人類が万物の霊長の座から降りて、20年の歳月が経っていた
始まりは1999年7月、ノストラダムスの大予言で沸いていた時期
本当に、それは空からやって来た
明らかに、地球のそれとは違う象をした、全長数kmに及ぶ、妙に生物的なフォルムの宇宙船と呼ぶべき代物が数十隻
その船が甲虫の様な羽を広げたと思ったら、無数の物体が飛び出したのだ
飛び出した物体は1m位のモノから、全長数十mに至るモノ迄混在し、フォルムは複数種
それが文字通り、無数に湧いたのだ
最初に狙われたのは、人口密集地域
彼らにとって狩り易いのだろう
次々に降り立ったモノは、人を次々と捕食し都市は大混乱に陥った
当然警察や軍隊も出動したが、ミサイルは羽音による衝撃波で届かず
銃は硬い外骨格に阻まれ、効果が出ない
そして、録な軍備が無いアフリカ、中東、東南アジア、範囲が広すぎてカバー出来ない、インド、中国、オーストラリア、南米大陸が相次いで陥落し、あらゆるラインが寸断され、人類の地図から消えた
その中、NATO軍と英仏独軍とロシア軍、其に米軍と日本の自衛隊が辛うじて戦線を維持し、撤退の時間を稼いだ
逃げ出そうとした民衆は、逃げ出す先が無く綺麗に刈り取られ、邪魔な服を綺麗に剥がされてから肉団子にされた
戦闘機で戦闘してたパイロットに取り付き、コクピットを破壊したモノがそのまま引きずりだし、飛びながらパイロットを剥いて、地上に作り上げた巣に運んで言ったのを見た時、各国首脳は唖然としたのだ
話が通じないどうしようも無い敵
通常兵器が思った様に通用しないと確認されるとあっさり核を使う
だが、相手は宇宙を旅して来た蟲である
一般種を駆逐出来たのだが、母艦型のモノを撃墜する所か、エネルギーとして吸収されてしまう
恐らく、宇宙を渡る際に、恒星からエネルギーを貰ってたのだろう
そして脅威に気付いた蟲達の反撃
ロシアは全てのミサイル基地を侵食され、米本土は強力な軍事力が有るにも関わらず、巣の場所として使われ、人口4億の大部分が彼らの餌になり
僅か20万程度が、太平洋を渡って日本に避難し、半分が海中に迄進出した蟲に襲われ、10万に減った米国民を同盟国として日本は受け入れた
そんなカタチで、地球に到達した地球外生命体との初めての接触は、そのまま人類の存亡に直結するハメに陥った
完全に防戦に徹してた日本やドイツ、亡命した米国の科学者を中心に研究され、彼らの名称が付けられた
宇蟲(Galaxy Bug)と命名され、行動様式はまんま蜂や蟻の社会性昆虫と酷似し、彼らは繁殖地として地球を見付けたと結論付けられた
そして人間を越える反射神経と怪力、戦車を越える装甲を併せ持ち、ジェット戦闘機と並ぶ機動を行い、前肢は蟷螂の如く鋭く人間をスライスし、羽音は衝撃波を生み出してみせた
銃撃は全て弾かれ、砲弾は衝撃波や外骨格装甲で弾き、ミサイルや爆弾は衝撃波で返された
そんな中、一番有効な攻撃手段が見つかったのである
原始的な刀剣による、関節に対する攻撃
関節だけはどんな生物も脆い
その複眼すら、強化ガラスもかくやという装甲で覆われてた彼らの唯一の弱点
そこを精密に狙い、斬り落とし、内部組織が露出した時にそのまま突き刺す
この戦術が確立されると、これを元に一気に兵器開発が行われた
戦闘機のエンジンに剣を精密に振るマニュピレーターを装備し、必要に応じて射撃武器に切り換え、人口知能による補助を伴う汎用機
兵器としては究極の役立たずが、事態打開の鍵と認識され、人間の身体を模した兵器が一気に開発された
産業がまだまだ生きてた日本と亡命米政府が共同で開発したその人型兵器は、剣突撃型汎用武器換装人口知能補助システム(Sword Assault MUltifunction all Range weapon A.I support system)
その単語をもじって、人型兵器は侍(SAMURAI)と呼ばれる様になった
基本格子は全長10m位の機体に背中に一対の可変翼と脚に二基のジェットエンジンと可変補助翼
腰には、日本の鍛造技術で造られた高周波振動する巨大な日本刀と各種火器を備え、搭乗者に網膜投影ディスプレイによる補助と、全天視界モニター
AIによる半自動制御を行い、パイロットを補助した
侍の投入により、戦線の押し戻しに成功した日本は、コア以外はそのまま英仏独露にも公開提供し、何とか人類は膠着状態にする事に成功したのである
※※※※※※※※※※
始まりは1999年7月、ノストラダムスの大予言で沸いていた時期
本当に、それは空からやって来た
明らかに、地球のそれとは違う象をした、全長数kmに及ぶ、妙に生物的なフォルムの宇宙船と呼ぶべき代物が数十隻
その船が甲虫の様な羽を広げたと思ったら、無数の物体が飛び出したのだ
飛び出した物体は1m位のモノから、全長数十mに至るモノ迄混在し、フォルムは複数種
それが文字通り、無数に湧いたのだ
最初に狙われたのは、人口密集地域
彼らにとって狩り易いのだろう
次々に降り立ったモノは、人を次々と捕食し都市は大混乱に陥った
当然警察や軍隊も出動したが、ミサイルは羽音による衝撃波で届かず
銃は硬い外骨格に阻まれ、効果が出ない
そして、録な軍備が無いアフリカ、中東、東南アジア、範囲が広すぎてカバー出来ない、インド、中国、オーストラリア、南米大陸が相次いで陥落し、あらゆるラインが寸断され、人類の地図から消えた
その中、NATO軍と英仏独軍とロシア軍、其に米軍と日本の自衛隊が辛うじて戦線を維持し、撤退の時間を稼いだ
逃げ出そうとした民衆は、逃げ出す先が無く綺麗に刈り取られ、邪魔な服を綺麗に剥がされてから肉団子にされた
戦闘機で戦闘してたパイロットに取り付き、コクピットを破壊したモノがそのまま引きずりだし、飛びながらパイロットを剥いて、地上に作り上げた巣に運んで言ったのを見た時、各国首脳は唖然としたのだ
話が通じないどうしようも無い敵
通常兵器が思った様に通用しないと確認されるとあっさり核を使う
だが、相手は宇宙を旅して来た蟲である
一般種を駆逐出来たのだが、母艦型のモノを撃墜する所か、エネルギーとして吸収されてしまう
恐らく、宇宙を渡る際に、恒星からエネルギーを貰ってたのだろう
そして脅威に気付いた蟲達の反撃
ロシアは全てのミサイル基地を侵食され、米本土は強力な軍事力が有るにも関わらず、巣の場所として使われ、人口4億の大部分が彼らの餌になり
僅か20万程度が、太平洋を渡って日本に避難し、半分が海中に迄進出した蟲に襲われ、10万に減った米国民を同盟国として日本は受け入れた
そんなカタチで、地球に到達した地球外生命体との初めての接触は、そのまま人類の存亡に直結するハメに陥った
完全に防戦に徹してた日本やドイツ、亡命した米国の科学者を中心に研究され、彼らの名称が付けられた
宇蟲(Galaxy Bug)と命名され、行動様式はまんま蜂や蟻の社会性昆虫と酷似し、彼らは繁殖地として地球を見付けたと結論付けられた
そして人間を越える反射神経と怪力、戦車を越える装甲を併せ持ち、ジェット戦闘機と並ぶ機動を行い、前肢は蟷螂の如く鋭く人間をスライスし、羽音は衝撃波を生み出してみせた
銃撃は全て弾かれ、砲弾は衝撃波や外骨格装甲で弾き、ミサイルや爆弾は衝撃波で返された
そんな中、一番有効な攻撃手段が見つかったのである
原始的な刀剣による、関節に対する攻撃
関節だけはどんな生物も脆い
その複眼すら、強化ガラスもかくやという装甲で覆われてた彼らの唯一の弱点
そこを精密に狙い、斬り落とし、内部組織が露出した時にそのまま突き刺す
この戦術が確立されると、これを元に一気に兵器開発が行われた
戦闘機のエンジンに剣を精密に振るマニュピレーターを装備し、必要に応じて射撃武器に切り換え、人口知能による補助を伴う汎用機
兵器としては究極の役立たずが、事態打開の鍵と認識され、人間の身体を模した兵器が一気に開発された
産業がまだまだ生きてた日本と亡命米政府が共同で開発したその人型兵器は、剣突撃型汎用武器換装人口知能補助システム(Sword Assault MUltifunction all Range weapon A.I support system)
その単語をもじって、人型兵器は侍(SAMURAI)と呼ばれる様になった
基本格子は全長10m位の機体に背中に一対の可変翼と脚に二基のジェットエンジンと可変補助翼
腰には、日本の鍛造技術で造られた高周波振動する巨大な日本刀と各種火器を備え、搭乗者に網膜投影ディスプレイによる補助と、全天視界モニター
AIによる半自動制御を行い、パイロットを補助した
侍の投入により、戦線の押し戻しに成功した日本は、コア以外はそのまま英仏独露にも公開提供し、何とか人類は膠着状態にする事に成功したのである
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