スコーピオン・ゾディアーツ

「認めない 私の進化が、こんなところで終わるだなんて!」

【名前】 スコーピオン・ゾディアーツ
【読み方】 すこーぴおん・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 竹本英史/虎南有香
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【登場話】 第2話「宇・宙・上・等」~
第6話「電・撃・一・途」
第8話「鉄・騎・連・携」~
第10話「月・下・激・突」
第12話「使・命・賢・命」~
第15話「聖・夜・合・唱」
第18話「弦・流・対・決」
第36話「本・気・伝・歌」
【分類】 ゾディアーツ/ホロスコープス
【スイッチ】 スコーピオンスイッチ
【最輝星】 アンタレス(赤、胸中央)
【スイッチャー】 園田紗理奈
【特色/力】 毒針から打ち込まれる猛毒、
華麗な蹴り技
【星座モチーフ】 さそり座

【詳細】

「スコーピオン」のホロスコープススイッチで天ノ川学園高校高2年B組の担任・園田紗理奈が変身したさそり座のパワーを宿すホロスコープスの一員。

頭部は大きなサソリが繋がった形状で、着用している羽織には星のような文様の装飾がある。
元々は「こいぬ座のゾディアーツ(カニスミノル・ゾディアーツ)」だったが、ラストワンを超えホロスコープスとなった事が第15話で明かされている。

白兵戦では足技を主体とし、素早い連続攻撃を得意とする。
また、後頭部のサソリの尻尾を伸ばして遠距離攻撃を行う事もでき腕からは強力なビームを発射。
戦法の特性上、近中距離戦に優れているが遠距離戦には不向きで、フォーゼとの戦闘では飛び道具主体のファイヤーステイツに2度追い詰められている。

「我望光明」の命で現状に強い不満を持つ天高生徒にゾディアーツスイッチを渡し、行動を助けゾディアーツの活動を促進、障害となるフォーゼを妨害する不穏な動きを見せている。

第13話では幾度となく邪魔をしてきたフォーゼを抹殺するのに行動を開始。
1度はゾディアーツとなった三浦に再接近して新たなスイッチを渡そうとする一方、分身として生み出したダスタードでフォーゼを始末しようとする。
素顔のまま三浦に接近し、スイッチに魅せられ茫然とする背後でゾディアーツに変身。

第14話では「ホロスコープス」だけが使用できる力「超新星」によって最強にして凶悪な姿・スコーピオン・ノヴァへと変貌、結局はフォーゼに敗退。
正体を弦太朗達へ知られる前にリブラ・ゾディアーツによって回収され、我望光明にスイッチを没収される。以降は再起を目論みながらも継続し弦太朗達の担任を勤める。

その後、第18話でメテオの脅威と汚名返上を理由に我望光明にスイッチ返還を懇願して久々に変身、リンクス・ゾディアーツを倒したフォーゼの前にリブラと共に2対1の戦闘へ持ち込むが、介入したメテオの相手をする事になり、メテオの必殺技・スターライトシャワーを受け敗北。
上記の敗北を拒絶する台詞を残して変身を解除(メテオは言葉に対して「それがお前の限界だ」と返している)、ショックで気を失ったが再び正体が晒される前にリブラに抱えられ撤収される(賢吾達には「変身者は女性」としか認識がなされていない)。

敗北後、園田は2度もライダーに敗北した事で見限られ、我望の命を受けたヴァルゴ・ゾディアーツによって「ダークネビュラ(実際はM-BUS)」へ送られた。

第36話ではスコーピオンスイッチをレオ・ゾディアーツが使用する事で再登場を果たす。
本来のスイッチャーを倒したメテオの強化体(メテオストーム)を追い詰める実力を見せつける。

『ネット版 仮面ライダーフォーゼ みんなで授業キターッ!』では本編の裏における園田紗里奈の動向が描写されているが、かなり駄目なキャラとして描かれている。

【余談】

スイッチャーの名前は「さそり(なのだ)」のアナグラムとなっている。
正体については自身の星座が「蠍座」だという大杉忠太、変身時のスコーピオンと同じ手の動きをした速水公平など複数のミスリードが仕掛けられていた。
変身中は一人称が「私」以外は男性的な口調に変化する。

第29話で大杉先生が「園田先生がいなくなったのは弦太朗達のせい」と発言しているが、ある意味で間違いではない。
第46話で大杉先生はJKの耳打ちから園田の正体を知るが、今更になって驚愕し、ライダー部に「遅いって」と突っ込まれた。

声を演じる竹本英史氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は初となる。

最終更新:2016年01月28日 14:59