【機械】
100年ほど前に海から突如現れた何か。
動植物や人など何かしらの姿をもつもの(機械種)や鉄屑のような形をしているもの、肉体を持たない所謂情報生命体のようなものに分けられる。
機械種の中には友好的な個体もいるが、大半は攻撃的で生命体(正確には生命体の持つ生命情報)を狙う。
生命体を食らう、寄生するなど、あらゆる手で生命情報を自らに取り込もうとする。
謎の物体として名前がなかったが、当時の王の下に客人としていた異人が「機械」の名をつけ、それが浸透した。
とある海底にある洞窟のさらに最奥に地下の中心部へと進む大穴があり、中心部には体長数メートルもある全体の4分の3程度が機械化した肉塊があり、それが機械種の間で“母体”と呼ばれてる。
“母体”はそこで、機械種が取り込んだ生命の情報を得て機械種を生み出し続けている。
【“母体”と機械種の関係】
母体から生み出された機械種は大小問わず全員母体と繋がっている。
機械種が生命体から得た生命情報は全て母体へと送られ、その情報を元に母体が機械種を生み出す。
生み出された機械種は元となった生命体の影響を強く受けるため、機械種たちはより強い生命情報を取り込まんとしている。
母体が生み出した機械種は、最初は全て巨大な種子の形をした殻に守られている。
それを外界へと吹き飛ばし、地(魚型なら海のどこか、動植物なら地上など)に降り立って初めて殻が破れ、機械種が生まれる。
最終更新:2014年06月22日 22:02