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創作発表板 ロボット物SS総合スレ まとめ@wiki

予告編2

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これは偶然重なってしまった異なる世界、交わり紡がれていく物語。

神の如き性能のマザーコンピュータによって支配された完全管理社会。その端末を兼ねる、人間を超える人間として創られた人工人間。
人類が生み出した中で究極かつ完璧な統治システムと完全な人間達を創ってしまった日本人は、優秀な「子供達」に本土から追い出されてしまう。
海上都市での生活を余儀無くされた日本人の人口は全盛期の半分以下、五千万人となっていた。
一部に本土奪還を目指す者はいるものの、皆「子供達」による保護と管理によって平穏な日々を送っていた。
誰もが知る歴史であり、現実。だがそうなっていない世界があるとしたら。
海上都市連合「正統日本」に所属する、旧式の小型海上都市「姫路」。
姫路守備隊重歩兵小隊隊長、清水静は全く違う世界へ召喚されてしまう。
偶然だったのか、それとも必然だったのか。答えは神のみぞ知る。
動き始めた運命の車輪は止まる事を知らず、更に速く激しく廻り続ける。










劇場版 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 異世界からの来訪者 予告編




重装甲強化服の右脇に装着してある連装発射筒から放たれた100mm超振動極熱ミサイルは対戦車用に使われる切り札。
比喩ではなく本当に蟻一匹すら逃さない神の目の索敵と情報解析、1mmの誤差も無く正確無比に迎撃する嵐の如き間接防御射撃を潜り抜けて、
絶大な防御力の戦車に一撃で修復不可能な致命傷を与えられるように開発された。
レーダーに映らず、目に見えず、音も無く、匂いすら無く、あらゆる探知手段から逃れる高度な遮蔽と情報解析による精密な誘導を行いながら地表すれすれを飛行する対戦車ミサイルは、
最強無敵ロボ・ネクソンクロガネの足元に到達すると慣性の法則を無視したような急上昇で顎に直撃、爆裂した。
ボクサーの渾身のアッパーカットで顎を下から突き上げられたように態勢を崩して後ろへ倒れていくネクソンクロガネの目から悪山の機械恐竜に放たれるはずだった二条の極光、ネクソンクロガネビームが虚空を薙ぐ。
そのまま倒れると思ったが、素早く片足を後ろに引いて態勢を立て直した。
「ダメージ無し、か」
ミサイルが直撃した顎下部に全く損傷が無い。
振動波と逃げも離れもせず極短時間で急速に伝播する特殊熱の相乗作用、分解蒸発で敵を撃破する振動熱兵器は絶大な威力を発揮する。耐振動熱防御と防御用振動熱発生機能の両方が無いならその威力は正に地獄の如く。
特に100mm対戦車超振動極熱ミサイルは通常の振動熱兵器よりも強力な超振動波と極大特殊熱を使用する。
欠片すら残さず完全に分解蒸発する危惧を考慮して、振動熱の威力を10分の1以下に調整して撃ったのだが杞憂でしかなかったようだ。流石は異世界のスーパーロボット、か。
巨人の顔が離れた場所にいるこちらを向き、碧眼が正確にこの三式重装甲強化服ブルーショルダーカスタムを見据えている。
ネクソンクロガネの全高は29.30m。重装甲強化服は全高3mと足底に装備した機動靴の15cmを合わせて3.15mしかない。全高だけで約10倍も差がある。巨人と小人、簡単に踏み潰せる体格差。
いや、それ以前にスーパーロボットと二世代も旧式の量産機では話にならない。戦えばどちらが勝つか、言うまでもないだろう。そんな事は骨身に染みて理解していた。
自分の役割は悪山の支援であり真正面からネクソンクロガネを打倒する事ではないが、並大抵の攻撃は全く通用しないのはさっき証明されたばかり。
手加減して対抗出来る相手ではない。全力で戦わせてもらおう。
現実と全く変わらない仮想訓練で飽きる程戦い続けてきたが、スーパーロボットとの戦闘経験は無い。自分の実力と重装甲強化服の性能がどこまで通じるのか試してみるのも一興。
自身の名前のようにどんな戦闘であろうと冷静であり続けてきたが、今に限っては子供のように気分が高揚していた。
こんな気持ちになった事は一度も無い。次元の異なる世界に召喚されてスーパーロボット相手に戦いを挑もうとしている今の異常な状況が精神に影響を与えているのかもしれない。
「行くか」
右脇の連装発射筒から二発目の100mm超振動極熱ミサイルを調整無しの最大威力で発射。同時に機動靴の自在車輪が最大出力で唸りを上げ、地形に合わせて自在に形状を変化させる。
右手に主兵装である25mm重機関砲、左手に鞘から抜刀した150cm振動熱斬刀を構えながら、時速100kmを超えるローラーダッシュでネクソンクロガネに向かう。

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