スキャンのバザルソLJ

「貴様らぁ、俺の本当の実力、見せてやろう!」

【名前】 スキャンのバザルソLJ
【読み方】 すきゃんのばざるそえるじぇー
【声】 高階俊嗣
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic36「走れ、アグリ!」
【所属】 機械禦鏖帝国マトリンティス
【分類】 マトロイド
【地形】 競技場
【特技】 運動量数値化スキャンアイ、電撃ニードル、
肉体改造マジックハンド
【指令】 優秀なアスリートを拉致し、
メカ人類によるしもべ兵士軍隊を作る
【趣味】 腕立て伏せ(させる方)
【生物モチーフ】 ハナイカ
【名前の由来】 ユニサル
ソルジャー

【詳細】

10サイのロボゴーグ」の鬼才ブレインによって開発された運動量数値化型スキャンタイプマトロイド。

ターゲットの持久力や瞬発力などの様々な身体能力を瞬時にスキャン、正確にポイント数値化する機能を搭載している。
更に高得点のアスリートにサイボーグ手術を施す刺々しいマジックハンドを隠し持ち、得点の低い相手には腕立て伏せを強要する。

ガチガチの体育会系の軍人のような口調で喋り、基本的にロボゴーグ以外の誰に対しても厳しく接する。
スキャンの結果数値が低い相手に腕立て伏せを強制し、回数は魔虫兵ビービに対しては1000回だが、レッドに対しては10000回を要求している。

強靭な肉体を持つアスリートを球体状のエネルギーで拉致、マトリンティスの技術力による改造手術でメカ人類の兵隊にしようと目論む。
各運動大会で優勝したアスリートを攫っては何処かに監禁し、スーパーゴセイジャーを相手にしても優位に立つ程の戦闘力を発揮。

あちこちの大会で優勝したアスリートを攫っていたが、基本的に戦闘と破壊活動を目的としていないので動きが素早く、ゴセイジャーも捕らえる事が出来ずに終わる。

アグリが特訓の末に短距離走の大会で同時優勝を成し遂げ、もう1人の優勝者の青年・中村直人と共に拉致。
拉致した場所で直人をサイボーグ手術でメカ人類にしようとするが、目を覚まして変身したスーパーゴセイブラックに阻止され、他の4人とゴセイナイトも駆け付けるとなす術もなく、「ミラクルゴセイナイトダイナミック」により敗北。

その直後、ビービネイルによって巨大化する(上記の台詞はその際のもの。)。
ゴセイグレート、ゴセイアルティメットに剣で立ち向かうも苦しめられ、最期はアルティメットゴセイグレートの「アルティメットグレートストライク」を受け爆散した。

【メカ人類】

身体能力の高い人間が「スキャンのバザルソLJ」によって機械化改造された状態。

攻撃力と防御力が飛躍的に向上しており、バザルソLJの指揮の下で地球侵略の兵士として用いる予定だった。
強靭な肉体を持つアスリートを狙い、あちこちの大会で優勝した選手達を次々と拉致していく。

アグリは自らバザルソLJに捕まり、バザルソLJがゴセイジャーに倒された事で計画は頓挫。
機械要塞ターミネル内の映像に一瞬だけ集団で登場している。

その後、マトリンティスはメカ人類の発展版となる「サイボーグのブレドRUN」を誕生させている。

デザイナー・酉澤安施氏によれば、「登場時間が短いため、バザルソLJとは逆に一瞬で認識でき、分かりやすいデザインにした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

【余談】

デザイナー・酉澤安施氏によれば、「相手の能力をサーチする機能を持つ点から『擬態する生物』を連想し、海底を歩くハナイカの形をボディに活かして、イカの胴体にあたる部分を後頭部に置き、『そこに様々な武器を隠している』というスタイルになっているが、モチーフを分からせる事よりもモチーフを隠して入れ込む事が大変だった」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

行おうとしたサイボーグ手術は後に「サイボーグのブレドRUN」を誕生させる伏線になったと思われる。
武器の剣は『仮面ライダー電王』のウルフイマジンの半月刀をリペイント。

最終更新:2017年09月18日 12:32