男。
とにかく無気力で物事に執着心がなく、物を失くしても飯を食いっぱぐれても「まあいいや」で全て済ます。
日がな一日寝ている事がほとんど。
戦闘の際もその姿勢が崩れることはなく、力の差があると分かったり少しでも不利になったりした途端に戦闘を放棄してしまうことも。
ただし、本気になった(諦めることを諦めた)時には凄まじい力を発揮する。
相手の“執着心”を断ち切る能力を持つ。
ノイギーア:
「好奇心」を核に持ったココロビト。外見は10代後半の男。
知らないこと、疑問に思ったことなどは調べなければ気が済まない性格で、野山を走り回って何日も家に帰らないかと思えば実験に熱中して何日も部屋にこもったりもする。
ぼろぼろになって帰ってきたり何日も寝食を忘れることも日常茶飯事で、トランキーロをひやひやさせている。
「実験」に他人を巻き込むことも多々ある。実験失敗の反省はするが、人を巻き込んだ反省はあんまりしない。
この一族には珍しく、積極的に多種族と交流もする。
化物じみた身体能力と、逆境になるほどあらゆる感覚が強化される能力を持つ。
トランキーロ:
「平穏」を核に持つココロビト。外見は10代後半の男。
ノイギーアと瓜二つの外見を持つ。違いは髪型と服装。
性格は穏やかでのんびり、争いや冒険をあまり好まない。が、ノイギーアに連れ出されたり、彼と間違われて騒動に巻き込まれることもしばしば。
そんなことがあるため、ノイギーアを時々微妙に恨んだりもするが引き摺らず、何だかんだで仲はいい。
荒れ狂うものを静める能力を持つ。また、トランキーロの作る料理やおやつを食べると、心が穏やかになり幸せな気分になる。
ミーコ:
「欲望」を核に持ったココロビト。外見は5歳ほどの子供。
とにかく自分の欲求に忠実で、欲求が満たされないと泣き叫んで駄々をこねる。それでも欲求が満たされないと分かると、欲求を満たすためにあらゆる努力を惜しまない変なところで努力家な一面も。
欲求の内容は子供らしいもの(お腹空いた、おもちゃが欲しい、など)だが、泣き声が非常にうるさい。
執着をなくせるイーダとは、良いコンビ。
一定回数ねだることで相手の持っているもの(有形、無形問わず)を奪い取る能力と、自分のもの(と定めたもの)を奪おうとする相手を弾き飛ばす能力を持つ。
ルーイ=トラスト クーイ=トラスト:
「信頼」を核に持ったココロビト。
詳細は
ジェミニの項を参照。
リーメイ:
「警戒心」を核に持ったココロビト。外見は30代の女性。
核になっている心に違わず非常に警戒心が強く、集落のはずれにある家からほとんど出てこない。
他者との交流にもかなり用心深く、相手の言動はまず疑ってかかるほどの徹底ぶり。
気難しく排他的な性格が強いが、警戒心を緩めた相手には優しい面も覗かせたりする。
隠された罠や伏兵を見破る能力と、狼に変身する能力を持つ。
天気のいい日には狼の姿で日光浴をしていることも。
ネルウィン:
「恐怖」を核に持つココロビト。外見は20歳前後の女性。
常にびくびくおどおどとした臆病な性格で、相当な怖がり。ちょっとした物事にも過剰に驚き、怯える。
また、新しい物事に手を出すことを嫌がるというやや保守的な一面もある。
争いや戦闘も苦手だが、それよりも怖いこと(大切なものを失うとか)があると頑張る。
自分以外の全てを拒絶する結界を作る能力を持つ。
アーベリア:
「愛情」を核に持ったココロビト。外見は高齢の女性。
一族のまとめ役のような存在。厳しくも優しく大らかに一族の者たちを見守る。
自己を愛し、他を愛し、愛されることを好む。
普段は無口で行動によって意思を示す事が多いが、然るべき時にはきちんと言葉で意思表示をする。
大切なものを、あらゆる脅威から守る能力を持つ。
最終更新:2013年12月13日 10:33